ヒッチコックの最高傑作とはいかないでしょうが、充分楽しめましたよ
知らない作品でしたが気軽に見れるプライムと先行レビュアーさんたちに感謝
キンブルの逃亡者よりは時代がずっと前ですね
彼の国では戦中でもこうしたサボタージュを題材とした娯楽作品が制作公開できるということに改めて感心
ラストは、後の作品の、より完成された演出からするとあっさりしていますが、それも最初はこうだったと思えば納得
悪役が某ロシア大統領に少し似ていて笑いました
逃走迷路 [DVD]
フォーマット | ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | ロバート・カミングス, プリシラ・レーン, アルフレッド・ヒッチコック |
言語 | 英語, スペイン語 |
稼働時間 | 1 時間 49 分 |
商品の説明
Amazonより
航空会社で働くバリー(ロバート・カミングス)は、ひょんなことからナチス・ドイツの破壊工作に関連した殺人事件に巻き込まれ、犯人として警察に追われる羽目になる…。
サスペンス・スリラー映画の名匠アルフレッド・ヒッチコック監督の十八番ともいえる逃亡サスペンス。日本初公開は1979年だが製作が42年という、第2次世界大戦まっただなかの作品なだけに、当時のナチスへの生な憎しみの感情などもチラホラ感じられる。
クライマックスは自由の女神を上りながらの主人公と真犯人との攻防。ここでも、キャメラ・アイを信じきっているヒッチコックならではの大胆なアングルの妙などがハラハラドキドキの展開とともに大いに楽しめる。時折のユーモラスな味付けも怠らないといったゆとりある姿勢も頼もしい限りだ。(的田也寸志)
レビュー
監督: アルフレッド・ヒッチコック 脚本: ピーター・ビアテル
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : 英語, スペイン語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988107205978
- 監督 : アルフレッド・ヒッチコック
- メディア形式 : ブラック&ホワイト
- 時間 : 1 時間 49 分
- 発売日 : 2002/6/28
- 出演 : ロバート・カミングス, プリシラ・レーン
- 字幕: : 英語, 日本語, 中国語, スペイン語
- 販売元 : ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- ASIN : B000066HN5
- ディスク枚数 : 1
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『三十九夜』を観たばかりで、偶々とても良く似たプロットの本作を引いてしまいました。どちらもオーソドックスな巻き込まれ型なので「敵や警察から追われながら真相を追い掛ける」お馴染みの展開です。
おかげさまで既視感の万華鏡。
序盤は「逃走」がメインですが、ここが一番『コレこないだ観たわ』感が絶大でした。
その上、今回は出会う方々みな協力的というご都合主義がよりハイブリッド化していて、いい加減にしなさいね気分も格段にアップ。
中盤は一旦、敵や警察の手に落ちる事で、逆に事態のアウトラインを掴む「解明」のパート。
古い映画なので全体にすっごくスピーディーとかは端から期待していませんでしたが、この部分のパーティーの場面は人によっては冗長に感じるかも。
けれど1942年という時代背景を考えれば挿入すべき台詞やエピソードだったと思いますし、むしろその必要性を読み取るのが今となってはフムフムとかニヤニヤとかのお楽しみ要因になっている気がします。
そして終盤がいよいよ敵を追い詰めてゆく「解決」篇。さすがにここいらまで来ると展開も速く見所も目白押し。
クライマックスの自由の女神での息詰まる展開は、この映画自体は観てなくても、映画ファンならテレビのなんちゃら名場面集などで「ここだけ」観た事があるかも。
かくいう私も「ここだけ」派でしたが、やはり最初からきちんと観た上でこのメインイベントにたどり着くと緊迫感は「ここだけ」とは格段の差。スクリーンで観てみたい!と思わせる迫力がありました。
にもかかわらず、そのあと…。そのあと……。
えーと、そのあとは是非、ご自分でご確認下さいませ。なんか、多くを語っていいものやら悪いものやら私には判断不能で。
で、結構辛口な事ばかり書いてるみたいですが全体の感想としては「大変楽しいお薦め映画」だと思います。
筋立て自体は「安心して観られる」古典の王道ですし、一つ一つのエピソードもとても凝っています。特にヒッチコックファンじゃない私でも、さすが!と言いたくなる箇所も盛り沢山で108分あっという間。
パーティーの場面はどうだか知らないけど、私は好きだったし。私はね。
何より、主演のロバート・カミングスとプリシラ・レインの美男美女コンビがとっても素敵。
ともすれば暗い画面構成になりがちなモノクロのサスペンス映画で、観劇後の印象を華やかにしてくれるという意味でもキレイな役者さんって必要なんだなと改めて痛感しちゃった次第です。
おかげさまで既視感の万華鏡。
序盤は「逃走」がメインですが、ここが一番『コレこないだ観たわ』感が絶大でした。
その上、今回は出会う方々みな協力的というご都合主義がよりハイブリッド化していて、いい加減にしなさいね気分も格段にアップ。
中盤は一旦、敵や警察の手に落ちる事で、逆に事態のアウトラインを掴む「解明」のパート。
古い映画なので全体にすっごくスピーディーとかは端から期待していませんでしたが、この部分のパーティーの場面は人によっては冗長に感じるかも。
けれど1942年という時代背景を考えれば挿入すべき台詞やエピソードだったと思いますし、むしろその必要性を読み取るのが今となってはフムフムとかニヤニヤとかのお楽しみ要因になっている気がします。
そして終盤がいよいよ敵を追い詰めてゆく「解決」篇。さすがにここいらまで来ると展開も速く見所も目白押し。
クライマックスの自由の女神での息詰まる展開は、この映画自体は観てなくても、映画ファンならテレビのなんちゃら名場面集などで「ここだけ」観た事があるかも。
かくいう私も「ここだけ」派でしたが、やはり最初からきちんと観た上でこのメインイベントにたどり着くと緊迫感は「ここだけ」とは格段の差。スクリーンで観てみたい!と思わせる迫力がありました。
にもかかわらず、そのあと…。そのあと……。
えーと、そのあとは是非、ご自分でご確認下さいませ。なんか、多くを語っていいものやら悪いものやら私には判断不能で。
で、結構辛口な事ばかり書いてるみたいですが全体の感想としては「大変楽しいお薦め映画」だと思います。
筋立て自体は「安心して観られる」古典の王道ですし、一つ一つのエピソードもとても凝っています。特にヒッチコックファンじゃない私でも、さすが!と言いたくなる箇所も盛り沢山で108分あっという間。
パーティーの場面はどうだか知らないけど、私は好きだったし。私はね。
何より、主演のロバート・カミングスとプリシラ・レインの美男美女コンビがとっても素敵。
ともすれば暗い画面構成になりがちなモノクロのサスペンス映画で、観劇後の印象を華やかにしてくれるという意味でもキレイな役者さんって必要なんだなと改めて痛感しちゃった次第です。
2020年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
警察に容疑を簡単にかけられ一方、FBI相手では容疑が晴れているという話が分かりにくい。
確かに名前や地位で信用されるというのもおかしな話なんだけど、だからスパイが入り込めるともいえますな。
ちょっと後半の展開が都合よくスムーズにいきすぎる気がする。
前半の逃亡劇に時間を割いたので、後半は少し端折っているような感じだ。
「逃走迷路」という題名の映画はその昔テレビで見かけたが、その時はまるで「新作」のようにCM?が流れていた気がするが、リメイクだったのだろうか。それとも次週の予告で見たのだろうか。
ヒロインの叔父が、ケインを逃亡犯と見抜いていたにもかかわらず、推定無罪で対応するというのもちょっとご都合だけど、まあ話には偶然なんかも必要だからね。そういうことがないと話は展開しないものだ。
1942年の映画だが、ナチス支持者か何かの破壊工作がテーマ。
いかにも愛国心に訴えるプロパガンダ映画のにおいがぷんぷんする。
そういう時代だったのだから仕方がないし、そういうことはどの国でもやっていたことだしな。
今の日本だって探せばいくらでも見つかることだ。いちいち文句は付けられん。
とはいえ、だからと言って評価は甘くできない。
自由の女神で「フライ」が落下死するというのもいかにも戦時中柄しい演出。
書き込みにもあるけれど、「フライ」は終身大統領を目指すために憲法改正を行った北国の大統領に目ツキも輪郭も似ていたね。
確かに名前や地位で信用されるというのもおかしな話なんだけど、だからスパイが入り込めるともいえますな。
ちょっと後半の展開が都合よくスムーズにいきすぎる気がする。
前半の逃亡劇に時間を割いたので、後半は少し端折っているような感じだ。
「逃走迷路」という題名の映画はその昔テレビで見かけたが、その時はまるで「新作」のようにCM?が流れていた気がするが、リメイクだったのだろうか。それとも次週の予告で見たのだろうか。
ヒロインの叔父が、ケインを逃亡犯と見抜いていたにもかかわらず、推定無罪で対応するというのもちょっとご都合だけど、まあ話には偶然なんかも必要だからね。そういうことがないと話は展開しないものだ。
1942年の映画だが、ナチス支持者か何かの破壊工作がテーマ。
いかにも愛国心に訴えるプロパガンダ映画のにおいがぷんぷんする。
そういう時代だったのだから仕方がないし、そういうことはどの国でもやっていたことだしな。
今の日本だって探せばいくらでも見つかることだ。いちいち文句は付けられん。
とはいえ、だからと言って評価は甘くできない。
自由の女神で「フライ」が落下死するというのもいかにも戦時中柄しい演出。
書き込みにもあるけれど、「フライ」は終身大統領を目指すために憲法改正を行った北国の大統領に目ツキも輪郭も似ていたね。
2023年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
我が子が職場で焼死したというのに、涙も流さずろくに悲しまない母親。
息子を殺した男を警察から匿い、逃してしまう。
我が子を殺した仇ですよ?
親友が悲惨な最後を遂げたのに、逃走中のトラックの中で口笛を吹きドライバーとの会話でニヤける主人公。
重犯罪の犯人として警察に追われているのに、なんだかまるで緊迫感がない。
この映画の登場人物には、感情がないのだろうか?
大切な友人が目の前で死んだら、私はしばらく愛想笑いさえ出来ないだろう。
早々に視聴をやめました。
星1つです。
息子を殺した男を警察から匿い、逃してしまう。
我が子を殺した仇ですよ?
親友が悲惨な最後を遂げたのに、逃走中のトラックの中で口笛を吹きドライバーとの会話でニヤける主人公。
重犯罪の犯人として警察に追われているのに、なんだかまるで緊迫感がない。
この映画の登場人物には、感情がないのだろうか?
大切な友人が目の前で死んだら、私はしばらく愛想笑いさえ出来ないだろう。
早々に視聴をやめました。
星1つです。
2020年12月26日に日本でレビュー済み
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緊張感のあるラストなどしっかり楽しめるエンタメ映画でした。
2013年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ユーモアとスリルの融合がヒッチの真骨頂とするなら、これは初期の集大成的な作品。様々な傑作名作でパロられたシーンの数々に驚け。特にラストは「あのアクション映画」のクライマックスに引用!
2006年3月15日に日本でレビュー済み
映画好きなら「海外特派員」と比較して見るべき作品。「海外特派員」が大傑作なら、これは平均的作品。同じようなテーマ、同じようなstoryなのにその差を分けるものは何なのか。ただ、自由の女神でのシーンはさすが。後に「北北西〜」でも、ここでの手法が拡大再利用されています。
2019年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヒッチ作品で見逃していたもので、前にTVで放送されたのを観たことがあるけれど、細部までは覚えていなかったのでワクワクしながら観た。期待どおり、良くできた作品で見てよかった。とくに自由の女神でのシーンはハラハラしながら観た。カメラワークなどあの時代によく撮影出来たものだと感心する。