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J-CLASSICとJ-POPをつなぐもっとも大きな架け橋といえる存在が葉加瀬太郎。クライズラー&カンパニー以来の活躍は、ソロ活動に身を転じてから一層その幅を広げてきているだけに(2000年はなんと3枚のアルバムをリリース)、幾分間が空いたとはいえ、この新作にどれほどの余力を残しているだろうかと、少しばかり疑問だったのだが、そんな常識はこの才人には無縁のようだ。古典中の古典バッハから、ファリャ、バルトークといった民族もの、そしてもちろん多くの自作によって組み立てられたアルバムは、そこはかとない土の匂いを感じさせる点が魅力的。しかも、それがどれも素晴らしく洗練されているのだ。この微妙なバランスは、創り出そうにもそうそう自由になるものではない。もちろん、聴き手の胸の奥に染みこんでくる葉加瀬ならではの、いたずらっぽく洗練されたヴァイオリンの音色も特筆されるもの。それだけ、親しみ故に、ついついBGM風の聴き方をされてしまいがちだとすればほんとうに残念だ。 (佐藤篁之) --- 2001年09月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)ジャンルを超えて活躍するヴァイオリニストのソロ第5弾。オリジナルの他にバッハやバルトーク、またセリーヌ・ディオンとのジョイント曲などが収録。ドラマティックなアレンジが心地よい。 -- 内容(「CDジャーナル」データベースより)