インディーズ時代に出したものをメジャーから再発した事実上の1st。
タイトルやジャケの印象から「el cielo」をシンプルにしたような感じかなーと思って聴いてみたら、ザリザリに歪んでヘヴィなサウンドだったので驚いた。
曲によってはミニストリーとか初期NINみたいなインダストリアルな感じだったり、Gavinがシャウトしてたり、現在の彼らのスタイルとは大分違っている。透明感や洗練された音像はあまり見られないが、逆にバンドのエネルギーが剥き出しで迫ってきて、異様なまでの緊張感と凄みを感じさせる。デビュー前から彼らが破格の存在感をもっていたことがよくわかる作品。