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砂の女 特別版 [DVD]

3.6 5つ星のうち3.6 42個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥9,900
フォーマット ドルビー, ブラック&ホワイト
コントリビュータ 岸田今日子, 岡田英次, 勅使河原宏
言語 日本語
稼働時間 2 時間 27 分

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商品の説明

Amazonより

砂丘地帯に昆虫採集にやってきた高校教師(岡田英次)は、その砂の穴の中で暮らす後家(岸田今日子)の家に一夜の宿を借りる。しかし、次々とこぼれ落ちる砂をかきだしているうちに、教師はその穴の中から脱出できなくなっていることに気づき、もがき、そしていつしか後家と情欲で結ばれ、その穴の中に同化していく…。
読売文学賞を受賞した安部公房の観念的小説を原作に、勅使河原宏監督が前衛タッチで手掛けたシュールな人間ドラマの傑作。そこには、文明の囚われ人となった人間への痛烈な風刺が込められている。文字どおり“砂の女”を熱演する名優・岸田の代表作の1本でもある。カンヌ国際映画祭審査員特別賞やキネマ旬報ベスト・テン第1位など国の内外でも高い評価を受けている。(的田也寸志)

レビュー

監督: 勅使河原宏 原作・脚本: 安部公房 撮影: 瀬川浩 美術: 山崎正夫 タイトルデザイン: 粟津潔 音楽: 武満徹 出演: 岡田英次/岸田今日子/三井弘次/観世栄夫
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988126201036
  • 監督 ‏ : ‎ 勅使河原宏
  • メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー, ブラック&ホワイト
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 27 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/4/14
  • 出演 ‏ : ‎ 岡田英次, 岸田今日子
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語, 英語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ パイオニアLDC
  • ASIN ‏ : ‎ B000060NCX
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 42個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
42グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2003年7月18日に日本でレビュー済み
安部公房原作、勅使河原宏監督の前衛的な作品で難解だった。
現代人の孤独や焦燥感を感じた。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公が 徐々に 村の特殊な 風習、掟に 絡め取られてゆく様が 面白い
2023年10月1日に日本でレビュー済み
昔のアスペクト比の周囲を黒枠で囲み、両脇は灰色なので、まるでモノクロの芸術作品を見るような印象を受けます。砂丘、と言うことで、画面は整理され、実に美しい。
これほどの映像美に溢れた映画はないのじゃないかと思います。

砂もまるで生き物のように捉えられていますが、人間である二人の男女の生き物感はそれを遙かに超える生々しさで、クローズアップによって見事に描き出されています。

脚本は原作者ですが、当然媒体が違えば、作品も変わってきます。
原作は男の視点から描かれ、砂の女はその向こうに佇んでいる影のような存在で、内面は見通せませんが、映画では男以上の存在感で作品を作り上げています。目の光り具合などはちょっとコワくなるくらいです。

小説も映画もそれぞれの世界を構成しているのでどちらもご覧になるのがオススメ。
なお、通常の2時間少々のバージョンと共に、長短2つのディレクターカット版が収められています。
124分と147分です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もともとの原作が面白く、原作に忠実であったと感じた。何と言っても岸田今日子がハマリ役であった。男役は別の俳優でも成り立ったであろうが、彼女なしでは、この映画は成り立たなかったであろう。それ程、適役であった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当時の背景は高度経済成長を関連とする、

恋愛や闇の取引等を題材にした映画作品が目白押しの中、

ひっそりと人間のはかない生について問いかけられる内容でした。

全ての人間は名誉欲、出世欲、物欲、向上欲、色々ともち

人間がいかに物欲の塊なのか痛感させられる。

しかし砂のそこに建てられた家に住む

岸田今日子さん扮する女はそんな夢を追うような

物欲はなく日々家に降り積もる砂かきを淡々とし

質素な生活をこのんでおり

生贄として転がり込んできた、

全てにおいてすれっからしくシビアな男には

理解に苦しむ点が多々あった。

一般的に通用する理念がここではさっぱり通用しない。

一日の宿泊予定が長期になってしまった・・。

そんな中水をさすような岸田今日子さんは中々の演技だと思った。

・・・砂はしっけを呼びますからフフフ・・・と、

セットやそれぞれの合間にみる砂の不思議な魅力を映し出した

風景には凄く感銘を受けた。

ただ想像力を膨らませて原作安部公房先生の

作品を読んでいたので最後の終わり方が何とはなしに味気なかった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
幸いな事に、以前劇場でこの作品を観た。
しかし、公開されてから長い時間が経つのに
映像ソフトとして世に出てこなかった。

それがやっと、2000年代に入って発売されたので
心の底から嬉しく思う。

原作小説をぼろぼろになるまで読んでいたので
映像化されたものを観るのは期待半分、怖いの半分だったが
実際に観てみると、そこには小説で読んで想像していた光景
そのものが映し出されていて驚き、観終わった後
圧倒されて言葉もでなかった。

若き日の岸田今日子が穴の中の女そのものにしか思えなくて、
主人公と共に、自分も巻き込まれて本の中に入り込んでしまい、
小屋の壁の隙間から2人の生活を覗き見してしまった様な
ちょっとした罪悪感と何とも言えない淫美な雰囲気に飲み込まれる。

原作が大好きな人も、そうでない人も、
安部公房という作家が綴った、絶望の中に見出した少しの光の物語を
この素晴らしい映画を通して是非とも味わって欲しい。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あの岸田今日子でさえ、原作の「砂の女」のすべてを表現することは当然のことながらできなかった。ということが分かるだけでも素晴らしい作品である。この「作品」とは原作と映画の両者を指すのだが。原作の「砂の女」の、たった一言と一つの身振りにも込められた、驚異的な多様性を、原作の一場面から引用する。男が、「水は、本当に、もう何処にもないのか!」と叫んだ後の場面である。
 「むきだしの股に着物をひきよせながら、上半身をねじって、女がささやいた。「はい、ありません------」」
 
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安部公房の原作をどう映像化しているのかや武満徹の音楽なども勿論見所ですが、
岸田今日子の演技が素晴らしいです。ハマリ役だと思いました。
幸薄げなエロティックな感じ。原作で読んで想像した通り。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Michael Valdivielso
5つ星のうち5.0 Great movie based on a great book
2007年6月15日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
Having the book, The Woman In The Dunes, I got the movie. I wanted to see what they did with the book. Would they follow it, word for word, change it, ruin it? I have to say, they did a good job following the book, but for a slight change in the ending.
Also the movie helped me really understand more of what the book was trying to say.
For example, take the house in the pit. Let us say that it is a metaphor for life. We're going along, working, sleeping, eating, wondering if we have any meaning in what we do?
The male character, the Guest, complains about the conditions, the work that never ends, the feeling he is nothing. He refuses to face his problems and tries to escape. Is that suicide?
The woman is always trying to find something to do, something to lighten the load, something to make them happy. Even if it is the little things. Is she optimist? She does not wish to leave the pit but in the end death comes for us all.
In the movie, the ending is slightly more optimist, as it shows the Guest deciding he can stay, a tad longer. He has found out a way to make the lifes of the other people in the other houses easier and wishes to pass it on before leaving.
There is nudity and sex, but done in a manner that is tasteful and purely for the story. 123 minutes long, subtitled, in Black & White.
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
Martha E. Keller
5つ星のうち1.0 Woman in the Dunes
2011年3月28日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
This was a very unusual story by an author with a clever imagination. The story basically is of a woman that lives in a sand dune with a house that continually fills with the shifting sand. An unfortunate school teacher that is a collector of bugs for his class stumbles upon three men who tell him he missed his bus and that he can stay with her. The poor man must climb down a rope ladder to get to her house, and he is held captive and must help her each day shovel up the sand which is pulled up each day by a block and tackle by the three strangers. It is a test of the human spirit. First he struggles each day to climb the dune only to have the sand collapse , then the resignation of not making an attempt to excape. In the final end, he is rescued. There is a dramatic love scene that is more of need than of love. I purchased a used V.C.R. tape which was not a good one, and had been nearly worn out. I'm not sure if it comes on a D.V.D. The tape was so worn that there were hundreds of white flash spots. Not fun to watch. However the story in black and white and the scenes of never ending sand, of the ingenuity of living with it is riviting. I highly advise buying the D.V.D. if available.
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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schreibf
5つ星のうち5.0 Wierd, but good
2011年4月26日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
I saw this movie many years ago and had to have it. It's weird and strange and ahead of its time but it quite involving and--- I like it!