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SMOKE [DVD]

4.1 5つ星のうち4.1 290個の評価

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価格
新品 中古品
DVD 1枚組
¥10,216
DVD [DVD]
¥1,540
DVD 通常版
¥1,600
DVD 通常版
¥1,836
DVD 1枚組
フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ ストッカード・チャニング, フォレスト・ウィテカー, ウェイン・ワン, ハーヴェイ・カイテル, ウィリアム・ハート
言語 英語, 日本語
稼働時間 1 時間 53 分

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商品の説明

Amazonより

人気作家ポール・オースターが、自身の短編を脚色。監督は香港出身のウェイン・ワン。NYの下町ブルックリンを舞台にした群像ドラマだ。本作の魅力は、ブルックリンの街に限りなくなじんでいる俳優たちだろう。10年以上もの間、毎日、同じ場所にカメラを向けるタバコ屋の店主にハーヴェイ・カイテル。店の常連客で、店主の写真のなかに亡き妻の姿を見つける作家、ウィリアム・ハート。そこにもうひとり、作家を交通事故から助け、父親を探す黒人少年。映画が進むにつれ、3人それぞれの家族関係が浮き彫りにされていく。
ドラマチックな展開が用意されているわけではなく淡々と進む物語だが、その分、要所でドキリとさせる一瞬が訪れる。たとえば、凍死した父を発見する息子が、すでにそこで眠る父の年齢を越えていたというエピソード。また、強気を貫いてきた娘が、両親に背を向けられたときに浮かべる悲痛な表情。そんな心に引っ掛かる映像の数々が、じわじわと感動を高め、締めくくりは、すべての人を優しく包み込むような「いい話」。上質な文学作品の香りが漂う、逸品だ。(斉藤博昭)

レビュー

製作総指揮: 井関惺 監督: ウェイン・ワン 脚本: ポール・オースター 撮影: アダム・ホランダー 編集: メイジー・ホイ 美術: カリナ・イワノフ 音楽: レイチェル・ポートマン 出演: ハーヴェイ・カーテル/ウィリアム・ハート/ストッカード・チャニング/ハロルド・ペリノー/フォレスト・ウィテカー/アシュレイ・ジャッド/メリー・ワード
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 英語, 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988013310506
  • 監督 ‏ : ‎ ウェイン・ワン
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 53 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/3/20
  • 出演 ‏ : ‎ ハーヴェイ・カイテル, ウィリアム・ハート, ストッカード・チャニング, フォレスト・ウィテカー
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語, 英語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 英語 (Dolby Digital 5.1)
  • 販売元 ‏ : ‎ ポニーキャニオン
  • ASIN ‏ : ‎ B00005YUYA
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 290個の評価

カスタマーレビュー

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ポール・オースターによる、ブルックリンの根「有り」草な男たち
5 星
ポール・オースターによる、ブルックリンの根「有り」草な男たち
何回観たかわからない、非ハリウッド作品らしいリアリティ、いやナチュラルさと寓話性が見事にマッチした稀有な一品です。下町ブルックリンの片隅のそのまた一角を舞台にした大人(主にオッサン)のためのいささかくたびれたご近所(?)・ファンタジー。ブルックリンの一角の小さな煙草屋のオーギー・レン(ハーヴェイ・カイテル)は4000日間かかさず朝8時半に同じ交差点のモノクロ写真を撮り続ける。一見同じ写真。しかし街の小さな片隅では毎日いろんなことが起きる。カイテルは言う。俺の街角。急いじゃ何もよくみえない。似ているようで一枚ずつ違う。雨の日、雪の日、夏の日、新しい人、去りゆく人、平和な日、悲しい事件があった日・・。地球は太陽の周りをまわり、日光は毎日、違う角度で差す・・。本作には起承転結もないしクライマックスも大団円もありません。人の毎日にそんなものないから。どこにも着地しない。でもちょっとしたサプライズは起こるのです。そしてその「マジック」は(スパイスって言ってもいいけれど)ちょっと人を幸せにする。ちょっとだけですけど。ブルックリンの煙草屋には今日もオッサン達がヨタ話をしに集まります。オーギー、最近筆が進まない作家のポール(ウィリアム・ハート)。ふとしたことで知り合った少年ラシード(ハロルド・ペリノー)。ガス・ステーションの隻腕のサイラス(フォレスト・ウィティカー)、そしてオーギーの元いい人、ルビー(ストッカード・チャニング。黒いアイパッチで登場)。ブルックリンという小宇宙で彼ら彼女らが紡ぐあれやこれや。煙草の煙にもその重さを量る方法があります(詳しくは本編にて)。重さがないように見えるものにも質量があるというわけです。何かにしがみついたり、人と比べたりして人生に優劣をつけない、裸で自然で、でも自分の街で自分を生きるオッサンたち。肩の力が抜けているし偽悪めいたものもない。時に饒舌に話し、ときには無言の人達をカメラは静かに、ときにわからないほどのスローなズームで写します。本作は人々の顔を撮る映画でもあります。時の流れ(父より年をとった男の寓話)。顔は履歴書とはよくいったものです。ウソをついて、そのウソにつきあい、それに目くじら立てない生き方。達観なんてしないけど、ラフでスイートなカイテルとハート。さじ加減を踏まえた2人。全部を突き詰めれば息がつまるし、声高に叫ぶのはどうも苦手。たいそうで重たい愛のお話しなんか要りません。キーワードは「プリテンドpretend」、でしょうか。エンド・クレジットはトム・ウェイツが歌う本人のあの名曲。そしてジェリー・ガルシア・バンドによるあの煙草の名曲カバー。鑑賞2回目にはロジャー・グッドウィンという黒人の名前と顔にも注目してみてください。姉妹編には『ブルー・イン・ザ・フェイス』があります。そちらにはジャームッシュ、ルー・リードが出ていました。NewYork Timesで1990年クリスマスに掲載されたポール・オースターの短編『オーギー・レンのクリスマス・ストーリーAuggie Wren's Christmas Story』をもとにオースター自身が全体を創作。この短編は映画の中で粋な使われ方をしています(ここのカメラに注目)。オースターは当初、ハートの役名のポール・ベンジャミン名で活動していました。ハートは彼の分身ということでしょう。この短編は村上春樹・柴田元幸共著の『翻訳夜話』に収録されているらしい(両者の翻訳と原文)。柴田元幸訳の『スモーク&ブルー・イン・ザ・フェイス』(新潮文庫)には、監督のウェイン・ワンの序文、オースターのインタビュー、『スモーク』脚本、『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』、オースターが役者に渡したという「役者のためのノート」、『ブルー・イン・ザ・フェイス』脚本を所収。個人的にはオッサンのオッサンによるオッサンのための映画。ハートがいいしカイテルが最高。いいなぁ。こんな男に成りたかった。そりゃあ女は惚れるで。でも僕は「ハーヴェイ・カイテルになれなかった」ですね。感動作でなく、アクも影もないですけどエンド・クレジットでは大の大人が涙ぐんでしまうんです。いい年こいて。映画観て泣きたくないんですけど。ニューヨーク、ブルックリン、ポール・オースター、柴田元幸、ハーヴェイ・カイテル、ウィリアム・ハート・・そしてトム・ウェイツやジャームッシュ。このキーワードにひっかかった方はぜひご鑑賞ください。ガッカリさせないと思います。雪は降らないですが、私はクリスマスというと本作を思い出します。少々高額なので廉価版発売を期待したいですね。最初観た時は吹替えでした。字幕派ですが初見時と同じ吹替えだったのは嬉し懐かしでしたね。以下、余談ですが・・。雑誌Courrierクーリエ・ジャポン2009年1月号には、特別企画「ポール・オースターが贈る珠玉のクリスマス・ストーリー」が掲載。なんとオースターが朗読するCDが付いています。CDは・イントロ・Act of Memory(オースター朗読)・思い出す営み(沢木耕太郎朗読)・A Family Christmas(オースター朗読)・ファミリー・クリスマス(小川洋子朗読)。そして件の・オーギー・レンのクリスマス・ストーリー(翻訳の柴田元幸氏朗読。25分)が入っています。 紙記事は朗読の原文と訳文(ただし『オーギーレンの~』は訳文のみ)付。さらに余談ですがスイッチ・パブリッシングの・「Coyote」No.26 April2008 は「特集柴田元幸・文学を軽やかに遊ぶ」と題され、 28ページにわたる柴田氏によるオースター関連の記述があります。・「Coyote」No. 21 October2007 「特集柴田元幸が歩く、オースターの街」では121頁にわたる、 柴田氏によるポール・オースター特集が掲載(その中に柴田氏による全訳「City of glass」含む。これは新潮文庫でも出ています)。 記事もカラー、モノクロ写真も最高にカッコイイです。Smoke 1995 US, JP, DE Miramax特典は日本版劇場予告編、スタッフ・キャスト・プロフィール、BGMミュージック・トラックです。
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上位レビュー、対象国: 日本

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