全11曲は、全体的に明るい音色で聞かせる作品です。
背景には、水の音、波の音、小鳥のさえずり等の効果音も挿入されていますから
曲の流れとマッチして気持ちがやわらぎます。
楽器も多機種に渡り使い、1曲ずつタイトルの特徴を表現してますから
メリハリ感もあります。
聞き流すBGM風に活用しても、日常がさわやかで気分も軽やかになるでしょう。
たまには、じっくりと1曲ずつ向き合って噛み締めるように聞けば、イメージが一層豊かに広がります。
色彩まで感じられたら、最高ですよね。
特に「1.木漏れ日の森」は小鳥と曲の素晴らしいコンビネーションが相乗効果を生みます。
今、森はゆっくりと目覚め、朝もやのなか森を歩けば、緑いっぱいの植物たちが歓迎してるみたいで
・・すっかりいい気分になりますね。
「4.オレンジ色の渚」はタイトルに誘われて聞き初めから、夕焼けに照らされた海がすぐにイメージできます。
楽しく遊んだ家族が家路に向かう姿までも浮かびますね。
「8.子供の頃」は、波の音とオルゴールのコンビネーションが絶妙なので、お気に入りです。
気のせいか・・ドングリ♪ コロコロ喜んで♪・・に聞こえます。
詩まで想像させてくれますから、すぐに幼少期にタイムスリップしたような癒しを感じますね。