この作品は、シュガーのタイトルだが、サガが主人公の扱いを受けている。
今回の展開はシリアス。サガの母親の形見だった白いピアノが売れてしまう。
すでに店に委託していた事から、それは当たり前の出来事。誰も責めることは出来ない。サガは頭では理解していたが、感情が押さえ切れなかった。エゴが前面にでてしまう。ここが、人間の多人格性を突いたリアルな演出になっている。アニメによくある、「固定した性格」のキャラクターではない。サガは成長してゆくキャラクターなのだ、と実感した。今回、グレタが損な役まわり。
でも、彼女に落ち度は全く無い。すべてはサガ次第。サガ、シュガーの心に早く気づいて欲しい。シュガーの「きらめき」は...。