トゥモロー・ネバー・ダイ〈特別編〉 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, 字幕付き, 吹き替え, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ジョナサン・プライス, ピアース・ブロスナン, ロジャー・スポティスウッド, ミシェル・キング, テリー・ハッチャー |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 59 分 |
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商品の説明
商品紹介
<キャスト&スタッフ>
ジェームズ・ボンド…ピアース・ブロスナン ( 神谷 明 )
エリオット・カーヴァー…ジョナサン・プライス ( 谷口 節 )
ウェイ・リン…ミシェル・ヨー ( 松熊明子 )
パリス・カーヴァー…テリー・ハッチャー ( 相沢恵子 )
監督:ロジャー・スポティスウッド
製作:マイケル・G・ウィルソン
製作:バーバラ・ブロッコリ
脚本:ブルース・フェアスタイン
<ストーリー>
世界の情報を操作し、第三次世界大戦を誘発させようと画策するメディア王カーヴァー。ボンドは中国とイギリスの衝突を阻止すべく、カーバーの元へ潜入。そこで出会った女スパイ、ウェイ・リンと共に、ボンドは巨悪に立ち向かう!
●字幕翻訳:戸田奈津子 ●吹替翻訳:岸田恵子
<特典>
●音声解説(監督&スタッフ)
●ファイナル映像とストーリーボードの比較(9種)
●ミュージック・ビデオ: シェリル・クロウ
●ドキュメンタリー: “007の秘密"
●デビッド・アーノルド(音楽)のインタビュー
●SFXクリップ
●オリジナル劇場予告編集(2種)
●GADGETS - 秘密兵器(3種)
Amazonより
中国と英国との間に一触即発の事態が発生。その影にメディア王カーヴァー(ジョナサン・プライス)の存在が浮かび上がり、ジェームズ・ボンド(ピアース・ブロスナン)は彼に戦いを挑む。シリーズ第18作にして、5代目ジェームズ・ボンドことピアース・ブロスナンの出演第2作。
今回はヒロインに香港のアクション女優ミシェル・ヨーを迎えたことで、生身のアクションがより映えることになり、もはやヒロイン=ボンドガール=添え物というイメージはシリーズから消えうせている。監督は『シックス・デイ』などのアクション派ロジャー・スポティスウッドがシリーズ初登板。編集マン出身なの彼だけに画面の切れがいい。音楽のデヴィッド・アーノルドは大の007ファンとしても知られており、今回は念願の抜擢となった。主題歌はシェリル・クロウ。k.d.ラングの挿入歌もあり。(的田也寸志)
レビュー
監督: ロジャー・スポティスウッド 出演: ピアース・ブロスナン/ジョナサン・プライス/ミシェル・キング/テリー・ハッチャー
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
第3次世界大戦を勃発させ、それを自身のTVネットワークで独占放送しようとするメディア王。彼とボンドの闘いを、壮大なスケールで描いた人気シリーズの第18弾。
-- 内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- EAN : 4988142068323
- メディア形式 : 色, ドルビー, 字幕付き, 吹き替え, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 59 分
- 発売日 : 2001/5/18
- 出演 : ロジャー・スポティスウッド, ピアース・ブロスナン, ジョナサン・プライス, ミシェル・キング, テリー・ハッチャー
- 字幕: : 英語, 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- ASIN : B00005HY4C
- ディスク枚数 : 1
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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出演∶ピアース・ブロスナン、ジョナサン・プライス、ミシェル・ヨー、テリー・ハッチャー、リッキー・ジェイ、ジョフレー・パーマー、ジュディ・デンチ、サマンサ・ボンド、デズモンド・リュウェリン、ゲッツ・オットー、ヴィンセント・スキャベリ、ジョー・ドン・ベイカー、コリン・サーモン、ジュリアン・フェロウズ、ジェラルド・バトラー(←その他大勢の中に、後の主演級スターのバトラーくんが!?)
監督:ロジャー・スポティスウッド
3代目ジェームズ・ボンド=ロジャー・ムーア以降、新作が来るたびに欠かさず封切館に足を運んで見ていたが、5代目ピアース・ブロスナンに替わったところで、それが途絶えたのですが、ブロスナン=ボンドの2作目『トゥモロー・ネバー・ダイ』で再び劇場に馳せ参じた。ボンドガールが、ミシェル・ヨーだったからだ。
中国系マレーシア人(華僑)のミシェル・ヨーは、1980年代から香港映画でアクション女優としてブレイク(当時はミシェル・キング)。日本で有名になったのは、ジャッキー・チェンと共演した『ポリス・ストーリー3』あたりからだろうか。"女ジャッキー"と言いたくなるほどの見事なアクション女優ぶりでした。(それ以前に、真田広之と共演した『皇家戦士』というアクション映画もあリましたね)
数年後、彼女が新たなボンドガールだと知って、久々にボンド映画の封切館に足を運んだ。アジア女優のボンドガールというのは、初代ボンド=ショーン・コネリー時代『007は二度死ぬ』のジャパニーズ·ビューティ若林映子と浜美枝以来30年ぶりだろう。日本の女優陣にはアクションらしいアクションはなかったが、さすが"女ジャッキー"、ジェームズ・ボンドの向こうを張って胸のすくアクションを見せてくれます。
[物語] 英国情報部はロシア当局と合同で、ロシア国境で行われる武器取引マーケットを調査をしていた。潜入したジェームズ・ボンド(ブロスナン)の隠し撮り映像で、大物テロリストや武器商人の取引き現場を確認した英露合同本部は、英国海軍の軍艦に巡航ミサイルでの攻撃を命ずる。だが発射の後で、現場に危険な核魚雷があることが発覚。ミサイル自爆の電波は届かない。ボンドの機転で核魚雷搭載の戦闘機を強奪に成功して脱出。間一髪、核汚染は免れるのであった。
その後、南シナ海を航行中の英国艦が艦内レーダーの表示では公海に居るはずなのに、中国の戦闘機から領海侵犯の警告を受ける。そこへ謎のステルス艦が現れ、英国艦を特殊魚雷で沈没させ、中国戦闘機をミサイルで撃墜する。英国艦の生存者たちを中国製の弾丸で皆殺しにして、ステルス艦は痕跡を残さず姿を消す。実際には中国領海内であったため、英中間に緊迫が走る。英国情報部は、事件発生時に謎のGPS電波が発信されていた事実を知る。
事件の公表が押さえられていたにも関わらず、有力新聞トゥモロー紙が事件の詳細をスクープする。トゥモロー紙を発行するのは、最新の通信衛星を持つ巨大メディア・コングロマリット「カーヴァー・メディア・インターナショナル」。その経営者は世界中の情報を自在に操作する"メディア王"カーヴァー。カーヴァーが戦争勃発を演出していると疑う英国情報部長M(デンチ)は、銀行家に化けたボンドを、ハンブルクで行われるカーヴァーのパーティに送り込む。
パーティ会場の裏のカーヴァーの本部に侵入したボンドは、敵陣内で、中国新華社通信からパーティに来ていた女性記者ウェイ・リン(ヨー)と鉢合わせする。彼女の正体は中国情報部の女スパイであった。二人の侵入が発覚し、新聞印刷工場などで激しい銃撃戦を繰り広げるボンドは、辛くも脱出に成功するが……。
元来は、ボンドの活躍ぶりに美しい一輪の花を添える役目のボンドガールだが、ミシェル・ヨーはボンドと一緒に機関銃をぶっ放し、廻し蹴りで大男をなぎ倒す大活躍だ。左右の手に1挺ずつ機関銃を持って暴れる様子は香港映画『アゲイン 男たちの挽歌Ⅲ』のアニタ・ムイの勇姿を彷彿とさせる。ボンドと二人乗りのバイク・アクションは『ポリス・ストーリー3』のジャッキー・チェンを意識したのかな?
でも彼女のスゴいところは、ただのアクション女優では終わらなかったこと。もちろん、本作以降も『グリーン・デスティニー』『レイン・オブ・アサシン』などアクション系、武侠系の映画が多いのだが、リュック・ベッソン監督の『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』では実在のアウンサンスーチー女史を演じ、還暦の声を聞いた頃にSF映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー主演女優賞に輝いたのには驚きました。
娯楽アクション映画としては、相変わらずかなりのハイレベルをキープしていて感心する。主演俳優を何代も替えながらも数十年。はっきり言ってマンネリのパターンなのだが、決して飽きさせないのがスゴい。ハリウッド製ド派手アクション路線の映画が世界的な主流になってゆく中、オールドファンとしては、007初期のイギリス風の洒落たウィットとユーモアに富んだオトナの雰囲気からの変化を余儀なくされた苦しみが痛感されます。
昔の"オトナの雰囲気"を是とするファンの批判を浴びながら、ド派手アクションに慣れた新世代映画ファンのニーズにも応えようとする製作サイドのジレンマが感じられる中で、興行的に成功し続けている。映画史上最も成功したシリーズだろう。さて、いつまで続くのか楽しみです。
[余談] 5代目のピアース・ブロスナンになってからの邦題は長い原題をカタカナにしただけのものが目立つ。『トゥモロー・ネバー・ダイ』『ワールド・イズ・ノット・イナフ』『ダイ・アナザー・デイ』……。昔の『ロシアより愛をこめて』『ダイヤモンドは永遠に』『死ぬのは奴らだ』『私を愛したスパイ』など"芸のある"邦題が懐かしい。(あ、昔はまだ原作小説があって、その邦題を使ってたからか……)
また本作品はピアース・ブロスナンがボンドを演じる4作品の中で唯一「味方の裏切り」が無い作品です。味方(あるいは護衛対象者)から裏切り者が出るとストーリーが暗くなります。本作品は英国と中国間の国際緊張からの軍事衝突を目論む悪の組織の仕掛けで幕を開けます。その悪の企みを英国と中国の諜報員が力を合わせて阻止するという大変明るいストーリーです。
最後の水中での二人のキスシーンが本作品の背景を象徴しているようで感動的でした。
マズマズの満足度です。
面白かったです。
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2024年3月10日にインドでレビュー済み