私にとってもし無人島に持っていけるのが1枚だけというCDをという指定があった場合それは何ですかという問いがあれば、ずっとこれがその1枚でした。
旧LPのB面ほぼ一杯の組曲やトップの曲は、歌詞はわかんないけど曲調が、人生の喜びと悲しみをきれいにかっこよく表現しているように思えます。
世間的にはプログレロックとしてはポップじゃないかという評価になってるんじゃないかと思います。でも今までのアルバムの曲より分厚いオーケストレーションというかハーモニーとエフェクトを凝らした総合芸術的な音が聞けます。
このバンド、代表作は3枚目グレイとピンクの地、5枚目夜毎に太る女のために、等といわれていますが、自分の中ではこの7(6?)枚目が上回ってます。
プログレファンとして、このバンドの大ファンとして、このアルバムを1押しします。