ジェット戦闘機の戦闘、できればドッグファイトが見たいと思い本画をDVDプレーヤーのトレイに挿入。1991年の作品のためか、チャッチイところも見られたが、わたしは満足できた。
エディー大尉という優秀なパイロットが何らかの原因でサイコパスとなり、自分は特別な存在、堕落した地上を破壊する天使と思い込み、実戦対応の武装を施したF-16を飛び立たせる。追撃した後輩たちは次々と撃墜。タチが悪いことに核爆弾まで持ち出し、ラスベガスを破壊しようとする。
日本の映画なら、寸止めにしてハッピーエンドとなるところを、本画では爆破させるところがアメリカらしく荒っぽい。
チャッチイところが垣間見えるが、頭を空っぽにしたいとき、こんな映画もいいのではないか。私はこの映画を見た後、ジョギングに出かけさらに頭を空っぽにして帰宅し、この文を書いているのでマニアの方などには申し訳なく思う。
30数年前、青森県の奥入瀬渓流をドライブ中、休憩していると2家族が近づいて、抱っこしているわが娘を見て「ギャル・オア・キッド?」と声をかけてきた。あちらも赤ちゃんを抱っこしていた。聞くと、三沢基地のファントムのパイロット家族という。その頃はたしかF-14だったか。映画のように、キラキラ輝いているように見えた。