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2002年、Sheryl Crowの4thアルバムです。
3rd『Globe Sessions』(1998)から
Live盤『Live from Central Park』(1999)を経て、リリースされた作品です。
これまでのアルバムは、間接照明のような薄暗い雰囲気がありましたが、
今回は、カラッと晴れた日のようなアルバムになっています。
抜けのいいサウンドで、”西海岸Rock・カントリー風味”といった感じです。
楽曲は、割とポップでポジティブなものが多くあります。
(1) “Steve McQueen”や(2) “Soak Up the Sun”は、Sherylから元気がもらえますし、
開放感があってノスタルジックな(5) “C’mon C’mon”は、リラックスさせてくれます。
一方、結構、哀愁も込められています。
Don Henleyとデュエットしたバラード(6) “It’s So Easy”や
かなり哀愁が強く出たバラード(10) “It’s Only Love”には、グッと来ます。
また、ノスタルジックでほろ苦い(7) “Over You”や
慈しみを込めて諭すような(9) "Diamond Road"は、おセンチな佳曲で心に残ります。
これまでのちょっと重たい雰囲気から、軽い装いになったSheryl。
軽くなった分、よりリラックスして、より素直に、
そして、より自分らしく、喜びも哀愁も表現していると思います。
（リリース当時は、ちょっと戸惑いましたが・・・）
参加ミュージシャンは、曲ごとに変わるスタイルで多数になるのですが、
主なところを紹介すると・・・
Sheryl Crow (Vo, B, G, Key etc), Tim Smith (G, B), Peter Stroud (G), Jeff Trott (G),
Doyle Bramhall II (G), Craig Ross (G), John Shanks (G), Mike Elizondo (B),
Benmont Tench (Organ), Steve Jordan (Dr), Lenny Castro (Perc, Congas) etc
ゲストVoは、
Liz Phair (on 2), Lenny Kravitz (on 3), Stevie Nicks (on 5), Don Henley (on 6),
Gwyneth Paltrow (on 10), Natalie Maines (on 11), Emmylou Harris (on 13) です。
かなり好セールスを記録した作品です。
Sherylファンには、もちろんマスト。
女性シンガーソングライター・ファン、アメリカンロック・ファンetcを中心に、
幅広くオススメです。
（参考）
日本盤は、ボーナストラック3曲収録。 全16曲。
2枚組の『カモン・カモン スペシャル・ツァー・エディション 』もあります。
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