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4.8 5つ星のうち4.8 14個の評価

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新品 中古品
CD, 2001/6/21 1枚組
¥449

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曲目リスト

1 お手紙
2 夕暮れ電車に飛び乗れ
3 たまに笑ってみたり
4 動物園のにわか雨
5 田中さん、日曜日ダンス
6 ビニール傘
7 線の上
8 遠く遠くトーク
9 うしろまえ公園
10

商品の説明

Amazonレビュー

トイズ・ファクトリーからのメジャー・デビュー盤でありファースト・フル・アルバム。ミキシングをカーネーションの鳥羽修が担当し、音質が飛躍的に向上しているうえ、楽曲自体も粒ぞろいだ。小気味いいロックの「お手紙」に始まり、郷愁感漂うメロディーが秀逸な「夕暮れ列車に飛び乗れ」、ハミングとハンド・クラッピングがぬくもりを醸し出す「田中さん、日曜日ダンス」、それにラストの幻想的なタイトル曲まで、空気公団らしく穏やかであたたかな佳曲ばかり。それらの曲の間にメンバーの日常会話が収録され、アルバム全体の構成もまとまりがある。ソングライティングから演奏、ミックスに至るまで完成度が高く、やはりこれが最高傑作といえる。(小山 守)

メディア掲載レビューほか

まっすぐなその瞳が好き。深い深いその思いやりが好き。ちっちゃくて、でも意志のこもった、やわらかなその手が好き。さみしくてこらえきれないと呟く、その正直さが好き。空気公団を聴く。今日もまっさら新しい“好き”を見つけさせてくれる、そういうところが一番好き。そんなバンド。
この世界はこんなに素晴らしい。そう誰かが歌うとすれば、それはウソだ。僕らが生きてるってことは、なんて素晴らしい。そう誰かがハミングするとすればそれは幻想だ。ウソも幻想も嫌いじゃないけど、それだけで生きていくことはままならない。「まったく素晴らしくはないけど、楽しい」。そういうごまかしのない、自然体の顔でいつもいたいと願う。
空気公団が歌っているのは、歩を進めていくことの楽しさだ。大貫妙子がその美しい楽曲の中で歌っていたのは、呼吸をすることの美しさではなく喜び。彼女たちもまた、図らずも同種の空気を伝えている。はあ、とため息が出るほどキレイなメロディと歌声と演奏を聴きながら、ほっと一息つけるのは、ごまかしがないから。つくろわず気張らず偽らず。のんきだねって笑われたって、自分をしっかり感じ取れるくらいスロー・ダウンしてみる。そこではじめて見えてくるもの、はじめて聴こえるもの、それが空気公団なのだと思う。メジャー初作品は共同プロデューサーにカーネーションの棚谷祐一を迎えて、一曲一曲ていねいにホームメイド。大学のサークルのような一途な一体感を感じさせる一方、ひたむきでナイーヴなだけじゃない、凛とした横顔も見せてくれる。軽やかなピアノとオルガンが絡み合って、きらきらとギターが彩りを加えるサウンドの、昼食後のうたた寝のような幸福感よ。快晴の空の下でのテクテク歩きとも、雨宿りの最中のぼんやりとしたまどろみとも、春とも夏とも秋とも冬とも取れるイメージ豊かな音像に身をゆだねてみる。自分にとって何が大切か、そっと思い出させてくれる名盤。 (平野敬三) --- 2001年07月号 --
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)

高い音楽性と独特の活動でインディーズ・シーンに異彩を放ってきた空気公団が、いよいよメジャー・デビュー。これまでの手作り感や身近さに新たな空気感を加えての絶妙な1枚。
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
  • メーカー ‏ : ‎ トイズファクトリー
  • EAN ‏ : ‎ 4988061881782
  • 時間 ‏ : ‎ 35 分
  • レーベル ‏ : ‎ トイズファクトリー
  • ASIN ‏ : ‎ B00005L8CO
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 14個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
14グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
空気公団の融を聴くと帰路を想ったり、夕方の風景を思ってしまう。
ちょっと泣きそうになってしまうような、安心するような、すこし気分が弾むような。
時間帯となんとなく季節を感じてしまうような。
いつ聴いてもハマってしまう、ずっと付き合っていきたい大名盤だと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
音楽には部屋で聞きたいものと外で聞きたいものがあるのですが
個人的に空気公団は後者の音楽にあてはまります。
商業地から離れた閑静な場所をぶらぶらと散歩するときに本作を聴くととてもいい。
ゆったりと変わりゆく季節や天気に敏感でいられるような、とても穏やかな気分になります。
毎日をあくせく生きているような人にこそぜひとも聴いてほしい一枚。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
90年代死ぬほど好きだったバンドの一つにサニーディサービスがある。
なぜ僕がこんなにもこのバンドに惹かれたのかといえば、彼らの存在自体が、それまでのグッド・メロディ・ミュージックの総括であって、意識的のそれを推し進めた存在であったからだろう。
それまであるジャンルを総括する存在というものはあったものの、(フリッパーズ・ギター、大瀧詠一、山下達郎など)「すべての時代、ジャンル」を超えたグッド・メロディ・ミュージックの総括といった意味での音楽をやった存在というのはなかったものと思われる。
そうしたことをサニーディ・サービスというバンドが出来たのはレア・グルーヴシーンという、時代、ジャンルを問わずよりよい音楽のみを偏見を持たずに耳にしていこうという当時のムーブメントがあってのことだろう。
それを取り込んだ曽我部恵一という男の持つ、非常に高性能な雑食的消化器官からのアウトプット機能がこれに拍車をかけた。
それによってサニーディ・サービスという唯一無二のメロディ・メーカー有機体が出来上がった。
当然のことながらその存在は話題を呼び、一つのムーブメントとして多くのフォロワーを産んだ。
出来不出来の差こそあれそんなフォロワーたちの音も僕は当然のことながら好きである。
だが彼らには何か欠けていると思った。
洗練された感受性によってグッド・メロディ・ミュージックの総括といった意味ではサニーディ・サービスのフォロワーとして成功しているのだけど。
何か足りない。
サニーディ・サービスが僕たちの胸をあれほど震わせた理由。
都市の持つ「儚い」美しさを描ききる感性。
それがフォロワーたちには決定的に欠けていた。
「儚さ」を描ききるには、その人間の持つ詩人としての才が必要だ。
それをフォロワーという存在に求めるのは少し酷なことだろう。
才能とはすなわち独自性の事であって、彼らには独自性がないゆえにフォロワーという存在に甘んじているのだから。
でもサニーディ・サービスは残念ながら解散してしまった。僕らはフォロワーというべき彼らの中から再び胸を震わす存在が生まれることを望んでいるのだ。
そんな思いの中、この度あるバンドの作品を手にした。
-空気公団-
彼らの存在は耳にしていた。
彼らがインディーズ時代から話題を呼んでいる存在であったことも。
その不思議なバンド名を耳にして興味を持ったことこともある。なぜか手に取ることは今の今まで遅れてしまったのだけど。
そのバンドの音源をやっとこ手にした。
彼らの1stアルバム「融」。
一聴、今まで手にしなかったことを悔やんだ。
もっと早く彼らの作品に触れることがあったならば、僕の満たされぬ思いは早々に解消されたことであろう。
一言で言うのならば
ガールズ・サイド・オブ・サニーディ・サービス。
ただしいくつものフォロワー達と異なっているのは
、まさしく彼らが持ち得なかった、都市の持つ「儚い」美しさを描ききる感性が空気公団の作品にはあるということだ。
ああ、まったくなんと言うことだ。
こんな素晴らしいバンドの作品を手にするのにこんなに時間を要してしまったなんて。
そう思わせるほどここには僕がサニーディ・サービスに胸を震わせたのと同じ世界が存在する。
こんな彼ら(ほとんど女性メンバーだから彼女らというほうが正しいか)にフォロワーという呼び名を冠してしまうことは失礼だろうけど、まさしくサニーディ・サービスを聴いたときと同じ感動がこの作品にはあるのだから仕方がない。
あの純粋無垢な目で都市の美しさのみを描いたサニーディ・サービスの世界。
あの目もくらむような美しさをまた味わえるなんて!
僕はいささか興奮している。
こんな美しさをまさに現在進行形中たちで再び味わえるのだ。何せ空気公団は、幕を閉じてしまったサニーディサービスと違い、現役活動中のバンドなのだから。
「サニーディ・サービスの魅せてくれた夢よ再び!」
「融」のジャケット写真の中にある「コーヒーカップ」を目にしながら、サニーディ・サービスのデジャヴを目の当たりにしていることを感謝し、そんなことを思う僕である。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わが長男3歳は、電車マニア。
パソコン操作にも習熟してきたので、YouTubeで好きな電車の画像を次々と検索しては見ています。
前はしょっちゅう「あれ見たい」「これ見せて」とリクエストされ、クリックしてやらなくちゃならなかったけど、今は楽。
一人で見続けています。

ふと気づくと、素敵なメロティーが。
はっちゃんがYouTubeで「電車」で検索しているうちに行き当たった、あるアーティストのプロモーションビデオでした。
寝っ転がって読んでいた本を投げ捨てて、パソコンのところへ行き、聞き入ってしまいました。
オレ好みのいい曲!
そのアーティストとは空気公団、曲名は「夕暮れ電車に飛び乗れ」。
はっちゃんに一時パソコンを貸してもらって、このCDを注文しちゃいました。

こんなスバラシイ曲たちに出会えて、とても嬉しいです。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年6月27日に日本でレビュー済み
空気公団の初のアルバム「くうきこうだん」は、素人録りの音源で、本格的なバンドの活動としては認められないと思う。

その後ミニアルバム「呼び声」が出る。これは全編がちゃんとしたバンド演奏で、空気公団の音編成がほぼ完成している。表題曲「呼び声」はすばらしい。

で、このセカンドアルバム(実質的な1st?)「融」でグルーブが最高潮に達する。僕はこのアルバムが、本邦のロックの名盤、はっぴいえんどの「風街ろまん」に比肩する魅力を持っていると思う。コンセプティブな曲作りと、細かなお遊び、「呼び声」からさらに完成度を増した演奏力。そして独特な世界観の歌詞。もちろん、このバンドのアルバムの中では、最高傑作だと思う。聞いて損はなし。

ただ、残念ながらその後のメンバーの脱退・変更により、バンドのグルーブ感は失われていく(特にバンドの空気感を支配していたドラムが変わったのがものすごく痛かった)。

一時高く評価されたバンドの人気は落ち、メジャーデビューはしたものの、音楽の内容はインディーズ時代の方が断然いいと僕は思う。ベスト盤も出ているが、インディーズ時代の曲が多くを占めている。

CDやレンタル店に行くと、空気公団のアルバムは「オーガニック」のコーナーに置いてあることが多いが、このバンドは立派に「ロック」をやっていると思う。のんびりした曲もあれば、カチッとエッジの効いた曲もあるし。一方で、ラウンジで流しても違和感のないアンビエントな雰囲気も併せ持っている。これって、すごいことだと思うのですが。

ただ、まだ完全に火が消えてしまったバンドではないので、なにかの拍子でフェニックスの如く甦ってほしいものである。再評価されることを望む。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年2月4日に日本でレビュー済み
6年前、ふとした事から「夕暮れ電車に飛び乗れ」を聴く機会があり、
曲全体から漂う空気や雰囲気に惹き込まれてしまいました。
ネットで検索してみるとこのアルバムに収録されている、
ということだったので即購入してみました。
それまで空気公団のことを全く知らず(名前すら知らなかったレベルで)、
何の先入観も無いままアルバムを全部通して聴きました。

な、なんで会話が入ってるんだ!?とか最初は面食らいましたが、
聴いている内に「ああ、いつもこういう雰囲気の人達なんだ」と
空気公団の創り上げる独特の空間にすぐに溶け込めた感じです。
「夕暮れ〜」もそうですが、「田中さん、日曜日ダンス」なども
何回聴いても飽きません。

忙しく仕事をこなし会社から帰って一息付きたいとき、
辛いことがあって精神的に疲れたとき、
このアルバムをそっと流してみるといいかもしれません。

「癒し」というのは月並みな言葉ですが、
落ち着きたい時、心を静めたい時、優しい気持ちになれる、
そんなアルバムだと思いました。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年4月23日に日本でレビュー済み
鼻歌くらいの囁きでうたを奏でる山崎かおり氏のボーカルと、楽器達のシンプルな音色が柔らかく調和します。ドラムやギターだけ聴いていればロックなのですが、素材の素朴味が活かされた非常にアンビエントな音楽ですね。でも他のラウンジ系と違う独特な点は、間や余白が効果的に感じること。休符の多さだけじゃなくて、ジャーン!と鳴らした後に音が遠ざかってゆく際の引きの美学とでもいいましょうか、その向うに風景や透明感を感じさせるバンドです。

3「たまに笑ってみたり」などスタジオの空気感をそのままみせるのはクラムボンやビートルズのアンソロジーのよう。でも不思議と浮いた違和感がないのは、この作品や音楽が聴き手の日常に溶け込んでくるからかもしれません。
2「夕暮れ電車に飛び乗れ」がいいですね。ちょうど山崎氏の声の淡さが薄暮の空のよう。そして題名のイメージにたがわない素朴な音風景が現れます。6「ビニール傘」はコンガのつくる行間がおっとりした曲調に面白味をつくります。非常に心地よい歌で是非休日の喫茶店で聞きたいナンバーです。7「線の上」はピチカート・ファイヴを思い出させるようなポップさ。

スローな8「遠く遠くトーク」に辿り付くと、空気公団に流れる独特の時間、絶妙な味わいにどっぷりはまっていました。その流れは9「うしろまえ公園」へも。でもこの曲は力作で、インタープレイのロックがちょっとしたトリップ感をみせます。色々聴き所を備えていました。そして唐突に始まる10「融」は、彼らのサウンドを代表するような浮遊感。しかし今まで以上にゆっくりと染みてゆく宇宙観があり、空(くう)や無に返るような、最後にとっておきの聴き所でした。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2002年8月11日に日本でレビュー済み
 
アタマの中、ムネの中、の、カンガエ、キモチ。
あふれる、あふれさす、もの。
どう筆にのせよう。どうなぞろう。
彼らの音は絵画的。
それがよくわかる。録音がよくなった。
メジャでの最初のアルバム。
いままでのくすみがとれたような。
詞、メロディ。
声、ギター、ベース、ドラム、オルガン、ピアノ。
手拍子、おしゃべり、笑い、窓の外の音。
まだまだ残ってる若さとか勢いも。
融けあってる。
天才の初期作品集。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Amazon Customer.
5つ星のうち5.0 Yu-KUUKI KODAN
2014年3月18日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
Excelent package
excelent product.
Interesting cd case...
thoughtfull art inside+
great music to boot!
Good music to fill your mind
with...