午後のロードショーで以前観て、「あの映画よかったなぁ、タイトルなんだっけ?」と思っていた数日後の先日、たまたま休みの日に午後のロードショーを観たら放送され、タイトルが判明したため今回、購入することができた。
何がいいかって言えば、人の儚さ・人生の儚さ、何かが狂えば人生どん底まで転げ落ちるという生々しさの怖さが胸に迫るとこ。
レイモンド(ヴィンセント・ギャロ)が味わった、たった一つの予想外の出来事が悲劇をもたらせた事、ゴードン(ケビン・ポラック)が、レイモンド達とたまたま居合わせてしまった事で始まる悲劇であったり、人の人生とはどんな事がきっかけで一変してしまうか分からない怖さが生々しい。
レイモンドの親友もまた然り。
ラストは、人の優しさと意思のすれ違いによって悲しい結末を迎える。
このようなラストは、あまりないんじゃないでしょうか。切ないです。
万人受けするとは思いませんが、自分的には傑作だと思います。
あと、アディ(キム・ディケンス)役の声優さんは、松本梨香さんで、ポケットモンスターのサトシ役とはまた違った魅力を知る事ができます。