39-刑法第三十九条- [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 鈴木京香, 樹木希林, 江守徹, 森田芳光, 堤真一, 岸部一徳, 杉浦直樹 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 20 分 |
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商品の説明
Amazonより
猟奇的な夫婦殺害事件が発生し、劇団員の柴田真樹(堤真一)が逮捕される。彼は殺害こそ認めるものの、殺意は否定。殺害当時の記憶はなかったと主張する。そして裁判中、人格が豹変したことから、司法精神鑑定が請求される。
鑑定人・藤代実行(杉浦直樹)は、柴田が犯行時に精神が乖離状態で心神喪失していたと鑑定するが、鑑定助手の小川香深(鈴木京香)は、別の結論を確信し再鑑定に動き出す。多重人格の容疑者と、その精神の奥底に迫る鑑定者。徐々に事件の奥に潜む真実が明らかになっていく…。
『失楽園』以来2年ぶりにメガホンをとった森田芳光監督が、当時の日本映画には珍しい、サイコ・サスペンスというジャンルに真っ正面から挑んだ作品。タイトルの刑法第三十九条とは、心神喪失者の行為は罰せず、心身耗弱者の行為はその刑を軽減するという法律で、容疑者・柴田にこの法を適用するか否かが劇中での焦点となる。 銀残しを使用した映像が終始憂うつな雰囲気を醸し出しており、眼鏡をかけた鈴木京香のナイーブな演技がより不安感を煽る。(斉藤守彦)
レビュー
プロデューサー: 三沢和子/山本勉/田辺連二 製作・原案・企画: 鈴木光 製作: 幸甫 監督: 森田芳光 原作: 永井泰宇 脚本・原案・企画: 大森寿美男 撮影: 高瀬比呂志 照明: 小野晃 録音: 橋本文雄 美術: 小澤秀高 編集: 田中慎二 スクリプター: 森永恭子 キャスティング: 名須川伸吾 助監督: 杉山泰一 製作担当: 氏家英樹 製作主任: 橋本靖 音楽プロデューサー: 祐木陽 協力: 中谷陽二 音楽: 佐橋俊彦 出演: 鈴木京香/堤真一/岸部一徳/吉田日出子/山本未来/樹木希林/江守徹/杉浦直樹
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4934569610843
- 監督 : 森田芳光
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 20 分
- 発売日 : 2002/8/25
- 出演 : 鈴木京香, 堤真一, 杉浦直樹, 樹木希林, 江守徹
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Surround)
- 販売元 : バンダイビジュアル
- ASIN : B00006ALYO
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 38,275位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 410位日本のミステリー・サスペンス映画
- - 1,962位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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刑法第39条は、心神喪失の者は罰しない…
鈴木京香もですが、
特に堤真一の演技が凄すぎる!!
これだけでもみる価値があります。
1.のうのうと普通の生活をしている、妹を残忍に殺した男を殺したかった。
2.その犯人を野放しにした刑法39条を裁きたかった。
の2点だろう。
それは十分に伝わった。
しかし映画の作り方が余り良くない。
1.ただでも込み入ったストーリーなのにわざと分かりにくくしているフシがある。
(被告人が少年時代に絵を描いてくれた女の子(あれは妹?)に道でバイバイしているシーンなど)
2.台詞がボソボソとして聴き取りにくい箇所が多い。
3.鑑定人(鈴木京香)の両親の話はない方が良かった。混乱を増すばかりで、盛り込みすぎと思う。
以上述べた欠点を修正し、すっきりとすれば、もっと刑法39条(&少年法)の理不尽がストレートに伝わる映画になったように思う。
それでも5つ星なのは堤真一、鈴木京香、樹木希林、岸部一徳、江守徹、杉浦直樹などの配役と演技力の素晴らしさに感銘を受けたから。 森田芳光が1999年にこんな映画を作っていたとは驚いた。
異色の法廷ドラマとして非常に楽しむことができた。(もっと有名な映画になれたのにと少し残念)
それでですね,「僕が凶器を突き刺したかったのは,この理不尽な法律に対してだ。」と,被告人が口に出して言うんですよ。
ストーリーや描写を通じて感じさせるのではなく,作品テーマをセリフでそのまま喋っちゃう。なにやってるんですかね。
肝心の問題提起の中身は,刑事裁判の実務も,責任能力の意味も,刑法39条適用の難しさも,司法精神医学の何たるかも全く知らない集団が,付け焼刃の知識でやってみましたというレベル。責任能力というものの中身がよく分かっていないから,トンチンカンな文学的裁判に終始し,刑法39条の重みに全く歯が立たなかった。
ミステリとして無理なポイントが複数あるほか,事件と関係ないもの(新潟の少年の虐待歴や鑑定人の抱えるトラウマなど)についての思わせぶりな背景描写など,そのほかにも難点多し。
伏字になんかしませんよ。これはリアルに感じていたことだから、せめて表現ぐらいする。
世の中には裁かれない理不尽が沢山あります。
人の人生を大きく傷つけたって、刑罰を受けることは少ない。
法理論の体裁を整えるために民事という選択もあるけれど、こんなものは求めていない。
基本的にやったもん勝ち、やられたほうは泣き寝入り。
事件を一生背負うのは被害者の方。
そんな中、こういった映画が出るのはとても嬉しく思います。
最後の方、裁判長らが裸になりましたが、あれは猿ですか?
偉そうに何もわかってない猿が裁判ごっこをしている、猿に人の内面までを裁くのは無理だ。
分かったようなこと言わず、猿でも分かるよう、やったことに焦点を当てろ。と言いたいような気がします。
大勢の共犯者(ある意味で裁判長も含む)と一緒に、
凶器を突き刺したかった対象に攻撃できたのだから、
妹のかたき討ちを行った犯行についての裁判はすんなり終わる ってのが良さそうだ。
変わった人物しか出てこない映画で少し胸焼けしたけど、この監督はいつもこうだからな。
杉浦直樹さんが演じた教授は、こうなることをすべて見通して鈴木京香さん演じる精神科医を
助手に指名したのか、あるいは単に犯人にうまく利用されちゃった学者を演じたのか、
ちょっと読み取れなかった。
前者だとすれば最後近くの演技は本当に素晴らしいと思う。
進行が0.8倍速でけだるい。
ハリウッド慣れしてしまったせいもあるだろうがテンポが悪く感じてしまった。
日本映画の悪いところでエキストラもただいるだけでカキワリのよう。
俳優は名優揃いだが、すべての役に癖を持たせてしまっていて
全部の役が根暗に見えた。