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ハムレット ゴーズ ビジネス / マッチ工場の少女 [DVD]

5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

¥7,788 税込
仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥7,788
¥7,288
フォーマット 色, ドルビー
コントリビュータ アキ・カウリスマキ, ピルッカ・ペッカ・ペテリウス, カティ・オウティネン
言語 フィンランド語
稼働時間 2 時間 36 分

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商品の説明

レビュー

製作総指揮: クラウス・オロフソン/カティンカ・ファラゴ 製作・監督・脚本・編集: アキ・カウリスマキ 製作: クラウス・ヘイデマン/ヤーコ・タラスキヴィ 撮影: ティモ・サルミネン 美術: ペルッティ・ヒルカモ/リスト・カリフラ 編集: ライヤ・タルヴィオ 録音: ヴェイッコ・アールトネン/ヨウコ・ルッメ 助監督: パウリ・ペンティ 音楽: レイヨ・タイパレ 出演: ピルッカ・ペッカ・ペテリウス/キアティ・オウティネン/エリナ・サロ/エスコ・ニッカリ/ヴェサ・ヴィエリッコ/シル・セッバラ
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ フィンランド語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4932487020720
  • 監督 ‏ : ‎ アキ・カウリスマキ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 36 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/5/24
  • 出演 ‏ : ‎ ピルッカ・ペッカ・ペテリウス, カティ・オウティネン
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ フィンランド語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
  • 販売元 ‏ : ‎ アップリンク
  • ASIN ‏ : ‎ B000065VTX
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アキ・カウリスマキの作品は、ネットで偶然知り、その評価の高さに、どうしても観たくなり、鑑賞した次第である。
「マッチ工場の少女」、これほど、救いのない作品も珍しい。
 どんな作品にも、カタルシスはあるものだ、という既成概念を打ち壊される。
 例えば、ロッキーはどうだろう。アメリカの底辺から栄光へと繋がる、アメリカン・ドリーム。本作はロッキーと対極にある作品だ。夢は全否定される。こちらのマッチ工場の少女、がリアルすぎる本当の現実なのだろうか?
 貧しく虐げられた人々への監督の思いが伝わってくる、問題作。
2005年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「彼らは遠くの森の奥で飢え凍えて死んだのだ、そのように思えます。」(ガロン伯爵夫人『アンジェリク』の一節より)※『アンジェリク』は、ルイ14世治下の17世紀フランスを舞台に、貧乏貴族の娘アンジェリクが王権と宗教の力に屈せず、波瀾の人生を強く、華やかに生きぬく姿を描いた物語、原作は世界27カ国5000万人が読み、日本でも小説・漫画・宝塚歌劇団で公演されるなどした。
 上記一節の引用後、延々とマッチの製作工程(共産主義への隠喩としてか?)が流れます。主人公はマッチ工場で働く「不幸」な娘イリス。両親と場末の古ぼけたアパートに住み、家に帰れば家賃をせびられ、売春婦と罵られる毎日。誕生日に母親からもらうプレゼントは決まって『アンジェリク』の古本一冊だけ。彼女が現実を忘れることができるのは、束の間に小説を読むときだけ。彼女はアンジェリクに憧れる「夢みる少女」でした。
 周囲の冷たく無関心な人々。そして、ただ一度だけ好意を持った男からむごい仕打ちを受けたことをきっかけに、彼女の中で何かが芽生えます。それは、両親と同居するアパートを出る際、母からもらった『アンジェリク』を置いていく場面に象徴的に描かれますが、それと引替えに彼女は夢を叶えます。冒頭の予言「彼らは遠くの森の奥で飢え凍えて死んだのだ・・・」その言葉通りに。
 彼女の不幸は停まることを知りませんが、大袈裟に嘆いたりせず、淡々と描いていくところに監督のどこか温かい眼差しを感じます。仕事に情熱を持つわけでも、将来に夢を描くわけでもなく、寡黙に翻弄されていく様に不思議なユーモアが溢れています。天安門事件ニュース映像のしつこいまでの挿入は「夢みる少女」からの決別へのメタファーでもあります。もっとも、中国はいまだ夢をみつづけようとようとしているようですが。極北の片隅でささやかな幸福さえも得られない人々をアイロニカルに描いたアキ・カウリスマキの代表作。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月8日に日本でレビュー済み
映画の途中でふと思いました。
「これって“マッチ売りの少女”の現代版なのかも」
多分半分は当たってるんじゃないかと思います。だけどもう半分は大はずれ。
マッチなんて売ってたって(作ってったって)、いつまでたっても貧乏から脱却できるはずがありません。誰も救いの手を差し伸べてくれはしないのです。
だからマッチ売りの少女は、マッチの灯火の中(小説)に現実逃避を求めました。
ここまではいっしょ。
だけど違うのはここから。
マッチ売りの少女は最後まで現実逃避を続け、最後の最後、これ以上ない素晴らしい逃避の夢の中に身を置きました。
ですが、マッチ工場の少女は、途中で現実逃避をやめました。孤独な現実を直視し始めたのです。
一見、最初から終わりまで同じに見える少女の瞳の色が、途中で確かに「さみしい、だれか私を見て」という救いを求める色から、「私は1人で生きていってやる」という強く冷たい色に変わったのです。同じ寂しい瞳でも、その中身は全く違います。
マッチ売りの少女は、幻が消えても消えても新たな幻を作り続け、幻の中に、弱いけれど幸福な自分を創造しました。
マッチ工場の少女は、途中で幻を作るのを諦め、そのかわり現実の中に、強くみえるけどより不幸な自分を創造しました。
果たして、どちらが幸せなのでしょうか?
きっとどちらも不幸なのです。
1番の幸せは、当然現実の中で幸せになることです。
でもそれが出来なかった場合は、どちらを取ればよいのでしょうか?
この映画には、タバコを吸うシーンが数多く出てきます。タバコの先にはマッチによってつけられた小さな灯火。
だけどそこに見えているのは、希望でなく、むしろ絶望。人々の心の冷たさの象徴のようにも見えます。
マッチ売りの少女にとって、マッチの作る灯火は、希望を写すものでした。
ですが、マッチ工場の少女にとっては、もしかしたら最初からマッチは、絶望しか写さないものだったのかもしれません。
そう考えると、少女は、はじめからいつかは現実を直視しなければいけない運命で、どちらを取ればよいかではなく、それを取るしかなかったのです。
お伽話の世界よりもずっと、夢を見ずらくなった、現代の人間社会。
その中で自らの孤独に遭遇したとき、果たして私たちは、やさしい灯火を見つけ出すことができるのでしょうか?
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年11月29日に日本でレビュー済み
 カウリスマキの映画のいいところは、登
場人物が笑わないのがいい。一回も笑う
シーンが出てこない映画ってのも珍しいん
じゃないか。ほとんどの人が、苦虫を噛み
潰したような顔をしている。人生が苦痛で
しょうがないような人ばかりが出てくる。
中島義道じゃないけど、
「生きにくい、生きにくい」
とつぶやきながら、猫背で裏通りを歩くよ
うな、そんな感じ。妙な癒し効果がある。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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