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ムソルグスキー:展覧会の絵

キーシン(エフゲニー) (アーティスト, 演奏), ムソルグスキー (作曲), バッハ (作曲), 形式: CD

4.5 15個の評価

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CD, 2002/2/20

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エフゲニー・キーシン
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エフゲニー・キーシン
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KISSIN, EVGENY
44
CD
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曲目リスト

1	トッカータ,アダージョとフーガ・ハ長調
2	ひばり*ペテルブルクへの別れ
3	展覧会の絵*組曲

商品の説明

メディア掲載レビューほか

両端に技巧的な曲を配置し、間奏曲風にバラキレフのリリックな曲をはさむ。ちょっとしたリサイタルのような構成のCD。技巧の冴えは言わずもがな。しかしキーシンは、それだけに依存することからの脱却を試みているようだ。成否は半々といったところ。
-- 内容（「CDジャーナル」データベースより）

登録情報

メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
メーカー ‏ : ‎ BMG JAPAN
EAN ‏ : ‎ 4988017607879
時間 ‏ : ‎ 58 分
レーベル ‏ : ‎ BMG JAPAN
ASIN ‏ : ‎ B00005V271
ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

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meister-knopf

ひばり

2021年6月5日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

ひばりがとても美しい曲です。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

後藤暢子

2014年5月8日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

これらのＣＤで、キーシンはピアノという楽器の表現力を十全に展開しています。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

８０才超。断捨離終盤。

女性の名手による演奏を思わされるわな

2017年1月21日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

厳しい自然に曝される広大なロシアの大地から湧き出る何やら計り知れん質量を持った音楽表現をこの曲に期待するとすれば、奏者は男性、その中でもウラジーミル・ホロヴィッツ氏の１９４１年の演奏ということんなり、キーシン君のこれはよくできてはいるが少し違うなあって思いになるわな。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Archer King Murakami Manic

BusoniによるBachの編曲、Mussorgskyは聴きもの

2020年9月30日に日本でレビュー済み

今回は幾度も名前を聞いたことがあるのだが、余り知らないFerruccio Busoni（1866～1924）について調べてみた。彼はクラリネット奏者の父、ピアニストの母と言う音楽カップルの唯一の子どもとして、イタリアのトスカナ地方のエンポーリに生まれた。Busoniは7歳でピアノを弾き、また作曲すると言う早熟の才を示したと言う。演奏曲は、どうやらMozartのハ長調ピアノ・ソナタK.545、そしてSchumannだったようだ。両親はBusoniを売り込もうとして懸命で、Busoniは子どもらしい時間を持てなかったと言う。そして9歳で、Mozartのハ短調ピアノ協奏曲K.491、と言う難曲でコンサートのデビューを飾った。それから9歳から11歳まで、支援者の助力でウィーン音楽院で学んだ。この時代にLisztのピアノを聴き、彼に紹介されるとともに、協奏曲を作曲したり、自作の「スターバト・マター」を指揮している。その後彼は支援者から資金を得たり、コンサートを開いて生活していたが、ほとんど無一文になったこともあったようだ。1888年に、当時はロシア帝国の一部であった現在のフィンランド、ヘルシンキの音楽学校でピアノ教師として招かれ、漸く定職に就くことができた。ヘルシンキでは自作の演奏を含めて30回のコンサートを開いたほか、Bachの「トッカータとフーガ」のピアノ編曲も行なったようだ。そしてこれが、彼の編曲者としての力量を発揮する最初の作品となった。また1889年には、スウェーデン人の彫刻家の娘に初めて会ってから一週間でプロポーズしている。その後作曲と編曲の手腕が認められ、モスクワ音楽院の教師となり、プロポーズしていた女性とも結婚した。だがモスクワでは、居心地があまりよくなかったようだ。そんな時にボストンのニュー・イングランド音楽院に招かれ、ボストン交響楽団の指揮者で旧知の間柄だったニキシュと再会する。ところが新しい職場も満足が行かず、Busoniは米国でコンサート活動を再開した。そして1894年には、またヨーロッパ、ベルリンに落ち着くことになり、第一次大戦を除いて彼はここに定住してコンサート活動を行ない、1924年にここで心臓と腎臓の病で亡くなった。

キーシンももう50歳を迎えるなんて、時の経つことの速いこと……。このCDでは、Bach（Busoni編曲）、Glinka、そしてMussorgskyを演奏していて、いずれもすばらしいけれども、やはりBach、Mussorgskyの演奏は迫力がある。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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nora

やっと好きな展覧会の絵を手に入れた！

2013年1月18日に日本でレビュー済み

私の展覧会の絵の中での一番すきなのはBydlo
です。非常に重苦しい曲で、しかし壮大なクレッシェンドで
盛り上がっていくこの曲を、いろいろなピアニストで
聴き比べをしていました。鍵盤のフォルテは限度があります。
残念ながら長い長いクレッシェンドの果ては破綻した
ものがほとんどでした。しかし・・キーシンは破綻しないのです。
そして効果的に一番の聞かせどころを見事に表現
するのです。そして、ピアノを強打しても、美しい共鳴ボックス
のような、複雑和音でも一つ一つの強弱があるというか・・・
自分の表現力の無さが嫌になるような美しい音で
鮮烈に強烈にピアノを鳴らすのです。

クラシック好きの知人に勧めたところ、演奏が
ちょっと乱暴という感想もありましたが
私はBydloの表現に関して、いや、すべてこの演奏が最高だと思います。

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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fuwari

上手い、上手すぎる！

2006年12月11日に日本でレビュー済み

キーシンが始めて日本にやってきたときは、その演奏からは
なんとなくひ弱さが感じられ、良い印象を持ちませんでした。
しかし、こんな大ピアニストに育つとは！

グリンカ作曲バラキレフ編曲の「ひばり」では、細かい音の中から
悲しいメロディーをとても美しい音で浮き立たせています。
こんなに上品で美しい演奏は、そう出来るものではありません。

このCDの目玉、「展覧会の絵」も驚くべき演奏です。
キーシンは強い音を出すときに、決して乱暴に鍵盤を
たたきません。それなのに、強い音の説得力は十分です。
音の芯が強いというか、音圧が強いというか・・・。
ピアノがどうしたらよく鳴るかを、天才的に把握しているのでしょう。
もちろん、技術も天下一品です。
キーシンは今後がとても楽しみなピアニストです。

キーシンの才能をいち早く認めたのは、カラヤンでした。
やはりカラヤンの音楽的才能の発掘眼は本物だったのです。

展覧会の絵のピアノ版のCDは持っていないという方も、
決して買って損はないCDだと思います。

33人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ぽん

「展覧会の絵」以外も最高に素晴らしい

2010年9月29日に日本でレビュー済み

もちろん「展覧会の絵」が目当てで聴いたのですが、バッハの「トッカータ,アダージョとフーガ」もグリンカの「ひばり」も本当に見事です。

バッハ作品は、低音の完璧な構造が素晴らしいと同時に、崇高な高音が印象的です。一転して「ひばり」は、抒情的な究極の美しさで涙を誘います。当然のことながら「展覧会の絵」は大迫力であると同時に繊細で、イマジネーションの世界を豊かに広げてくれます。

ライナーノーツのコメントに一言。バッハとムソルグスキーの間に「ちょっと一息」的に入っているように書かれていた小品の「ひばり」ですが、こんなに美しい演奏を聴きながら一息つける人なんているんでしょうかね。

聴く側の心（の深い部分）をつかんで離さないキーシンのピアノでした。星5個では足りません。

11人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

HAPPY

リアリスティックな演奏

2010年9月1日に日本でレビュー済み

綺麗な音というよりも、
徹底的にリアリスティックさに拘った
写実的な演奏だと思いました。

イマジネーションも素晴らしく、
技術的にも、自由自在に何でも出来てしまうし、
凄い演奏です。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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