1回目を聴いて:こんなものかね!シスターオブムーンの方が良かった。
2回目:うん?何か味がでて来た。
3回目:これ、結構いい!
4回目:あれ〜!すごく味が出てる。
5回目:バンドの演奏も絶妙だ。
6回目以降:毎日聴かずにいられない症状発生。
今頃安く購入して、素晴らしいサウンドに得した気分です。
人の嗜好は様々ですが、私には恵みの音になりました。
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, CD, インポート, 2002/2/28
"もう一度試してください。" | CD, インポート |
—
| ¥2,753 | ¥390 |
CD, 2002/3/27
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥406 |
1 | ザ・ウェイト |
2 | ジャスティス |
3 | ダークネス・オン・ザ・デルタ |
4 | ウォーターズ・オブ・マーチ |
5 | ユー・ガッタ・ムーヴ |
6 | オンリー・ア・ドリーム・イン・リオ |
7 | ジャスト・アナザー・パレード |
8 | ウィチタ・ラインマン |
9 | シェルター・フロム・ザ・ストーム |
10 | ドランク・アズ・クーター・ブラウン |
11 | ショウ・ミー・ア・ラヴ |
12 | ロード・ソー・クリア |
13 | ホット・タマリス |
14 | コルコヴァード(日本盤ボーナス・トラック) |
Japanese Version featuring a Bonus Track: 'corcovado'
うーん、なんとも濃厚な味わいのブルース・アルバムだこと。『TRAVELING MILES』に続く作品だが、むしろ、その前の『BLUE LIGHT TIL DAWN』や『NEW MOON DAUGHTER』に近い感触がある。つまりブルース色を前面に打ち出した作品ということ。ミシシッピ州ジャクソン生まれのカサンドラにとってデルタ・ブルースは自身のアイデンティティを示すもので、これまでにもたびたび取り上げてきたが、これはその集大成ともいえる作品。
実際、ブルース~南部~ルーツ・ミュージックといったものに対する彼女のこだわりは半端ではなく、たとえば録音にしてもミシシッピ州クラークスデールにある旧駅舎で行なうという念の入れよう。地元のミュージシャンも起用している。その結果、極上の南部料理ができあがった。ザ・バンドのナンバーからスタート、ボブ・ディラン、ジェームス・テイラー、アントニオ・カルロス・ジョビンらのナンバーも歌っているが、ブルージーな味付けはカサンドラならでは。インディア・アリーとのデュエットも話題性十分だ。(市川正二)
Japanese Version featuring a Bonus Track: 'corcovado'
ジャズ・ボーカリスト、カサンドラ・ウィルソンのアルバム。本作は南部を旅し、その地のミュージシャンとのレコーディングを経て完成したサザン・フィールあふれる作品となっている。 (C)RS