Amazonレビュー
ラストライヴを「豪華ゲストを招いてのイベントライヴ」にしてしまうという発想。そしてそれを映画、アルバムにしてしまうという手法。どんなビッグアーティストでも成し得なかった企画を1970年代半ばにスタイリッシュにやりとげてしまった彼らはやはり偉大だ。リミキシング、リマスタリングによってより臨場感が高まったサウンドはもちろんのこと、オリジナル盤では聴けない24曲の未発表音源の追加はまさに完全盤と呼ぶにふさわしい。マーティン・スコセッシが監督した映画「ラストワルツ」もあわせてチェックすることをおすすめする。(末延仁人)
メディア掲載レビューほか
1976年11月25日のサンフランシスコのウィンターランドで行われた解散コンサート“ラスト・ワルツ”の模様を収録したライヴ盤。ライヴ音源16曲、リハーサル音源5曲、スタジオ・リハーサル3曲を含む、全54曲を収録した4枚BOXセット。 (C)RS