他のレビューにもあるとおり、サニーがやはり最大の聴きもの。
16部音符の射撃と、しつこいまでに繰り返される反復フレーズが最高に格好いい。
Yeah,funky,Men.という感じ。何度きいてもいいっすよ、旦那。へっへっへい。
難点も挙げておくが、このアルバムが買いであることに変わりはない。
まず、録音バランスが悪く、特に、ベースがよく聞こえない。
ピアノについて誉めているレビューがあるが、パットは特に反応していないし、
はっきり言って、面白くないと思う。それは、sunnyのピアノソロ部分を聴けば、
よくわかると思う。アドリヴはマンネリで、アイディアに詰まっている感じを
強く受けると思う。
Patの傑作アルバム、EAST(これも買いです)のエディー・グリーンとの演奏を聴けば、
上手い、というより凄いピアノというのはどういうものか、わかるだろう。
ベースソロも意味が不明で、やはりかっこよくない。
最後に、ドラムだが、やはり下手だと思う。何を言いたいのかが、いまひとつよくわからない
、つまり意味不明だと思う。
パットとのインタープレイも、特に上手くいっているとはいえない。
ピアノと同様、うるさいと感じるところが多い。
以上の難点があっても、やはりパットは絶好であり、リズムセクションの不備をものともせず
孤高かつひたすらにかっこよく弾き進んでゆく。
あまりに熱いSUNNYをヘビーにリピートしてしまうだろう。観客が、パットのソロの終わりで
喚起を挙げているが、無理もない、素晴らしい演奏だ。you tube で確かめられる。