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DISTANCE(ディスタンス) [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 浅野忠信, 遠藤憲一, 寺島進, りょう, 中村梅雀, ARATA, 夏川結衣, 是枝裕和, 伊勢谷友介 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 44 分 |
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商品の説明
商品紹介
『幻の光』『ワンダフルライフ』で国内外から高い評価をうけた“是枝裕和”監督衝撃の社会派作品!
山あいの湖に集まった4人。彼らは殺人事件の加害者遺族だった…
僕たちは被害者なのか、加害者なのか――
■仕様■
【毎回映像特典】
劇場オリジナル予告篇、「カンヌまでのディスタンス」(メイキング、ドキュメンタリー)
「ディスタンス~旅のはじまり~」(ARATA、伊勢谷友介出演の幻のロケフィルム)
キャスト・スタッフプロフィール(静止画)
■内容■
カルト教団「真理の箱舟」の信者が東京都の水道水に新種のウィルスを混入させ、128名の死者と8000人に及ぶ被害者を出す
という無差別殺人事件が起きた。その後5人の実行犯たちは教団の手で殺害され、教祖も自殺した。
――それから三年目の夏。
山あいにある小さな駅に、4人の人間が集まる。
同じ痛みをかかえている仲間にも打ち明けることができない大きな秘密をもった、敦。医大に通っていた兄が事件を起こし、殺された。
兄のことなど、気にしたこともなかった、勝。妻を教団に誘ったのは高校時代にバカにしていた後輩。
なぜあんな男に負けたのかわからない、実。夫が「真の教育を追及する」といって帰らぬ人になった、きよか。
彼ら「加害者遺族」たち4人は、年に一度遺灰が眠る湖に集まるのだ。
だがその夏、あるアクシデントから元信者だったという男・坂田とともに、5人は実行犯たちが最後の時間を過ごしたロッジで一夜を過ごす
ことになる。
信者たちの生活の痕跡が残るこの空間で、彼らは今まで目を背けていた〔記憶〕と否応なく向きあうことになる ――
■スタッフ■
監督・脚本・編集:是枝裕和/撮影:山崎 裕/録音:森英司/美術:磯見俊裕/助監督:西川美和・熊谷喜一/製作:テレビマンユニオン
エンジンフイルム・シネロケット・IMAGICA/製作・配給:『ディスタンス』製作委員会 他
■キャスト■
敦:ARATA/勝:伊勢谷友介/実:寺島 進/きよか:夏川結衣/坂田:浅野忠信/夕子:りょう/きよかの夫 環:遠藤憲一/菊間刑事:中村梅雀他
Amazonより
カルト教団「心理の箱舟」による無差別殺人事件が発生し、犯人たちは教団に殺害され、教祖も自殺した。そして3年後、加害者家族の男女4人(ARATA、伊勢谷友介、寺島進、夏川結衣)が、犯人の遺灰を撒いた山中の湖を訪れるが、ひょんなことから元信者の男(浅野忠信)と一緒に、実行犯たちが最期の時を過ごしたロッジに身を寄せることに…。
オウム真理教による一連の事件をモチーフに、『幻の光』『ワンダフルライフ』に続いて是枝裕和監督が手掛けた繊細で残酷、そしてどこかファンタジックなヒューマン・ドラマ。加害者の身内たちの苦悩や喪失感が、それぞれの距離(ディスタンス)を多分に意識した関係性を通してリアルに描かれている。閉塞した現代社会を生きる観客の胸の内をも貫く意欲作。(的田也寸志)
レビュー
監督: 是枝裕和
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- EAN : 4934569612083
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 44 分
- 発売日 : 2002/6/25
- 出演 : ARATA, 伊勢谷友介, 寺島進, 夏川結衣, 浅野忠信
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : バンダイビジュアル
- ASIN : B000066IJ4
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 75,500位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 3,787位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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高度経済成長期からバブルへと向かうなかで人間らしさが問わる時代に何らかの違和感を持った人々がいた。カルト教団に惹かれていってしまう人々に共通していたのは、極めて真面目な人間であったことがこの映画から観察できます。その後のテロは絶対に許せるものではないことは当然でありますが、なぜこのような人間がいってしまうのかという極めて難しい問題に挑み映像化したのがこの映画、是枝監督30代後半の作品です。まずこの難しい問題に取り組み映像化したことに高い評価をしたいと思います。
映画の表現には多様な方法があるのでしょうが、この作品は文学の理論でいうロシアフォルマリズムの「異化」するとこに大成功しているものと思われます。いってしまえば、作品を鑑賞する側の想像力を喚起することで、我々の心に多くの問いをもたらすものとして成功しているのです。つまり監督の安易な主張よりも、社会を形成する人々が意識を持ち答えを探り出すきっかけとなる映画という是枝作品の特徴が鮮明に現れています。(それは詩的な映像や編集の方法として表現されています。)
「道のり」の行き先は、スマホで検索しても出てくるもではないのでしょう。しかし映像を通じて見えてくるものは、残された遺族が向かおうとしている、その「道のり」のようにも感じます。ある種、真面目な人々や小さな子どもが問いかける、どうしてなの?ということを忘れた大人たちによって世界が動いているとしたら、一体どちらが正常で「本当」なのでしょうか。
なんと言ってもこの映画には大事なテーマが通奏低音として流れ隠されています。「家族の解体」。残された水原アツシの姿に是枝監督の密かな思いが隠されているように思えます。この後の是枝作品のテーマに繋がる重要な作品であることは間違いないでしょう。
この作品は傑作です。
道に迷うシーンの入りはよかったし、人間の描き方がよくて、普通に面白かった。
ただ物語に起伏がない分、ちょっと長いかな。
ダラダラとして映像も終始暗いです。
はっきり言って失敗じゃないかなぁ。
しかしそれでも、二時間近くただ不穏なザワつき感「だけ」に付き合うのは苦痛。
かと言って陳腐な盛り上げを演出するような話でもない。
思うに、オウム他、実際のカルト事件を想起させつつも
「架空の教団の、架空の遺族」から抜け出せていない事が
心にひっかからない原因かと思う。
ドキュメンタリックな作り、演者の自然な仕草はリアルだが
お芝居以上になっていない何かが共感を阻んでいる。
どうにかあと一歩踏み込んで、こちら側で見ている観客と接点をつなぐ工夫がほしかった。
1999年にブレアウィッチプロジェクトが大変話題になったが、
この作品が公開されたのが2001年。
舞台も同じく森、という事で、おそらく多大なる影響を受けたものと推察される。
是枝監督の3作目の映画、という事が関係あるのかはわからないが、
いかにも低予算という雰囲気が全編を支配しており、自主制作映画
と言っても通りそうではあるが、俳優のメンツがかなり豪華。
(当時は無名だった?)
俳優が無名なら見なかったかもしれない、という危うさも。
アドリブシーンでは伊勢谷友介が一番いい味を出していたが、
知らない人間と長い間一緒にいるとあのようにどもりぎみに
なるのかもしれない。
その点はリアルだと思った。
長編のアドリブ作品としては「ペタルダンス」「M/OTHER(三浦友和主演)」などを見たが、
あそこまで叙景的というか、感覚的というか、わかりにくくもない。
ストーリー自体はわかりやすく、かつきちんと組み立てられており、
ラストのオチも秀逸で、
「地獄の黙示録」や「カリスマ(黒沢清監督)」あたりと同じ香りがした。
しかしあえて難を言えば、燃えすぎだろ、と。
ちょっと笑ってしまった。
やりたいことは痛いほど伝わってきたが、
疑似トキュメンタリーにしては中途半端な印象を受けたので、
もっとカメラをブレブレにするとか、いろいろと徹底してほしかった。
(そのへんはおそらく監督の意図するところではないだろうが)
因みに取り調べのシーンの構図が「万引き家族」と同じなのは
偶然ではないだろう。
あのような手法が好きなのかもね。