鶴坊のボーカル、最初は正直馴染めなかったけど、何回も聴いてる内にクセになりました。
個人的に一番好きなのは『明日へ向かって』。
「すげぇカッケー!」って興奮しました。
「泣きたいなら酒にもたれ、それでもまだ繰り返してカッコつけて叫ぶのさ」・・・男の人って大変だなぁ(笑)
タイトル曲でもある『宵月』。
深く聴くと泣けます。おかげで次の曲の印象がほとんど無かったり。
「せめてこうやって歌ってギター弾いて、あの月を通して君に俺の想いが届けばいいのに。みんなそうやって歌ってんじゃないのか?」。
現役ミュージシャンの人が聴いても泣けると思います。「一緒に飲もうぜ!」みたいな(笑)
3曲目の『ねぇハニー』。
可愛らしくて微笑ましい。「ねぇハニーそばにおいでよ」なんて台詞はなかなか言えたもんじゃない。
「最近彼氏が冷たい」なんてお嘆きのあなた、鶴坊の甘いボーカルでドキドキしちゃって下さい。
『粒』。
ファンの間では既に「名曲」の呼び名も高い、アルバムの最後を締めくくるにふさわしい切なくも力強い1曲。
鶴坊曰く、「今までの俺達とこれからの俺達を繋ぐようなアルバム」。最後のこの曲を聴いて、その言葉の意味がわかった気がする。
胸をえぐるようなギターの音が心に痛い。