イメージ付きのレビュー
コンデンサーの液漏れに注意･････
発売されてから20年以上も経っていることもあり、不具合の無い中古はありません。未使用品でも、時計用コンデンサーが液漏れを起こしています。その液漏れ(本体ケースの底面まで液漏れ･･･)のせいで基板が腐食して断線してしまい、イジェクトボタンを押さないと、電源が入らなかったり、電源が入ったり落ちたりを繰り返すなどの不具合が出ます。問題の時計用コンデンサーを取り外したままでも、問題なく使用できます。ただ、コンセントを抜いたときに、カレンダーと時刻がリセットされる、それだけです。なので中古で手に入れたら、時計用コンデンサーの取り外しをお勧めします。無水エタノールで液漏れした基板の汚れを拭き取り、基板の断線があれば、写真のようにジャンパー線で補修すれば、正常に動作します。ジャンパー線は、耐熱ビニル AWG30、ハンダゴテのビットは0.3mm、それとワイヤーストリッパーにヘッドルーペかあれば、簡単に修理できるかと思います。また、ディスクの読み取りエラーが出る場合は、ピックアップレンズのレール部分にグリスを塗ると、復活しますし、ソフトによっては、ロード時間が若干短くなります。更に、全てのケーブル・フラットケーブル類の端子部分に接点復活剤(レトロゲーム復活剤で十分です)を塗ることで、フリーズ現象が無くなります。初代XBOXでしか遊べないソフトが多いので、定期的にメンテナンスしながら大切に使っていきたいかなと･････。
