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ヤン・シュヴァンクマイエル「ジャバウォッキー」その他の短編 [DVD]

4.1 5つ星のうち4.1 15個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥1,430
DVD 通常版
¥1,735
フォーマット 色, ドルビー
言語 チェコ語
稼働時間 1 時間 30 分

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商品の説明

レビュー

監督: ヤン・シュヴァンクマイエル
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ チェコ語
  • EAN ‏ : ‎ 4988001996217
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 30 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/4/20
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ チェコ語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ 日本コロムビア
  • ASIN ‏ : ‎ B000063C29
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 15個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
15グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『J.S.バッハーG線上の幻想』は、シュヴァンクマイエルの原風景なのでしょう。
ひたすら、古い壁、鉄錆びた門扉、錆びた錠前、煉瓦の壁、廃墟の窓を移す。それがとても良い。
鉄錆びた門扉が開いていくだけの映像がありますが、子供ってそういう門扉やドアにいろいろな幻想を抱くものですよね。バケモノ、魑魅魍魎、悪魔の世界・・・何が隠れているんだろうと。
そんな、子供の頃の体験をもとに作品にしたのが、『家での静かな一週間』なのではないでしょうか。
この作品を一言でいうと、”いい年をしたオッサンがスパイごっこをしている。”という内容。
このいい年をしたオッサンが、子供の頃のシュヴァンクマイエルのような気がします。
廃墟に、意味ありげに忍び込み、ドアから覗き見る。
そこには不思議な光景が広がっている。
(映画では、昔懐かしい手回しドリルで穴あけて覗いてますけど)
最後に、ドアに開けた穴に爆薬仕掛けて時限発火装置をセットして、逃げておしまい。
実際に爆発したら遊びになりませんから。
最後の『ジャバウォッキー』は、たのしい子供部屋のおはなし。
なんか黒猫がかわいい。
オープニングに”おしりペンペン”が挿入されています。『アリス』の”くちびるアップ”のナレーションを思いだします。こういうのがシュヴァンクマイエルなんですねー。
2002年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編集。「G線上の幻想」「家での静かな一週間」は映像哲学の歴史的傑作。形而上の魔術的操作がリアリティとして発現した世界。別位相からの観測によっても意識下の何かが符合する。
「機械的」という形容は一見逆説的に聞こえるかもしれないが、映像がそうであるように、この現実の一瞬一瞬を紡ぎだす何者かの「操作」への憧憬が、感覚に訴えかけているように感じられる。「ジャバウォッキー」の解釈は割と容易かもしれないが、悲壮なユーモアを素直に感覚で受け止めて欲しい作品。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年7月16日に日本でレビュー済み
短編なのだが、続けて見てしまうととにかく疲れる。一つの作品を消化する前に次の作品が始まってしまうので、1つ観る毎に少し時間を置いたほうが良いかもしれない。ヤン・シュヴァンクマイエル監督の描写は心地よいものではない。むしろ不快である。それでも、なぜが観たくなる。引き寄せられる。そういう力を持った作品と撮れるのは、やはりそれだけ監督に才能が有るという事なのだろう。
短編集の中で、頭に強烈に叩き込まれた作品は「家での静かな一週間」である。ある男が壁に穴を開け、その穴から異世界を覗き込むという話である。無色で騒音だらけの世界と色鮮やかで無音の世界の対比は観ていて引き込まれてしまった。他にも「庭園」や「オトランタ城」といった作品はとても魅力的で、釘付けになってしまった。
こういった作品を受け付けない方も多いと思うが、一度でいいから試しに観てほしい。意外とヤミツキになるかもしれない。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年7月25日に日本でレビュー済み
最初に収録されているデビュー作『シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック』が楽しい。デビュー作にしてすでに超個性的である。独得のカット割や間のとりかた。色彩。ブラックなユーモア。オチも最高。この段階で既に完成の域に達しているように感じる。非常に高いクオリティをもっており後年の作品群とも(まったく!)遜色ない。とゆーか、相当に楽しい。(本作は‘ベルガモ映画祭特別賞・マンハイム映画祭ドゥカーテン金貨賞・トゥール映画祭第一作品賞・ブエノスアイレス映画祭第一監督賞’を受賞し以後シュヴァンクマイエルの短編映画は各地映画祭の常連となりました)
シュヴァンクマイエル作品は、グロイとか悪趣味とかいった形容詞をつけられるが、自分としてはむしろシュールでありながら比較的明快な娯楽性を示しているように思う。どの作品も考え込む前に単純に‘たのしい’という感想になる。・・・その後考え込んだりするものもある。キーワードは‘不正操作と夢’又は‘抑圧と自由’・・・だろうか。
この後、この個性的な映像造形技術を駆使して奥深い異形の‘たのしくコワイ’世界を次々創っていくことになる。

DVD収録作品はどれも‘らしさ’を十分に発揮した素敵なものだ。
個人的には前記のデビュー作が最高だったが、もちろん『ジャバウォッキー』も楽しい。超傑作『アリス』の姉妹編といってもなんら問題ない空気感をもっている(直接的なつながりはない)。他に『家での静かな一週間』ののぞき穴の中の(静かな狂気に支配された)世界が強烈。

シュヴァンクマイエル監督の短編集はどれもハズレがない(←「シュヴァンクマイエルの不思議な世界」を含めて)。
一本買って好みに合えば、その方はもう間違いない。全作品を買うべきです。
(あと、ブルーレイ化もお願いします)
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんか気持ち悪かったし、意味不明でした。
普通の人がみたらひくのでは・・・。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年2月6日に日本でレビュー済み
ヤン・シュバンクマイエルの短篇集です。
基本的にどれもグロテクスです。それでも目を反らせられない映像の巧みさは見事です。場面の切り替えを紙芝居でみせたり、積み木で見せたり、人形で見せたり、その才能に感服します。中でも『庭園』はクライマックスで政府の体制へのオマージュがあって、考えさせられます。一番渋い作品でしょう。
タイトルにもなっている『ジャバウォッキー』は可愛らしさの中にあるグロテクスな面を強調してあって、残酷さが際立っています。お人形はとても可愛いのに、何故こんなに気持ち悪いんだろうと思います。そこが「ヤン・シュバンクマイエル」なのですね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年6月4日に日本でレビュー済み
今まで見てきた映画の中で一番映像が凄かったです。

CGとか、そういうんじゃなくて。

見れば分かると思うけど、とにかく美しかったです。

全てがアートで、1つ1つ、どの角度からみても凄くて。

私は特にバッハの曲に合わせて映像が進む短編が

ものすごく気に入りました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年7月7日に日本でレビュー済み
映像自体は、古いものなので決して美しいわけではない。
だが、そこに映るものの不可解さ、気味悪さ、見るものに不快感と同時に
暗い快感も与えてくれる。
哲学的、背徳的、逆説的な短編集。
思わずジーッと見入ってしまう、精神的な恐怖がある。
ドラッグムービーに近く、ストーリー性よりは世界観を楽しむもの。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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