2001年リリースの3rd。RHAPSODYやLABYRINTHに続くイタリアのHMバンドですが、スタイルはギターオリエンテッドなプログレッシブHMです。
“YngwieとSymphony Xが存在したからこそDGMは存在する”とバンドの中心人物ディエゴ・レアリは語りますが、本作ではネオクラシカルな要素は時折見せる程度です。フュージョンっぽい感じも時々あり、ギターや曲のセンスが良い。
アルバム最後にイングヴェイの“You Don't Remember, I'll Never Forget”が少しヘヴィながらもカバーされてます。アルバム(Trilogy)とLive(レニングラードや武道館)でのプレイを混ぜた様なカバーで、Yngwie Fanはニヤっとしそう、上出来。
ちなみにバンド名は、結成当時のメンバーであるディエゴ、ジャン、マウリツィオの頭文字。