ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, CD, 2014/7/16
"もう一度試してください。" | CD | ¥1,340 | ¥880 |
CD, 2011/12/7
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| ¥8,480 | — |
CD, 1996/5/22
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| — | ¥220 |
CD, 2001/12/6
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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CD, 2008/1/23
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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CD, 限定版, 2008/9/26
"もう一度試してください。" | 限定版 |
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CD, Hybrid SACD, 2011/12/7
"もう一度試してください。" | Hybrid SACD | — | ¥2,447 |
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曲目リスト
1 | チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 第1楽章:アレグロ |
2 | チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 第2楽章:アダージョ・マ・ノン・トロッポ |
3 | チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 第3楽章:フィナーレ(アレグロ・モデラート) |
4 | 森の静けさ 作品68-5 |
商品の説明
Amazonレビュー
20世紀を代表する名女流チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレ(1945-1987)の残したレコーディングの代表作。夫バレンボイムのサポートで、古今屈指のチェロ協奏曲であるドヴォルザークの名品が録音されたのは、1970年11月11日、つまり不治の病である多発性硬化症を発症する直前、彼女のキャリアの絶頂期であった。ここでのデュ・プレは、いつもながら聴き手の胸に電流が走るような迫真の感動を与えてくれる。彼女のチェロを聴いて冷静でいることは、ほとんど不可能だ。クライマックスで軋みを立ててバリバリと弾き進む怒涛の勢い、ピアニシモでのめくるめく高速パッセージ、込めすぎるくらい痛切な気持ちのこもった歌。デュ・プレのチェロは、「演奏している」という次元をはるかに飛び越え、多少の乱れなどものともせず、音楽の本質を鷲掴みにせんとする気迫と確信だけが炎のように燃えさかっている。もちろん力任せではなく、第2楽章終盤のモノローグ風の部分や、第3楽章の終結部の前の静かに名残を惜しむ回顧的な雰囲気など、じっくりとテンポを落として沈思する。この辺の組み立ても素晴らしく、この曲の良さを味わいつくせる演奏となっている。カップリングされた「森の静けさ」はドヴォルザークののどかで人情味にあふれた詩的な雰囲気が満喫できる佳曲である。
惜しむらくは録音がやや古いこと。ARTリマスタリングの力を持ってしても、オーケストラのスケール感を再現するところにまでは至っていない。しかし、デュ・プレのチェロの生々しさは充分に捉えられている。(林田直樹)
メディア掲載レビューほか
ART(アビイ・ロード・テクノロジー)シリーズ第1期第2回発売分。チェロ奏者、デュ・プレの演奏による、ドヴォルザーク作品を持ち前のスケールが大きく伸びやかな歌いまわしで収録した1970年録音盤。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : EMIミュージック・ジャパン
- EAN : 4988006792852
- 時間 : 49 分
- レーベル : EMIミュージック・ジャパン
- ASIN : B00005RGVN
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 350,402位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 18,309位交響曲・管弦楽曲・協奏曲
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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このCDの魅力はデュプレの音色に尽きると思います。
音の振幅が広く、とても情熱的で男性的な演奏になっているためか
聴いていて若い女性が弾いているとはとても思えません。
バレンボイムとCSOのバックアップが、もう少しあっても良いと思う箇所はありますが、
デュプレのチェロを聴いていると感動のあまり気にならなくなります。
デュプレのチェロの音色を堪能するには、おすすめの1枚です。
ぜひ聴いてみてください。
このドラマティックな協奏曲をこれだけドラマティックかつ情緒たっぷり歌わせることができたからこの盤は名盤になりえたのだと思う。
そして、この曲をこの盤で聞いた人は名曲であることを知るのだ。
まず、名盤の絶対条件として、チェロの音が良いことがあげられる。
弦ではなく、チェロのBODYが鳴っているのが分かるのだ。それぐらい一音一音がすばらしい。
ただ激しいだけではなく、聞かせるところはじっくりと聞かせる。
他の演奏とも比べたが、名曲だと言えるのはこの盤だと思う。
チェロの音にしても小澤&ロストロポーヴィチ盤の、ロストロポーヴィチのほうがスムーズで、綺麗である。
総合的にみて、五分五分か、小澤&ロストロポーヴィチ盤のほうが上か?
でも、オーケストレーションに関してはこっちのほうが骨太でよかった。
でも手を替え品を変えて何度も何度もこの盤は発売を続けていますのは、やはりデュプレの素晴らしさを世が認めているからなんでしょう。
で、初期の頃の上記CDを今もお聴きになっている方は、この盤を是非ためしてはーーと申し上げます。音楽が生きて訴える力は、それ相応の技術がCDに反映しなければならないーーーといたく感じたものです。
音の分離、細部の明瞭さ、チェロそのものの質感、オーケストラの膨らみヴォリュウム感、ホールのアンビエンス、全然違います。
或いはリマスターでマルチ録音のテープがリミックスされたのでは?とすら感じました。
ただ、独奏チェロのアップ度が些か過剰かな?という気もしますが、チェロそのものの生々しさは初期(の頃)盤とは比較になりません。
装置のグレードが高い(繊細な再生が得意な)と如実に実感できる筈・・・と申し上げたいです。
CD層もSACD層も同一傾向の変化で、ライナーノートによるとマスターはいじってないそうなので、
機器の進歩などによるものなんでしょう。
SACD層はCD層よりもオケの高弦にしなやかさが加わり、デュプレのチェロは深みと実在感が増します。
ロストロポーヴィチのスケール感やフルニエの気高さも素晴らしいものですが、深い情感表現ならデュプレが最高ですね。
ジャケット写真も、よりチャーミングになりました (笑)