UNITY Afrika Bambaataa & James Brown (1984) Produced by Tom Silverman and Afrika Bambaataa
1.UNIYT PART 1 ( The Third Coming ) 3:26
2.UNITY PART 2 ( Because It’ s Coming ) 3:52
3.UNITY PART 3 ( Nuclear Wild Style ) 3:52
4.UNITY PART 4 ( Can You See It ) 6:45
5.UNITY PART 5 ( The Light ) 4:40
6.UNITY PART 6 ( World III ) 2:57
1984年ですよ。 84〜85年は 私にとって洋楽 奇跡の年。 この組み合わせも 今となっては 伝説。 当時は 6曲入りの12インチ・シングルとして発売されました。 80年代のヒップ・ホップ・アーティストが 低迷気味のファンクの帝王を 当時のシーンに呼び戻した話題曲。 この後 JB は ダン・ハートマン プロデュースの Living In America で 完全復活を 果たすのだが 久々のビッグ・ヒットを 記録した その曲は 本来の JB の持ち味であるスタイルとは 明らかに かけ離れた楽曲であった。 そういう意味では この作品は JB の持つ魅力を 存分に発揮できた楽曲だと言えます。 Full Force のプロデュースの時 同様に ホント、 ダンには 申し訳ないのだが (笑) 当時のベストヒット U.S.A. で この曲のPV を 取り上げていて それで この曲を 知ったのですが・・・ 濃い。 すべてが濃い (笑) それが第一印象でした。 コンパクトに まとめたシングル・サイズのヴァージョンが 【1】 その12インチ・ヴァージョンの位置づけで あろうリミックスが 【4】 ダブ・ヴァージョンっぽい仕上がりの 【5】 ボーナス・トラック的な小品 【6】 は ア・カペラ ヴァージョン。 【2】 は セッション色の強まったヴァージョン。 【3】 は JB 休憩ヴァージョン (笑) JB は 冒頭の語りだけの登場。 アフリカン・バンバータのソロ・トラック。 どのヴァージョンもカッコよく ファンキーなんですが サウンド的には ファンクというよりは やはりヒップ・ホップのソレ。 とにかくジャケット同様 内容も濃い。 私は この楽曲集を ある意味 歴史的な作品だと思います。 ソウル、 ファンクの帝王が 当時の新たな音楽スタイル ” ヒップ・ホップ ” との共演を 果たした貴重な音源だと思います。 ここでの JB のヴォーカルは ホントにイキイキしてます。 こういうのを 聴いてると彼の新作を 聴きたいと思いますね。 きっと 今も 向こうで歌ってるのでしょう。 ヒップ・ホップ好き、 JB 好きの方に 是非 聴いてもらいたいディスクです。