登場人物がバカばっかりで良識がある人がおらず、最善を尽くしている人がいない。「マスコミはゴミで踊らされるのもゴミ」と伝えたいのは分かりますが、集団パニックになる前に、「こんなのヤラセだよ」と何で言えないのか。御都合主義の言い淀んで失敗は平成初め頃の悪習だと思います。
カウンセリングの人は踏み込まず自浄を促す物だし、偏見を描く為に偏見していて閉口します。一番、精神を病んでるのはマスコミ全体でなくあの上司で解雇されて病院に通うのが妥当な流れだと思います。制作関係者はマスコミor何かの上下関係で恨みがあって作品を通じ表現、復讐したかったんでしょうか。
ただ、海外出張中にヒロインを恐れ狂ってた父親が魅入られるように母を殺し「これでいいかい」と言い留守電話が暴走して異音を放つ描写は怖かったです、月並みだけど良くできてた。
かわいいは作れる!みたいに、魔女は作れる!って話でした。登場人物の背景が皆無すぎずにきちんと描かれていれば感情移入や悲哀もあったでしょうが。二次創作というか他人が作品を利用して言いたいことを描いたような印象。警察官は少し格好良かった。
着信アリなどとも違い恐怖シーンの描写も冒頭の内容を最後に初めて描写!でVFXなども少なく不完全燃焼が凄かったです。規制への訴えなのか制作費が少なかったのかな。