発売当時は全曲中、すでにシングルで(ミックス違いですが)6曲が発売されていたため、聴きなれた曲が多く、実はあまり好きではなかったアルバムではある。
遅まきながらリマスターCD紙ジャケ(amazonの中古で高かったな-)を購入し聴いた途端、これは甲斐バンド オリジナル・アルバムのベスト・オブ・ベスト! 音はいい、曲はいい、甲斐さんの声はいい、の3拍子そろって!
ボブのミックスに負けないよう、録音には苦労したでしょう。(スタジオミュージシャンの起用や甲斐のボーカルにはダブルの処理をしたりとか) レコードより更にいい音で聴くと新たな発見もあり(「無法者の愛」はシングルには入っていたパーカッションがないとか)、ロック・ファンは是非買って聴いてみて下さい。
とは言うものの、甲斐バンドのオリジナル・アルバムはほとんどが廃盤状態。
何とかしてくれー、ユニバーサル ミュージックさん、甲斐さん!!