西部戦線異状なし [DVD]
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フォーマット | ドルビー, ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | リュー・エアーズ, ルイス・マイルストーン, ルイ・ウォルハイム, スリム・サマーヴィル, ジョン・レイ, エリッヒ・マリア・レマルク |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 2 時間 10 分 |
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商品の説明
Amazonより
1930年度アカデミー賞作品・監督賞受賞。第一次世界大戦にドイツ軍兵として従軍したエリッヒ・マリア・レマルクの戦争文学を原作に、ルイス・マイルストン監督が映画化した戦争映画の名作中の名作。第一次世界大戦下のドイツで、教師に愛国精神をとうとうと説かれ、胸を熱くしながら出征を志願し、厳しい訓練の下、戦線に赴いたポール(ルー・エアーズ)。しかし、戦場の実態は想像を絶する苛酷なものであった…。
映画史上初といってよいほどの反戦色を明確に打ち出した作品で、タイトルにもあるラストの言葉が皮肉を通り越して、純粋な若者たちの青春を国家が無残に踏み潰していく哀しさと空しさを痛感させる。当時軍国主義が始まっていた日本では、同年初公開の際は検閲で大幅にカットされての短縮版上映。オリジナル全長版が日本で初めて陽の目を見たのは1965年のことである。(的田也寸志)
レビュー
監督: ルイス・マイルストーン 原作: エリッヒ・マリア・レマルク 脚本: マクスウェル・アンダースン/ジョージ・アボット/デル・アンドリュース 撮影: アーサー・エディスン 出演: リュー・エアーズ/ルイ・ウォルハイム/ジョン・レイ/スリム・サマーヴィル/ラッセル・グリースン/ベン・アレクサンダー
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4933672224244
- 監督 : ルイス・マイルストーン
- メディア形式 : ドルビー, ブラック&ホワイト
- 時間 : 2 時間 10 分
- 発売日 : 2001/10/25
- 出演 : リュー・エアーズ, ルイ・ウォルハイム, ジョン・レイ, スリム・サマーヴィル
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Mono)
- 販売元 : アイ・ヴィ・シー
- ASIN : B00005OO9O
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 264,397位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
白黒画像がこんなにも美しく見られるのは、特典映像で語られるように、現代のコンピュータの修正技術によるものらしい。再現を超えて、当時の人は見ていない、撮影技術の未熟さをカバーした修正までもしています。テンポはゆったりとしていますが、今でも通じる、反戦小説の古典的な映画と思います。何度も見てしまいます。
2023年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説版には
・郵便屋のヒンメルストースとは後に和解したこと
・学生を扇動して戦場に送り込んだ教師が、教師自身も後に動員されたこと
映画版では削除された?描写があります。気になる人は小説版のほうもぜひ!
・郵便屋のヒンメルストースとは後に和解したこと
・学生を扇動して戦場に送り込んだ教師が、教師自身も後に動員されたこと
映画版では削除された?描写があります。気になる人は小説版のほうもぜひ!
2024年3月28日に日本でレビュー済み
この映画が作成されたのは、1930年で、半世紀以上前の作品になるが、
反戦映画としてこれ以上の映画は未だかつて存在しないといっても過言ではないと思う。
しばしば戦争の英雄譚が小説や映画の題材として語られる。
そうした英雄譚を持ち出して、愛国心と戦争の必要性を説く教師の言葉に感化されて我先にと入隊を志願する。
ところが、彼らが体験した戦争の現実は理想と全くかけ離れたものだった。
英雄譚に触発されて理想に燃えていたからこそ、現実とのギャップへの失望が、
より、「戦争」の無意味さというものを一段と強調している。
何と言っても最後の、ふと飛んできた蝶に触れるため手を伸ばした故に、
敵兵士に狙撃されて息絶えるシーンは胸に突き刺さる。
美しいものに触れたい、という気持ちは人間として自然な感情である。
しかし、戦場という場ではそうした人間らしさが命取りになってしまう。
瀕死の重傷を負って呻き声をあげる兵士、
戦場に横たわる戦死した兵士達の死体の山、
どれほど異様な光景が広がっていようと、戦線全体としては「異常なし」の一言で片づけられしまう。
しかし、人間が本来持っている性質が否定され、
毎日のように尊い生命が、まるで紙キレの如く失われていく事を、
「異常なし」の一言ですます事の方がよほど異常な事態である、
本作を観るとそのような考えが頭の過ってならない。
反戦映画としてこれ以上の映画は未だかつて存在しないといっても過言ではないと思う。
しばしば戦争の英雄譚が小説や映画の題材として語られる。
そうした英雄譚を持ち出して、愛国心と戦争の必要性を説く教師の言葉に感化されて我先にと入隊を志願する。
ところが、彼らが体験した戦争の現実は理想と全くかけ離れたものだった。
英雄譚に触発されて理想に燃えていたからこそ、現実とのギャップへの失望が、
より、「戦争」の無意味さというものを一段と強調している。
何と言っても最後の、ふと飛んできた蝶に触れるため手を伸ばした故に、
敵兵士に狙撃されて息絶えるシーンは胸に突き刺さる。
美しいものに触れたい、という気持ちは人間として自然な感情である。
しかし、戦場という場ではそうした人間らしさが命取りになってしまう。
瀕死の重傷を負って呻き声をあげる兵士、
戦場に横たわる戦死した兵士達の死体の山、
どれほど異様な光景が広がっていようと、戦線全体としては「異常なし」の一言で片づけられしまう。
しかし、人間が本来持っている性質が否定され、
毎日のように尊い生命が、まるで紙キレの如く失われていく事を、
「異常なし」の一言ですます事の方がよほど異常な事態である、
本作を観るとそのような考えが頭の過ってならない。
2020年11月6日に日本でレビュー済み
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バカみたいなエンディングですが、それこそが戦争の真実を表しているのだと思います。作品としては古いので所々飛んでいますし、ドイツ人が英語を標準語として話している事自体笑ってしまいますが、今とは全く違うプロセスで作品を作って行く1930年代のモノとしては、かなり出来が良いと思えます。
以前、NHKの「新・映像の世紀」でイギリス軍やドイツ軍の若者達が、扇動されて戦場に赴いて行くのをやっていました。どの若者達も、相手の力量は大した事はない、直ぐ倒せると吹き込まれて駆り出されます。しかし命懸けの戦いにチョロさなどある訳もなく、多くの人命が簡単に失われて行くのが現実です。
確かに戦わねばならない時もあるでしょう。しかし、そうならないよう予見し対策を打つのが政治家の役割であり、逆に戦争が起きてしまうと言う事実は、政治家達の無能さを表しているのかも知れません。戦争によって莫大な利益を得る人や企業がある事も事実です。しかし昔の貴族達と違って、今の政治家はほぼ戦場に行きませんから、その残虐さ、その虚しさも実感はできないのでしょう。
以前、NHKの「新・映像の世紀」でイギリス軍やドイツ軍の若者達が、扇動されて戦場に赴いて行くのをやっていました。どの若者達も、相手の力量は大した事はない、直ぐ倒せると吹き込まれて駆り出されます。しかし命懸けの戦いにチョロさなどある訳もなく、多くの人命が簡単に失われて行くのが現実です。
確かに戦わねばならない時もあるでしょう。しかし、そうならないよう予見し対策を打つのが政治家の役割であり、逆に戦争が起きてしまうと言う事実は、政治家達の無能さを表しているのかも知れません。戦争によって莫大な利益を得る人や企業がある事も事実です。しかし昔の貴族達と違って、今の政治家はほぼ戦場に行きませんから、その残虐さ、その虚しさも実感はできないのでしょう。
2023年9月23日に日本でレビュー済み
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私が、60年程前の大学生時代のことです。在学の「映画研究会」の特別上映会で、この「西部戦線異状なし」を見ました。大変、感動したものです。特に、映画の最後の場面で、主人公が撃たれて死ぬのですが、その後、画面下部のテロップに、こう打ち出されていく所に、心打たれたものです。主人公が亡くなったことなど、何のとりえもない些細なこととして、司令部に「西部戦線異状なし」と打電されていくのです。そして、死んでいった仲間の振り返った顔が、描かれていくのです。この「テロップ」の場面が、どの完全版のビデオにも、削除されています。何故なのでしょう。この場面こそが、この映画の真骨頂なのだと思います。新しいリメイク版では、どうなのでしょうか?
2023年2月28日に日本でレビュー済み
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昨今のウクライナニュースを見て、本作「西部戦線異状なし」を視聴する。
21世紀の戦争に入っても、塹壕戦が行われてるという事実
ドンバス地方での最前線は、ウクライナ兵士の生存率は4時間との事。
第一次世界大戦との違いといえば、上空をドローンが飛び回り、前線もより立体的な戦闘が
行われてる事だろうか?
気になったのは、領土を取り合う戦闘に置いて塹壕戦が有効であることが証明された事で、
次は白兵戦が展開されるという事態もあるのか、という事
自衛隊も、何かあれば穴掘ってるらしいから、最終的に白兵戦は念頭に置いてるんだろうな。
ウクライナにF16戦闘機の供与が取り沙汰されてるが、数ヶ月前沖縄嘉手納基地からF16が撤退する
記事が出てた、既にその時には供与が決まってたんじゃないのか。
そしてウクライナ兵士はF16を乗りこなせない
アメリカは民間軍事会社を通して、パイロットごと供与するとかしないとか、、、
今後の戦争は民間軍事会社同士の代理戦争に突入する時代
日本も憲法改正し、兵隊を軍事会社通して派兵する時代に備えなければならない
でなければ世界から孤立し、生き残っていけない時代になってしまった。
21世紀の戦争に入っても、塹壕戦が行われてるという事実
ドンバス地方での最前線は、ウクライナ兵士の生存率は4時間との事。
第一次世界大戦との違いといえば、上空をドローンが飛び回り、前線もより立体的な戦闘が
行われてる事だろうか?
気になったのは、領土を取り合う戦闘に置いて塹壕戦が有効であることが証明された事で、
次は白兵戦が展開されるという事態もあるのか、という事
自衛隊も、何かあれば穴掘ってるらしいから、最終的に白兵戦は念頭に置いてるんだろうな。
ウクライナにF16戦闘機の供与が取り沙汰されてるが、数ヶ月前沖縄嘉手納基地からF16が撤退する
記事が出てた、既にその時には供与が決まってたんじゃないのか。
そしてウクライナ兵士はF16を乗りこなせない
アメリカは民間軍事会社を通して、パイロットごと供与するとかしないとか、、、
今後の戦争は民間軍事会社同士の代理戦争に突入する時代
日本も憲法改正し、兵隊を軍事会社通して派兵する時代に備えなければならない
でなければ世界から孤立し、生き残っていけない時代になってしまった。
2023年9月8日に日本でレビュー済み
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子供の頃観た覚えがあった。けれどこの映画の意味をはじめて理解したように思う。
1930年制作とは思えない。どこのプロパガンダでもない戦争を描いた作品だ。
前途洋々たる若者が埋もれていったのはなんのためなのか。
何度も考えないといけない。嫌になるほど歴史は繰り返す。
今もまた、決してその次の歴史が遠いようには思えない。
どうしたら良いのだろうか。
1930年制作とは思えない。どこのプロパガンダでもない戦争を描いた作品だ。
前途洋々たる若者が埋もれていったのはなんのためなのか。
何度も考えないといけない。嫌になるほど歴史は繰り返す。
今もまた、決してその次の歴史が遠いようには思えない。
どうしたら良いのだろうか。