タイトルと話の出だしはアクションはたまたコメディのような先行きを感じさせる。しかし内容は、張り込み中の刑事2人が出会う人々と織りなす、どちらかと言えば人間くさいストーリー。そして最後には刑事ものとしても融合し完結している。
破天荒な2人とはいえ、いくら何でも持ち場を離れる時は相棒にTELの一つも入れるだろう。本部とのやり取りも一切ない?(ここら辺は明らかにコメディ)
また、先のレビュアーさんも書かれているが、もう少し(特に主人公の)心の細部や葛藤を描いてくれていたらとも思う。(お腹の場面は本当に良かった)
いずれにせよ、観終わった後なぜかしみじみと心が温まるような作品だった。呉鎮宇も良かった。