ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルの演奏美学が凝縮された素晴らしい1枚。不満足な録音を越えた凄みが全編に漲っている。真摯かつユニーク楽譜解釈が,たとえば弦楽器の最後尾のプルトにまで完璧にゆきわたった,厳しくも仕大なベルリオーズ。 -- 内容(「CDジャーナル」データベースより)