レインボー・チルドレン
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曲目リスト
1 | レインボウ・チルドレン |
2 | ミューズ・2・ザ・ファラオ |
3 | デジタル・ガーデン |
4 | ザ・ワーク・パート1 |
5 | エヴリホエア |
6 | センシュアル・エヴァーアフター |
7 | メロウ |
8 | 1+1+1=3 |
9 | ディコンストラクション |
10 | ウェデイング・フィースト |
11 | シー・ラヴズ・ミー・4・ミー |
12 | ファミリー・ネーム |
13 | エヴァーラスティング・ナウ |
14 | ラスト・ディッセンバー |
商品の説明
Amazonレビュー
再びプリンスと名乗るようになったこのアーティストの昔からの熱心なファンは、突飛だが爽快な本作の精神的な内容に驚かされはしないだろう。結局のところ、プリンスはそのキャリアの大部分において神聖さと不浄さのあいだに横たわる深い溝をまたいで立っていたのだ。だが、たとえそうであっても本作の赤裸々で宗教的なトーンは賞賛せずにはいられない。軽快なエンディング曲「Last December」で、プリンスとコーラス隊は「父と子の名において、わたしたちはひとつにならなければならない」と宣言している。本作の目的は明快であり、アルバムのほぼ全編を通じてプリンスは宗教的な愛の精神に突き動かされ、ここ数年の彼と変わらないサウンドを聴かせてくれる。そして、穏やかなワルツ「She Loves Me 4 Me」からリラックスしたジャズ風の「Mellow」まで、グルーブ感のなかに贖罪の気持ちが組み合わされている。たとえ今の音楽の主流(本作を通して風刺的に物語っている)から外れようとも、プリンスは喜びに満ちあふれたファンキーな音を奏でている。(Amy Linden ,Amazon.com)
メディア掲載レビューほか
1999年発表の『RAVE UN 2 THE JOY FANTASTIC』の2年後に発表された、プリンス名義のオリジナル・アルバム。得意のファルセットを存分に聞かせるバラードや8分に及ぶパーティー・チューンなど、ジャジー&ファンキーな全12曲を収録。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14 x 12.4 x 1 cm; 100 g
- メーカー : ビクターエンタテインメント
- EAN : 4988002426164
- 時間 : 1 時間 10 分
- レーベル : ビクターエンタテインメント
- ASIN : B00005UJP4
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 123,392位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
特に Last Decemberは、Liveでも観てるので 何故か 泣けてくる。
シンボルからPrince名義に戻っての作品で、全体的な作風は、Jazz, R&B, Funk, Rock etcの混血といった感じです。
歌詞も楽曲も、ディープで精神的な内容。
10分超・8分超といった長尺曲もあり、コンセプトアルバムのように1枚通して聴くタイプの作品だと感じてます。
このようなことを書くと取っつきにくい印象を受けるかもしれませんが、
ジャムっぽいパートを挟むことで適度に息抜きできるようになってますし、
全体的に、夜のような優しい雰囲気なので、滑らかで聴きやすい作品でもあります。
音楽の濃淡の加減にしろ、全体の構成の組み立てにしろ、この絶妙なバランス感覚は、まさしく円熟したPrinceだと思います。
(1)は、10分超の長尺曲。Jazzyに始まり、潮が満ちるようにゆっくりと盛り上がっていく曲。
アルバム全体通して聴いても、ゆっくり穏やかに盛り上がっていくので、この曲は、アルバム全体を象徴するように感じます。
メロウな(2)、幻想的な(3)、Funky & Jazzyで楽しい(4)、ゴスペルコーラスが滑らかに流れるような(5)と、佳曲が続きますが、
やはり、終盤が凄い!
Prince味に染められたミドルテンポFunk(12)は、締めにMartin Luther King Jr.の演説という重みのある構成で、
続く、Live感たっぷりのFunkチューン(13)は、一転してとにかく楽しい雰囲気に!
We Want Princeの声やベースの1音1音といった"Now"に、Princeの生気や歓喜が感じられます。
そして、ラスト(14)は、感動のバラード。Princeの新たな名曲でしょう。
Princeの精神性の下、これまでの様々な音楽が成熟し、一つの形となったような作品。
Prince Spiritualな作品。ファンは必聴です。
なお、参加メンバーは、John Blackwell (Dr), Najee (Soprano Sax, Flute), Mr. Larry Graham Jr. (B on 4,14),
Melenia (Back Vo), Kp Blackshire (Back Vo), Mr. Hayes (Back Vo), Femi Jiya (Back Vo), HORNHEADS (Group Horns)
ジャケットから想像できるとおり、少しJAZZYで渋めの仕上がりになっています。
どれもこれもいい曲揃いなのですが、LIVEで感動したのは、1+1+1=3です。アルバムからはかけ離れた演奏を聞かせてくれて圧巻でした。とにかく素晴らしいアルバム!ぜひ聞いてほしい!
遂にPrinceも完全インディーからのリリース。本作は収録曲がweb上でmp3配信されるなど、新たな試みも行われていた模様。歌詞は人種差別などをテーマとした内容のようだ。
バックバンドはこれまで同様NPGの面々だが、本作ではホーンやドラムが目立つのが特徴的。相変わらずジャンルにカテゴライズしにくい内容だが、ファンクが基調なのは従来どおり。尚、クレジットはないが全曲プロデュースはPrince本人によるものと思われる。
表題曲(1)は賛否両論あったジャズ風の長尺ナンバー。確かに初めて聞いたときは驚いたが、聞き返すうちにアルバムトータルで見た違和感は薄れていく。(2)"Muse 2 The Pharaoh"はディアンジェロ風のネオソウルで(ディアンジェロはPrinceのフォロワー)、こちらも新機軸。同系統の曲は(7)"Mellow"、(11)"She Loves Me 4 Me"と用意されており、いずれもシロップ感のある極上のスウィートソウル。
ファンク曲ではまずシングルとなった(4)"The Work part1"で、明らかなジェームズ・ブラウンへのオマージュソングだ。(5)"Everywhere"はファンクというよりスカだが、激情的なドラムソロが熱い。(8)"1+1+1 Is 3"はPファンク寄り、(13)"The Everlasting Now"はライブ風のアップテンポなファンク。そして素晴らしいのが弾き語り風のバラード(14)"Last December"で、クワイヤを思わせるサビも感動的。
Princeのアルバムに特定のフォーマットを求めるリスナーには批判したくなるような内容かもしれないが、そうでないリスナーにとっては単純に気持ちいいブラックミュージックアルバムに仕上がっていると思う。
当時あまり話題になったアルバムではないが、今聞いても古臭さはなく、いつまでも楽しめる音楽作品。
2004年の次作から再びメジャーリリースとなる。
「プリンス」という括りではベストになり得ないのに、「音楽」という括りでは最高峰。と感じる作品。不思議。
聴く側を超越してしまう才能はいつの時代も同じだし、限りない引き出しの数も。今作は特に玄人向けな感じがするけど、何故か耳に馴染み、心地よく、高揚させ、気持ちいい。長尺な曲もダルさを感じさせない。全ての音が必然性をもってそこにある様な。
「THE EVERLASTING NOW」からの「LAST DECENBER」の流れが神懸かっていてゾクゾク……そして泣けます。共に旅をした達成感を以て静かに幕を閉じる……
限りなく上質で自由な音楽作品だと思います。