田舎の古書店で偶然手に入れることができた。しかも定価よりかなり安く。このBOXを手放すとは信じ難い。評判を聞いて求めてみたものの、今のCGに馴染んだ目からみてコレクションにはなりえなかったのだろうか。
ハリーハウゼンの魅力は造形のすばらしさもさることながら、やはりその動きにある。
実に愛らしい独特のリズム感。
撮影の裏話を知れば涙ぐましい努力なのだが、難しく考えなくても映像に引き込まれ充分楽しめる。
「スパイキッズ」シリーズにオマージュとして表現されていたが、現代の目から観ても新鮮な感動を覚えた。
やはり、彼の創り出した世界は不滅なのだ。一部のマニアだけが評価しているわけではない。
それとも、そう感じるのは数十年前の子供時代に刷り込まれた感動(カルチャーショック)のせい?