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時は1962年。名門フェイバー大学の新入生ラリー(トマス・ハルス)たちは学生友愛会のひとつ“デルタ・ハウス”に入会するが、そこはブルート(ジョン・ベルーシ)、かわうそ(ティム・マシスン)など、はちゃめちゃなクセ者ぞろい集団の巣窟であった。学長(ジョン・ヴァーノン)は優等生集団“オメガ・ハウス”を使って“デルタ・ハウス”をつぶそうと目論むのだが……。
『ケンタッキー・フライド・ムービー』で注目されたジョン・ランディス監督が続けて放った彼の出世作。『アメリカン・グラフィティ』のごとき時代青春もののおばかなパロディを徹底的に試みつつ、その中からアナーキーなカタルシスを与えてくれる秀逸作である。なお本作でJ・ベルーシが世界的にブレイクし、その後『1941』『ブルース・ブラザース』などヒット作を世に送り出すも、まもなくして急逝。誠に惜しい人材であった。(的田也寸志)
レビュー
製作: マティ・シモンズ/アイヴァン・ライトマン
監督: ジョン・ランディス
脚本: ハロルド・ラミス/ダグラス・ケニー/クリス・ミラー
音楽: エルマー・バーンスタイン
出演: ジョン・ベルーシ/ティム・マティスン/ジョン・ヴァーノン/ヴァーナ・ブルーム/トム・ハルス/ドナルド・サザーランド/ブルース・マックギル
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)