グールドの近代もののうまさは定評のあるところ。このCDでも難曲を実にシャープにスッキリと聴かせている。新発表の5番など,オクラ入りが不思議な程の快演である。ただし両作曲家のファンにはドロドロした部分が希薄で少々物足りないかも知れない。 -- 内容(「CDジャーナル」データベースより)