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夏至 特別版 [DVD]

4.2 5つ星のうち4.2 31個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版 ¥5,980
DVD 通常版
¥2,155
DVD 通常版
¥2,990
フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ トラン・ヌー・イエン・ケー, グエン・ニュー・クイン, トラン・アン・ユン
言語 日本語, ベトナム語
稼働時間 1 時間 52 分

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商品の説明

Amazonより

ベトナム・ハノイの三姉妹が、母の命日に集まった。彼女たちはとても仲がよく、どんなことでも語り合ってきたが、それぞれ姉妹にさえ話せない、恋の秘密を抱えていた…。
『青いパパイヤの香り』で、そのデリケートな映像センスが注目されたトラン・アン・ユン監督作。不倫、妊娠、浮気などなど、さまざまな恋愛の形が、しっとりとした映像の中で上品につづられる。女性なら、3姉妹の誰かに自分を重ね合わせてしまいそうだ。
3女を演じたのは『青いパパイヤの香り』など、ユン監督の映画には欠かせない女優トラン・ヌー・イエン・ケー。無垢(むく)な彼女の存在感が、大人になっても少女のような恋をするヒロインにピッタリ。ベトナムの街を美しく切り取った撮影も見事だ。(斎藤 香)

レビュー

母の命日に集まった、ハノイに暮らす三人姉妹とその配偶者たち。母が生前隠していた初恋について語る彼女たちもまた、それぞれ愛にまつわる秘密をその胸に秘めて夏を過ごそうとしていた。トラン・アン・ユン監督の『青いパパイヤの香り』『シクロ』に続く3作目。『花様年華』のリー・ピンビンによるカメラが見事で、湿気と強烈な日差しによって空気が水を湛えているかのように輝く、ベトナム独自の官能美はこれ以上ないほど堪能できる。まどろむような物憂さに、ルー・リードの歌声が絶妙にマッチするのには驚いた! (山崎まどか) --- 2002年03月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)

監督・脚本・台詞: トラン・アン・ユン 撮影: リー・ピンビン 美術: ブノワ・バルー 出演: トラン・ヌー・イエン・ケー/グエン・ニュー・クイン/レ・カイン/アンクル・フン/ゴー・クアン・ハイ
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語, ベトナム語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988126200763
  • 監督 ‏ : ‎ トラン・アン・ユン
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 52 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/1/25
  • 出演 ‏ : ‎ トラン・ヌー・イエン・ケー, グエン・ニュー・クイン
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), ベトナム語 (Dolby Digital 5.1)
  • 販売元 ‏ : ‎ パイオニアLDC
  • ASIN ‏ : ‎ B00005UJJI
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 31個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
31グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2008年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実はうつ病を患っている者です。
だいぶ症状は改善されてきていて、DVDも観られるようになりました。
そして今、抽象的な表現ですが、精神的にとても身体全体が「水」を求めている感覚がして、この映画はほとんど予備知識なしで観ました。

この映画は、あるインテリア雑誌に紹介されていたのがきっかけで購入しました。
夜に一人でみたのですが、まさに今・・・自分が求めていた水のもつ柔らかさ、激しさ、そして激しくないカット割、登場人物たちの生き様・・・まさにこういう映画で癒されました。

最近は、いわゆる「ヒューマンドラマ」映画でも、アメリカ映画ではドラマティックな展開が挿入されていて、それすら受け付けられないほど、疲れている自分にようやく気がつきました。
(だからといって「ディープ・ブルー」のようなドキュメントは苦手)

ベトナムは、「水曜どうでしょう」のラストの企画で、大泉洋と鈴井貴之がカブでベトナム縦断したのを観ていたので、大まかなイメージはありましたが、この映画はそういうリアルな部分ではなく、ベトナムの持つ美的・・・耽美なエッセンスを凝縮した映画でした。

何度も繰り返しますが、この映画に出会えてよかったです。
こういう映画、いくつも観てみたい。

ちなみに、この監督さん、村上春樹氏の「ノルウェイの森」の監督なんですよね。
個人的には「ノルウェイの森」の映画は失敗するだろう、と思っていたのですが、この映画をみて、この監督なら、期待できるかも、と俄然見たくなってきました。
村上春樹氏も トラン・アン・ユン監督が好きだ、ということで企画が実現したそうですが、原作の持つ繊細さ、喪失感をどう表現するのか、とても楽しみです。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は、どうということはありません。ベトナムを舞台にしたフランス映画、といった感じです。監督が、フランスに亡命したベトナム難民とのことで、それも納得です。

他の方も書いていますが、映像がとてもきれいです。湿度の高さに、同じ東洋人として肌がほっとする感じがします。本当のベトナムは暑いはずですが、この映像を見る限り、少しひんやりしています。
音楽もよいです。特に、民謡なのでしょうか、女性が歌う歌が私は好きです。
ゆったりと流れる時間が、心地よく感じました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グリーン系(特にパステルグリーン)がとてもキレイなのでぜひ最近の大型液晶テレビでの鑑賞をお勧めします
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年9月30日に日本でレビュー済み
風景や色彩の美しさで高い評価を得ている本作ですが、個人的には音も素晴らしいと思います。
雨の音、ビーズカーテンをカラカラ鳴らす風の音、虫や鳥の鳴く音、どこからか聞こえてくる鐘の音、表の通りを行く原付や車の音、そして人々のベトナム語の抑揚…ベトナムの暮らしの中に溢れる音がこの映画から溢れてきます。

話は「仲の良い姉妹や夫婦にもそれぞれ隠している秘密がある」という、姉妹もの映画ではもはやありきたりの話で新鮮味はないです。
またものすごくゆっくりとまどろむようなペースでの展開なので、せっかちな人は耐えられないかもしれません。
が、やはり映像が良いです。大きな植物で鬱蒼としている庭に豪雨が降る様は、庭が生き返るような、土の匂いがしてくるような錯覚さえしました。
ハロン湾という美しいロケ地を知ることが出来たのも収穫です。
食に関する映画が好きなので、家の外でしゃがんで調理する様や、朝食を外の出店に食べに行ったりする描写も興味深く、ベトナムの空気感を少し知ることが出来て面白かったです。
エキセントリックな三女、微笑みがむしろ怖い次女、くたびれた顔の長女と三者三様に直情的でぎょっとするというか、どことなく怖かったのも印象的です。

ベトナムに詳しくない私には、なぜ誕生日よりも命日を祝いたがるのか、長女が受け取った銅器?は一体何なのか、よくわからない点も多く、スッキリしない部分もありますが、ベトナムを感じられる映画自体がめずらしかったのと、音と映像の美しさで「まあいっか」という感じです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年7月27日に日本でレビュー済み
毎年 梅雨の頃になると 観たくなり DVDを買って 観ています
 じっとりと湿度のある画面に 
 フランス映画のような とびっきりお洒落な インテリアや衣装が
 観ていて飽きません
 あっ それと音楽も 最高に CooLです
2009年1月7日に日本でレビュー済み
料理にスローフードがあるように、映画にもそのようなジャンルがあるとしたら、
この映画はまさしく、スローなムービーだと思う。艶を含んだパステルカラーの
シルクのアオザイの肌触りや、初めて口にしたフォーや生春巻きの食感といった
味わいの映画である。

三姉妹が母の命日に料理を作る「起」から、母は最期に父以外の名を呼んだという
「承」に移り、不倫・浮気・妊娠といった話題に「転」じていくのだが、そこから
穏やかに「結」ぶあたりが、トラン・アン・ユン監督のアイデンティティである。

村上春樹「ノルウェイの森」の映画が、広報発表では来月からクランクインされる。
このトラン・アン・ユンが監督で、日本人が演じるという。 大いに期待したい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年5月25日に日本でレビュー済み
この監督の撮る映画は本当にきれいである。それだけはいえる。この映画も例外ではない。しかし、僕はこの監督の映画をあまり好きにはなれない。『シクロ』も『青いパパイヤの香り』でも同様の理由からである。それは、この監督が少し表現主義に偏りすぎているんではないかと、感じるからである。物語はとても美しいのだが、映像からこちらに訴えかけてくる意思が弱い。しかし、そういうのが好きな人もいるかもしれない。
映像・音楽はとても美しいです。
『夏至』は問題を抱えた(男女間の話)3姉妹の話。
ほんのりとした後味がのこる。そこがいいかも。 この映画は「後味」を楽しむための映画なのかもしれない。そう思えば、理解しやすいだろう。
この監督カメラが役者にとても近い。撮り方はとてもうまいと思う。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年6月23日に日本でレビュー済み
アジアの美しさ、アジアらしさ、をムンムン感じさせる
よい映画だと思います。
監督は小津安二郎からもインスピレーションを
うけているとのことなので、それっぽい構図だなあと
感じさせるシーンもあって、なかなか興味深い映画です。

私がすごくいいなあと思える点が以下。

■三姉妹の会話
家事をしながら何気なく話し合う風景。
「種はどうするの?すてるの?」「ネギ買うの忘れた」
「お兄ちゃんに買ってきてもらえれば?」
「もっと母からお料理習えばよかったと思う」
「そんなことないわ。美味しいわよ」
「お兄ちゃん、ワインもっと飲む?」
「お昼たべすぎた。お腹いっぱい」「あたしも〜」「夕飯はゆでたタニシだけでいっか」
(日本だと“お茶漬けでいっか”みたいなかんじ?)
といった台詞がすごく印象的です。
(ちょっとシモネタがはいった会話よりずっとセクシー)
日本でもこういう何気ないところに、女性らしい感性が現れたりしますが、
あながちベトナムでもおなじ感覚なのかもしれないですね。

■カフェで居留守をつかってしまう、三女の彼氏
この彼氏役の男性が、とても美男子です。いや、美男子に撮られています。
斜め上から見下げた感じでうつっているのですが、
まつげが長く、きりっとしており、それでいて若くみずみずしく、
あやうい感じをよく捉えています。

静かな映像が多い作品ですが、このシーンも含め緊張感だけは失ってない
ハリが感じられて、素敵です。

■寸止め(?)な不倫関係(?)
次女の旦那が、小説のネタ探し+ちょっとはめはずしたい(?)衝動に
かられ、リゾートホテルに行くシーン。
ホテルでいいなあと思える女と出会い、部屋にさそわれるものの・・・・。。
おやっ!、そこで「終了」ですか、とおもえる意外な展開に。
あの微妙な寸止め感も少々アジア的だといえましょうか。。。
(ちょっとした“心まどひ”みたいな)

いくらフランスで育っているとはいうものの、
それでも物こころつくまではベトナムで暮らしていたユン監督ですから、
芯の部分はやっぱり東洋のお人、と思わされる演出に思わず共感。
そんな演出から、東洋人にしかつたわらないだろうなあ(西洋人が見たら
エキゾチックとかいう、変哲ないヘタな言葉であらわされるのだろう)と思える
ユーモアなんかも汲み取れて、すきな映画です。
ウォン・カーウェイ監督常連の撮影監督も協力しているせいか、
映像もほんとうに素敵です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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