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ココニイルコト [DVD]
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商品の説明
Amazonより
広告代理店勤務のコピーライター志乃(真中瞳)は、ある上司の夫人から手切れ金を渡され、大阪支社へ飛ばされることになった。幼いころの日々から培った諦念でそれを黙って受け入れ、大阪へ赴いた彼女は、そこで入社してきてまもない楽天家社員の前野(境雅人)と知り合うが……。
最相葉月が記した1200字足らずのエッセイをもとに、これが映画監督デビューとなった長澤雅彦が描く透明感あふれるラブストーリー。傷つくことを恐れながら育ってきた女と、傷を見せないように生きる男。どちらも現代の青春像を反映させたリアルなものだが、それを意気込まずに等身大のナチュラルな姿勢で描ききったことが成功の秘訣だろう。真中瞳は本作でキネマ旬報新人女優賞を受賞。(的田也寸志)
レビュー
監督・脚本: 長澤雅彦 原案: 最相葉月 脚本: 三澤慶子 撮影: 藤澤順一 出演: 真中瞳/堺雅人/中村育二/小市慢太郎/黒坂真美/島木譲二/笑福亭鶴瓶
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4934569610621
- メディア形式 : DVD-Video
- 発売日 : 2002/1/25
- 出演 : 真中瞳
- 販売元 : バンダイビジュアル
- ASIN : B00005U5LH
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 74,173位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 644位日本のラブロマンス映画
- - 3,715位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
言葉は悪いけど淡々としている。
ここで泣かせるとか、笑わせるとか映像的に強制感がありません。
勿論そんな筈はないんでしょうが、物凄く自然で日常を描いている様でした。
私の涙腺は弱いのですが、話の流れで泣くのは決定していました。
でも映像運び的には泣かないと思っていたのに、自分でも驚く程に泣いてしまいました。
見る人によって先に進む勇気をくれたり、現状のままでも良いと思えたり、その両方だったり、捉え方の違う映画だと思います。
切ないけど、心が温かくなって日常が大切に思えるような作品でした。
「大阪弁が変」「主人公が死ぬのが安直」「展開がベタ」とか、ネットでは否定的な評価もありますが、自分は佳作だと思いました。
あまり映画は観ませんが、充分面白く、記憶に残る作品です。
悪くなかったけど、正直言って、まあ、見なくてもよかったかもって感じです。もしかして、これ、映画じゃなくて連ドラで人間関係を丁寧に描いたほうがよかったのかも。その方が心に響くものがあったかも。堺さんの良さも、もっともっと出たかも。もっと、心を動かされる映画かと思っていたので、ちょっと不完全燃焼って感じです。もっとズンと心にくるシーンが欲しかったなあ。
でも、カエルの置物は欲しくなりました。
本作のテーマは「祈ること」である。
本作のヒロインは子供時代に父親を病気で亡くしている。父親の回復を、自らが窓に描いた星に祈ったにも関わらず、その祈りは適わなかった。それ以降ヒロインは「祈ること」をやめた。そんなヒロインが再度「祈ること」を取り戻すことが本作のテーマである。
ヒロインが本当に学んだことは何か。それは「祈ること」でも「適わないこと」があるということだ。
まず祈る。但し、それが適うかどうかは自分の力を超えている。従い、「適わないこと」も多々ある。 ヒロインが言う「ミラクルはしょっちゅう起こらない」というセリフはそれを指している。しかし「祈ること」を諦めたら、そもそも何も適わない。それをヒロインが気が付く過程こそが本作である。
「ココニイルコト」が本作の題名だ。「ココ」とは何処なのかと考えることは本作においては興味深い。それは「ヒロインの職場」なのかもしれない。「関西地域」なのかもしれない。「この世」なのかもしれない。本作を観る人が自由に「ココ」を勝手に想像し、決定することが可能だ。そういう「自由さ」が本作の題名の中に込められている。
但し僕はやはり「この世」を選びたい。「空」と「星」がしばしば語られる本作においての「ココ」とは、おそらく地上である「この世」であると考えることが一番自然だからだ。「この世」で寝転んで「空」と「星」を見上げる場面の多さも本作では際立っている。「見上げること」とは地上にいるからこそできる仕草だ。
良い作品だ。くどくなくて薄味だがしっかりその薄味が立っている。こういう作品こそが邦画の強みだ。それが最後の感想であった。だから僕は機内では邦画から探し始める。
映画「かもめ食堂」や「プール」が好きな方はそれなりに楽しめると思います。
問題を起こし左遷させられてしまった少しネガティブなOLが
新しい土地でユニークな男性と出会い、彼と接していく中で自分の生き方や
日常について考え、明るく前向きに成長してゆくストーリーです。
舞台はどこにでもありそうな会社、登場するのは主人公たちとその同僚、その家族
どこにでもありそうな日常の一コマ、人々の心境を丁寧に描写している映画です。
劇中では主人公はもちろん、鶴瓶さんも非常に味のある良い演技をされています。
少し人間関係に疲れた、嫌なことがあり落ち込んだ時等に見ると、
明日からまた頑張ろうという気力をくれる映画だと思います。
堺さんの「ま、ええんとちゃいまっか」も良い味を出してます。
穏やかで何もない日常こそ、最高の幸せなのかもしれないと
気付かせてくれる映画です。
驚かせよう、とか、感動させよう、とか、泣かせよう、とか、そういった策略めいた思惑が一切感じられず、とても手触りのいい物に触れているかの様な優しい感触の作品で、疲れた時にふと見返したくなります。
恋愛に疲れて、仕事も思い通りにならなくて、肩肘張って生きていたヒロインが、堺さん演じる前野君と出会い、だんだんと力が抜けていく様を真中瞳さんが凄く素敵に演じていて、パッケージにもなっているラストシーンでの真中さんの表情が本当に印象的でした。
胡散臭くさえ感じる堺さん演じる前野君の大阪弁と笑顔がだんだんと沁みてきて、気がつくと、前野君の口癖の「ま、ええんとちゃいまっか」という言葉が呪文の様にささくれだった気持ちを穏やかにしてくれていて。
この言葉の響きで、毎回、ラストシーンで咽び泣いてしまいます。
ただ、「ココニイルコト」の大切さと愛おしさ。
タイトルの付け方も素敵だな‥と思いました。
今ほど名が知れていなかった時期の堺さんと役者として未知数だった真中さんが演じたからこそ、奇をてらうことのない、淡々とした普通の日常を営む人間の密やかな力強さを感じられた様に思います。
本当にいい作品です。出会えて幸せです。