究極のおつかいゲーム。
正直、楽しさはあまり感じられませんでした。
キャラクター、世界観は可愛いし面白いです。
しかしゲームとしては頼まれごとばかりで疲れる。ワクワクしないおつかいゲーム。
特色はやはりRPG批評に満ち溢れた内容でしょうが、最後はゲームそのものを否定します。
そして何より説教くさい・・・
製作者がエヴァンゲリヲンに影響を受け、物議を醸したあのエンディングをなぞってしまった模様。
最後「ゲームなんかやめて早く電源切りなさい」と説教じみたメッセージを当てつけられる。
それなら、せめてクリアしやすく楽しい仕様にしてほしかった。
分かりづらいイベントが多く、普通のRPGより無駄に長い時間拘束されてしまいました。
この世界観が好きだと思えるような特別な愛着を持てないと非常につまらないゲームと化すでしょう。
普通のRPGに飽きた方には斬新なゲームなのかもしれませんが、RPGの面白さに慣れていると肩透かしを食らいます。
序盤は忙しく簡単なおつかい等を一通り済ませると、終盤、何をしていいのかわからなくなる・・・変に難解で気づきにくい謎解きが取り残され、もはや何も起こらない世界をぐるぐる・・・行ったり来たりを繰り返す苦行を強いられる。
[辛かった点]
・曜日&昼・夜など時間経過システムがあるため、何もせずただひたすら待つイベント多し・・・辛い。
・ベットに寝るとセーブできるが、過去のセーブデータが更新されるので後戻りが出来ない。
・まとめ買いができないため1個1個、最初の会話からやり直してアイテムを購入しなければならない。
(アイテム数十個必要な場面では、買うたびに商人に背を向けるせいでイチイチ向き直す余計な作業も加わり、無駄に長い時間を費やすはめに。)
・出会った者すべての願いを叶えたりしなければならない。