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天国までの百マイル [VHS]

時任三郎 (出演), 大竹しのぶ (出演), 早川喜貴 (監督) 形式: VHS

3.1 21個の評価

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フォーマット	色
コントリビュータ	時任三郎, 羽田美智子, 八千草薫, 早川喜貴, 柄本明, 大竹しのぶ
稼働時間	1 時間 41 分

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商品の説明

◆映画タイトル：天国までの百マイル ◆公開年・配給：2000年・日活 ◆時間：カラー 101分 ◆原作：浅田次郎 ◆監督：早川喜貴 ◆出演：時任三郎、大竹しのぶ、羽田美智子、柄本明、八千草薫ほか

レビュー

『鉄道員(ぽっぽや)』の浅田次郎の同名小説を映画化した人間ドラマ。バブル崩壊で会社も妻子も失った男が、心臓病の母親を伝説の名医に診てもらうため旅に出る。
-- 内容（「VIDEO INSIDER JAPAN」データベースより）

製作総指揮: 中村雅哉製作: 早河洋/桜井五十男監督: 早川喜貴原作: 浅田次郎脚本: 田中陽造撮影: 田村正毅音楽: 藤井尚之出演: 時任三郎/大竹しのぶ/羽田美智子/柄本明/八千草薫
-- 内容（「CDジャーナル」データベースより）

登録情報

メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
監督 ‏ : ‎ 早川喜貴
メディア形式 ‏ : ‎ 色
時間 ‏ : ‎ 1 時間 41 分
発売日 ‏ : ‎ 2001/4/27
出演 ‏ : ‎ 時任三郎, 大竹しのぶ, 羽田美智子, 柄本明, 八千草薫
販売元 ‏ : ‎ 日活
ASIN ‏ : ‎ B00005HY52
ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

カスタマーレビュー:
3.1 21個の評価

カスタマーレビュー

5つのうち3.1つ

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イッコウ堂

何回観てもいい。

2016年5月11日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

ろくでなしのやすおだが、母の主治医や金貸し、人生のぎりぎりのところでふれる人の暖かい気持ちがこの映画の見所。
その中でもやすおを再生させるまりの献身的な愛がうらやましくも感じてくる。
何度みてもこの映画はいい。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

千田正志

最悪

2023年9月16日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

間違って買ってしまった。本は名作。但しキャストが悪すぎた。以前西田敏行が主役のテレビドラマと勘違いして買ってしまった。同様の作者浅田次郎の映画鉄道員は名作。監督、キャストでこんなに変わるのかショックが大きい。まあアマゾンは関係ない買った本人の選択ミスです。

2014年8月3日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

レンタルではとうに取り扱いが無いとの事
映像を見られて良かったです^^

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

前世は宇宙人

母親を救う事で自らも再生するという構成が見事

2013年8月8日に日本でレビュー済み

エリートサラリーマンから失脚し、仕事もままならず、借金を重ね、家族にも冷たくされ、絶望に浸る主人公が、母の心臓の病を直すため、凄腕のな心臓外科医のいる病院に、搬送するお金もないため、知人を頼りながら、１００マイルの旅をする話です。
人生に草臥れた男が周囲の反対を押し切って、行政や破産した経済状況を押しのけ、周りに罵倒され助けられ、母親を救うことで自らも再生する構成。全編を通して、退廃に近い「哀愁」が藤井尚之の音楽の素晴しさもあって漂っている。時任さん、大竹さん、筧さん、村上淳さん、柄本明が本当に巧い！原作は浅田次郎。

ネタバレになるけど、これは母親を助け、ヒモの男共を再生させていく不思議でいてどこかにいそうな天女のような媒介者の大竹しのぶの演技が凄い。
個人的にこういう話は好き。時任さんもドクターコトー
とはまったく違う演技を見せてて、素晴らしい。

ストーリー展開を楽しむのではなく、登場人物の境遇や心の動きに共感したり癒されたり、前向きになったり、ドラマを楽しむ作品です。
　
最後にDVDを購入して特典映像に浅田次郎氏のインタビューがあります。五分くらいですが、この作品が好きな人はなかなか見る価値があります。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

凛子

それなりに好い映画でした。

2018年1月17日に日本でレビュー済み

主人公のヤスオは不渡りを出して倒産し、あげくに「金の切れ目は縁の切れ目」と女房、子供にも逃げられた一文無しの男。

今は幼なじみの友人の会社に世話になっているのだが、これからの人生に何の希望も見出せず埋没している男ですから、仕事だってヤル気も起こらず、お情けで給料をもらっている状態なの。

その給料の３０万も子供の養育費としてすべて消えてしまい、彼には一銭も残らず生活は同棲相手のホステスのマリに依存している。

こんなしょうもない男が、ある日出ていった奥さんから心臓病で入院していた彼の母親の容態が悪化しこのままでは死んでしまうと知らされる。

ヤスオは４人兄弟の末っ子なのですが、彼やその兄弟たちは完全看護の病院へ母親を預けたきりで、この半月あまり誰も面会に行っていないんですね。

皆が皆、自分のことばかりにかまけ母親のことなんか眼中になかったのでしょう。
そんな息子たちを責める訳でもなく静かに自分の運命を受け入れようとする母親。

ヤスオはそんな母親を見て初めて切迫した感慨を持つ。

今まで何の親孝行もせず半チクなことばかりやってきた自分、このまま母親を死なしてしまったら悔んでも悔み切れない、なんとかして助けたいと願うのですね。

だが病院側は心臓機能が低下し糖尿病も併発しているこの状態で、手術に踏み切るにはリスクが大きすぎて断念せざるを得ないと言うの。

諦めかけたヤスオに鴨川のサンマルコ病院にアメリカ帰りの曽我という腕のいいドクターがいて彼なら奇跡を起こせるかもしれないと担当医が告げる。

ヤスオは彼にすがってみようと決心し、東京の病院から鴨川の病院まで車を走らせ母親を病院へ送り届けるの。

その距離が１６０キロつまり１００マイルってこと。

タイトルが「天国までの…」とあったので途中で母親が死んでしまうのかと思っていましたが手術に成功し生還するのですね。

天国といっても「あの世」の天国ではなくてパラダイス天国(^^)つまり「幸せ」の天国なのかなと思ってみたり。

この１００マイルは母親の生還までの１００マイルで、そしてヤスオの再生までの１００マイルというか。

しかし、母親一人で４人の子供を立派に育て上げたそんな母親に対して他の兄弟たちはなぜあんなにも冷たいのでしょう。

ハンパな男であるヤスオが実にマトモな人間に見えてくる。

世間でマトモと呼ばれる人間がいかに鈍感で冷たいかということがこの映画では強調されて描かれているような気がする。

冷たさの極め付きはヤスオの友人でもある弁護士。

母親を病院に送り届けるのにも当然何某かのお金はいる。彼は一文無しですからね。

離婚した奥さんに今月の養育費を待ってもらって、その３０万で病院にこれまでの治療費を支払うと手元には何にも残らないの。

とりあえずガソリン代が必要なので妻との離婚調停を頼んだ友人でもある弁護士に「３万、いや１万でもいいから頼む」とお金の無心をするのだが「言う相手が違うだろう、兄貴達がいるだろう」と撥ねつけ、てんで取り合わないの。

「兄貴達に頭を下げて頼むぐらいなら死んだ方がマシだ」というヤスオに「そうか、じゃ、死ねよ。どうせ助からないんだろう、オマエだってこの世を食いつめてるんだ。一緒に死ねば皆喜ぶぞ」なんて酷薄なことを平然と言う。

ヤスオが羽振りのよかった頃は彼にたかる一方で、飲み代やロレックスの時計、果ては弁護士事務所まで建ててもらいながら…

彼に比べると世間のつまはじき者の方が余程やさしいの。

この映画でもアブなそうな金貸し男の方が人情味あふれる男に描かれている。

要するに、この主人公のヤスオはお人好しで甘ちゃんなんですね。その甘ちゃんがすべてを失って本当の意味での人の情けを知るというか。

いまひとつ理解できないのがヤスオの同棲相手であるホステスのマリ。

不幸な男が好きで、そういう不幸な男をしあわせにするのを生き甲斐にしているような女なのだが。

男がしあわせになると「ううん、私はいいの…あなたはしあわせになって」なんて調子で一方的にさよならをしてしまう。

愛しているのなら、なぜ一緒にしあわせになろうとしないのだろう。

このマリという女はけなげで優しくて天使みたいな女なのだが、あまりにもセンチメンタルで…自己憐憫、自己犠牲も度が過ぎると彼女の行く末が想像されてなんだかせつなくなる。

音楽はバックに流れる「５００マイル」が実に懐かしかったです。つられて一緒に口ずさみ♪♪

If you miss the train I'm on　
You will know that I am gone
You can hear the whistle blow a hundred miles

A hundred miles a hundred miles
A hundred miles a hundred miles
You can hear the whistle blow a hundred miles

しかし、この映画、アレっという間に終わっていてなんだか物足りない感じもしましたが、それでも見ているこちら側の心にしみじみと訴えかけてくるシーンも数多くあり、それなりに好い映画でした。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ともき1969

40代以上の人向けの作品なのかも……

2006年1月7日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

DVD裏の内容紹介部分にある文章、

「バブル崩壊で会社も妻子も失った男は、

　重い心臓病を患う母親を連れて

　伝説の名医がいる地を目指し、百マイルの旅に出る──」

本作品は、これ以上でもこれ以外でもありません。

ほかに何もありません。何も起こりません。

容易に想像できる展開以外、本当に何もありません。

凡庸すぎるありがちなストーリーに、

「え、終わりかよっ！！」とツッコミたくなるエンディング……。

おもしろい作品ではありません。

浅田次郎氏の原作も、こんなレベルで

おもしろくないのでしょうか？

歳をとるごとに痛感させられる母親の存在の大きさや、

疎遠になりがちな兄妹との関係、離婚問題などが

テーマである以上、この作品の感動や悲哀はやはり

主人公と同じ世代（40代半ばぐらい）か、

それ以上の方でないとわからないものなのかもしれません。

私は30代半ばの男ですが、すみません……、

まったく、これっぽっちも楽しめませんでした。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

かっちゃん

人の優しさに触れる作品

2008年5月25日に日本でレビュー済み

時任三郎と八千草薫の１００マイルの旅（といっても東京〜千葉鴨川だが）は、当のふたりの好演もあってすばらしいが、何といってもこのロードムービーに携わる周りの人々の優しさがたまらなく心地いい。物語は間違いなく現代なのに、すごく昭和の香りが漂う作品に仕上がっている。破産した男を再雇用する社長、高利貸なのにサイフごと時任に渡してしまう男、食堂で母親がつらいので冷房を切ってくれ、と時任がお願いした時の周りの客の反応。ここには一番グッときた。暑いだろうに「冷房なんか切っちまえ、病人がいるんだぞ！」という対応は、いまではほとんど見られない光景ではないか。そして心臓疾患の権威として登場する柄本明の圧倒的な演技と大竹しのぶの圧巻な芝居。悪人はほとんど出てこず、名優ばかりで演技をするため、本当に安心して観ていられる。同じ浅田作品では「椿山課長の七日間」も大好きだが、こちらは「おとぎ話」であり、志田未来の圧倒的存在感がなかったら、どう転んでいたかわからないある種の不安定感があった。それだけにラストシーンでのすべてのストーリーの見事な結実にはボロボロ泣いた。本作は安定感抜群だったため、逆に映画的カタルシスがちょっと薄かったかもしれない。いずれにせよ、この２本は自分のフェイバリット・ムービーである。

8人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

Amazon カスタマー

天国までの百マイルを見るたび泣く男

2016年1月18日に日本でレビュー済み

涙拭くバスタオルとそれを絞る洗面器用意して下さいね。辛くても頑張ってる人は必見です。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

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天国までの百マイル [VHS]

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