丘野かおりと隅田和世が出演しているので、楽しみにして見た。
『イナズマンF』でカッコいいまでの美しさを見せた久万里由香がレギュラー出演しているのも魅力だ。
怪人に襲われたり、肉親が悪の組織と関わりを持ち、それに悩むというのが丘野かおりの定番だが、
本作では、何と! ヘビ原人が人間に化けた姿――すなわち悪役!――を演じている。
白いドレスを着て、豪雨の中に登場するが、残念ながらパンチラもなければブラ透けもない。
本作では鏡に映った顔のアップが多く見られ、可愛い顔も鏡に映るとかなり印象も違ってくる。
一方の隅田はジーンズ姿の登場で、『キカイダー01』のようなミニスカでムチムチの太ももを露出し、
パンチラのサービスを多発することもなければ、『イナズマンF』のようなダイナマイト・ボインを見せることもない。
久万里由香は常にパンツ姿で、パンチラどころか、細く美しいおみ脚を露出することもない。
丘野かおり、隅田和世と比べると、残念ながら美少女度もトキメキ度もかなり低かった。
意外なところでは、高井戸グループの熱血漢、北川の妹、美穂を演じる小林千恵が可愛かった。
合わせて三話に出演していて、特に初登場では超ミニスカ姿で、ハッとするような美少女であった。
残念ながらほとんど動かないために、パンチラは見られなかった。
『イナズマンF』では、歩道橋上に吹く風で郷田ジュンのミニスカが持ち上がり、見事パンモロが出現したので、
風で一瞬、美穂のスカートが翻り、お尻の部分に・・・身を乗り出して見たが、どうやら光が肌に当たって白っぽく見えたようだ。
ピー・プロと東映の違いであろうか?
全26話を見てみたが、ストーリー自体、あまりよくできてはいないように思えた。
やけに偉そうに威張る上に、すぐに暴力を振る坊主刈りの北川、原人と闘っても弱い北川にはよい印象は持てないし、
最後の最後になって主人公が闘う意味に疑いを抱き、戦列を離れるというのも到底納得し難い話の流れではある。
しかし、こういうヒーロー番組というのもまた昭和を感じさせるものだろう。それなりに楽しめた。
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とうの昔に廃盤となり、プレミアがついているDVD-BOXであるが、某通販サイトで、新品(在庫3)というのを見つけた。
どうせ! と眉に唾をつけて注文してみたが……「一度に注文が殺到したため、確保できませんでした」ということだった。
いまどきこんな嘘を信じる消費者がいるとでも思っているのだろうか。在庫管理がいい加減であったことを素直に詫びるべきであった。
もう二度とその通販サイトを見ることもないであろう。