カナダのシンガーソングライターのジュリー・ドロワンの2002年作。
基本シンプルなギター弾き語りに必要最小限のピアノやホーンなんですが、これが実に味わい深い作品です。
シンプルなのに奥行きのある歌ものと点では、日本のアーティストだと羅針盤との共通点を感じさせます。
それは、必要最小限の音で制作されており、実に隙間を活かしたサウンドを生み出している点です。
タイムレスな美しい響きが、このアルバムにはあり、例え長いときを経たとしても、確実に評価される時がくるだろうと思います。
現時点でそれほど知られていませんが、必ず将来的には偉大なシンガーソングライターとしてその名を知らしめるでしょう。