押井守監督は「攻殻機動隊」や「パトレイバー」などSFチックなものばかりやっているように思われているが
その昔、「うる星やつら」の監督もやっていたのだ
しかもその時、主人公のあたるの声をやっていたのは古川登志夫氏
父親を殴り倒し麻呂子と逃避行に出る今回の主人公とあたるも
ナンセンスなギャグも
どことなく「うる星やつら」とつながるところがあるような感じがするのは僕だけ?
それから
一応、タイムトラベルだのSFだのって言葉が解説に出てくるが
実はSFはないに等しいので
ほんとうに「攻殻機動隊」みたいなのを期待している人はやめといた方がいい気がする
また
舞台劇風なので場面の展開が少なかったり、台詞がやたら長かったりするので
そういうのがダルイと思う人もやめといた方がいい
舞台劇風の変な演出のナンセンスギャグがいける人オンリー
かなり限定された人のみが面白いと感じる作品だと思う
僕はけっこう面白かったんだけど
エンディングがちょっと期待ハズレだったのと、テイストが一般向けでないのとで星ひとつ減らしました