ディオとメルは今回時空戦士の奥底に秘めた心中を引き出す役なので、なりきりダンジョンのキャラクターがメインの作品を求めているなら向かない作品かもしれません。ただしファンタジアのその後を知りたい方にはぴったりのドラマCDです。
ファンタジアのドラマCDで顕著だったギャグもほどほどに抑えられており、なりきりダンジョンの世界観を崩さない良作になっています。
原作の「カオスの洞窟(魔鏡の間)」で語られる時空戦士の心境や、矢島さら先生の「真紅の瞳」などの外伝が好きな方だとハマるかと思います。
チェスターとアーチェ、クラースとミラルドの恋愛観がそれなりに綴られているため、大丈夫な方はぜひ。(クレスとミントも少しあります)