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おにいさまへ…DVD-BOX1

4.1 5つ星のうち4.1 9個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD, 色, ドルビー 5枚組
¥66,300 ¥6,000
フォーマット 色, ドルビー
コントリビュータ 小山茉美, 島本須美, 玉川紗己子, 神田和佳, 笠原弘子, 戸田恵子, 勝生真沙子
言語 日本語
稼働時間 10 時間 50 分

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商品の説明

レビュー

『ベルサイユのばら』の池田理代子の原作に基づく耽美的世界。91年にNHK-BS2にて放映され、一部に熱狂的な支持者を生んだ注目編が待望のボックス化だ。名門女子高を舞台に展開する、愛と憎しみ、羨望と嫉妬の物語。複雑に絡み合った登場人物たちはどこか退廃的な香りを漂わせ、観る者はドラマティックな展開に引きずり込まれる。まさに見始めると止まらない作品なのだ。『ベルばら』でもお馴染みの監督・出崎統&キャラ・デザイン・杉野昭夫コンビによるビジュアルはもとより、音楽・羽田健太郎によるピアノの演奏、島本須美、戸田恵子、小山茉美らベテラン声優による共演など、とにかく見どころが多い。早くVol.2をリリースしてください。 (米田由美) --- 2002年10月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)

監督: 出崎統 作画監督・キャラクターデザイン: 杉野昭夫 美術監督・美術デザイン: 田中資幸 音響監督: 山田悦司 音楽監督: 鈴木清司 音楽: 羽田健太郎 声の出演: 笠原弘子/戸田恵子/小山茉美/島本須美/玉川紗己子/神田和佳/勝生真沙子/有本欽隆/鈴木弘子
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 20 x 14.6 x 8.4 cm; 721 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988102755515
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 10 時間 50 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/8/23
  • 出演 ‏ : ‎ 笠原弘子, 戸田恵子, 小山茉美, 島本須美, 玉川紗己子
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
  • 販売元 ‏ : ‎ パイオニアLDC
  • ASIN ‏ : ‎ B00006AUUM
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 5
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 9個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
9グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待どうりで大満足!
2019年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
漫画が原作ですが、アニメをお勧めします。漫画だとラストが少し違いますが、とにかくキャラクターが個性的です。昔のアニメですが何度も見てます。
2011年5月12日に日本でレビュー済み
1991年の初回放映当時の「途中参加」に始まり、ビデオテープ、LD、DVDとどれほど繰り返し見たか知れません。
(日曜夕方の放映終了後の、かわいい声のお姉さんの素っ頓狂な「解説」が懐かしいです…)

名門女子高・青蘭学園を舞台に、主人公の少女・御苑生奈々子が、様々な出来事を経て精神的に成長を遂げて行く話であり、
奈々子からの「おにいさま」への手紙が、そのままナレーションをも兼ねるという凝った演出が光ります。
中編ともいえる原作を思い切り膨らませ、アニメ版ならではの数々の名エピソードの濃密さに心奪われます。
(中盤の宮さまの「あの夏の日」のくだり、マリ子の父親の必死の叫び、マリ子と三崎綾のエピソード、
「誇り、ラストミーティング」における宮さまの誇りと気品、
最終回における奈々子と父の朝の散歩…等々枚挙に暇がありません。)

主人公がサンジュストに対し恋心を抱き、紅いルージュをさした宮さまは奈々子の耳にくちづけをする。
友を独り占めしたいマリ子は後ろからそっと近付き、奈々子の耳たぶを齧る。
傷つき意識を失ったサンジュストが横たわるベッドに、裸身を潜らせ身体を暖めあう薫の君の姿がある。

「禁断のカルト・アニメ」といわれ、時として描かれる描写の数々に「百合系」などと聊か興味本位気味に捉えられることも多いようです。
しかしながら本作はそんな一言で済ますには余りにも惜しい、超絶的な名作であると確信します。
作画レベルの完成された高さ、物語全体に漂う文学的香気、チェンバロを多用したサントラ曲、基本的には学園ものでありながら心理劇の様相を湛え、
最後は『ベルサイユのばら』のフランス革命さながら、「ソロリティの廃止」という1つの時代の劇的な崩壊の嵐が吹き荒れる。
…そして、大事な人との別れ。
更には忘れてならない全体を彩る耽美的雰囲気…本当に毎週テレビ放映されていたのか、と思うほど構成がしっかりした完成度が高い、濃厚で甘やかな世界が展開します。

ひどい言い方をすれば、女子高という限られた世界における、大人の世界を未だ知らぬ成長途上にある少女たちの、
勝手な思い入れに起因する話、若しくは通過儀礼にすぎない、ということになるのかも知れません。
だが、ここに描かれる登場人物たちの、時に激しくありながらも、繊細でストイックで真摯でデリケートな感情と心理は、
多くの女性が誰しも本質的に内面に抱いているか、或いは嘗て抱いていた心情であったろうと
一男性ファンの私は信じているし、そう信じたいと切に思います。
(相当意地が悪いと思われる数々の仕打ちや行為ですら、彼女たちの純粋さの発露ゆえであると思えてなりません。)

原作はある重要な登場人物がひっそりと死ぬ、という悲劇的結末なのに対し、アニメ版ではラストのみ改変があり、主人公が成長を遂げたところで終わります。
枯葉舞い散る晩秋の侘しさを思わせる原作の余韻も大変味があって素晴らしいですが、アニメ版の、大団円を思わせる終わり方も、
それまでの幾多の濃密すぎる紆余曲折を思えばこそ、寧ろ爽やかさが心地よく、何とも言えぬ清涼感が胸に浸み渡り、こちらはこちらで見事だと思えます。
(同種の爽快感を味わった経験は、昼ドラマの『華の嵐』の最終回を見た時位でしょうか。)

本作によって与えられた影響は量り知れないものがあります。チェンバロ曲を求めてバロック音楽に足を踏み入れ、
宮さまやサンジュスト様が奏でる激しく情熱的なピアノ曲の幻影をショパンに求め、似た雰囲気を持っていると思えた「革命のエチュード」のCDを
どれだけ買い集めたことでしょう。
ヴェルレーヌの「無言の恋歌」、シェイクスピアの「ソネット」は言うに及ばず、
言及されているというだけでマルセル・プルーストの「ジャン・サントゥイユ」を買い求めもしました。

分かる人には分かる、或いは見る人を選ぶ。好きな人はものすごく好き。そんな聊か特殊な作品かも知れませんが、
本作だけは初見から20年経った今でも時折無性に見たくなり、何度繰り返し見ても、見始めると止まらなくなるほど引き込まれます。
出崎統監督への追悼のつもりで、また見始めましたが、今回も又、中毒症状に陥っています。

個人的には、宮さまの心情をどれだけ理解できるか、が本作を愉しめるかどうかの一つの指標だと思います。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 あの原作を、よくぞここまで膨らませたと感じた。しかも、いい意味で。
 お決まりのパターンと言えばそれまでだが、お嬢様学校ならではのドロドロした感じが濃縮され、ドロリと血管に直接入ってくるような、恐ろしさを感じた。実際、お嬢様学校に行っていたお金持ちの方に聞くと、共感できる部分が多かったようだ。
 最初のボックスでは、登場人物とその背景が出揃い、見終わる頃には後半への知識と気持ちの準備が整う。
 一つ一つの場面に異常に台詞が多いのは、少女マンガの特徴といえる。少女マンガをアニメにすると、静止画が多くてセルを書く人は楽なんだろうなーと、斜めから見るのも楽しめるかもしれない。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月10日に日本でレビュー済み
手間ヒマかけてる、すごく内容が濃いアニメという印象。
原作の漫画は、単行本二巻半。時間軸にすれば
四月上旬から九月上旬という短期間を全39話に描くのだから、
内容が濃密になるのは必然…でもまったく飽きさせないどころか
毎回、気が抜けない。原作にないエピソードも沢山あって楽しめる。
プール付き大邸宅の別荘だとか、クルーザーでパーティだとか
セレブな生活を垣間見えるのも、そんなものと無縁な自分としては
憧れ楽しめた。
魅力的、個性的なキャラクターたち満載で彼女らの言動がまた
突飛で高校生とは思えないほど、大人びてる。
一番平凡で目立たないのが、主人公である奈々子。
お嬢様学校のなかのさらにセレブ集団の中で繰り広げられる女の戦い、
男性の監督が作ったとは思えないほど、描かれている女の世界がリアルで怖いくらいだ。
テレビ放映のアニメとは思えないほど、ものすごく良く動く。
1990年制作のアニメ、この時代、まだセル画でしょ?凄い…舌を巻く。
素晴らしい作画でひとこまひとこま美しい。
女性陣だけでなく、男性キャラもとてもいい。
原作とは違う終わり方に心底、ほっとした。やはり、出崎監督はやたらに人を死なせない。
ありがとう、出崎さん。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月21日に日本でレビュー済み
 出崎・杉野コンビによる少女漫画原作のアニメーションのひとつの到達点がここにあります。幅広い年代の未見の方に是非お薦めしたい、隠れた傑作です。出崎監督作品としては、「あしたのジョー2」や「コブラ」「エースをねらえ!」「ベルばら」と、メジャーな原作の作品が取り沙汰されがちですが、池田理代子の作品の中でも長編でなく(ベルばら後に描かれた)中篇を 39話の長編に、 間延びを全く感じさせずにここまで完成度を高めた点が素晴らしいと感じます。原作はストーリー展開を刺激的にするためにストーリーの横糸が描ききれていなかった所を、とてもきめ細やかに登場人物達の感情や人間像が描かれています。そのため、様々な登場人物の視点で何度も見返す事の出来る作品になっています。また、原作者の要望等によって朝霞れいの最後が自殺ではなくなった事や、様々な人間関係のハッピーエンド(薫の君の出産まではどうかと思いましたが)などの原作と異なる点も、それを39話ものドラマにする意味においてのひとつの答えを提示している様にも感じられます。一の宮蕗子や三咲綾、有倉智子などは、原作と異なりとても愛情のこもった描き方になっています。その効果もあって、全話を見終わった後、さわやかな感動があります。特に後半の結末に至るそれぞれの人物描写が視聴者にも納得いくものであり、その結末が出崎監督の願いである様にも感じられるのです。
 出崎監督作品の中でも、少女漫画原作モノは、これまで様々な難点が生じていました。「エースをねらえ!」は展開が原作に追いついてしまい(あしたのジョーもそうでしたが)、宗方コーチの死の前に終了。その後の出崎・杉野コンビを欠いた「新エースをねらえ!」も地味な印象で不評に終わり、劇場版にてようやく出崎・杉野コンビによって宗方コーチの死までが描かれます。その後のOVA「エースをねらえ!2」「エースをねらえ!Final Stage」でようやくその後が描かれますが、それでも原作の2部終了まで。「ベルサイユのばら」は前半18話までが長浜忠夫監督による変則的なもの。つまり、出崎監督によって本当の意味で最初から最後まで描かれた唯一の少女漫画原作のアニメーションだという意味で貴重な作品だと言えるのです。
 出崎監督が生前「宝島」でのインタビューに応えて話していた、「(未完成でも)目的に向かって夢中になっている途中が良いんだ」というコメントに従うなら、「エースをねらえ!」も「ベルサイユのばら」も、作り手が表現したい情熱が伝わるという点でまぎれも無い傑作ではあります。主人公のモノローグで物語を進行しながらもその本人の成長を描くスタイルは「宝島」に準じるとはいえ、他作品に比べると、主人公を取り巻く多くの登場人物の描き方のきめ細やかさは群を抜いています。一つの方向性の到達点に達していると言って良いと思います。
 作品内容の細かな点については、セレブな女子校を描くにおいて、上級生のお姉様方が背が高すぎだし高校生に見えないとか、私服のドレスがみな膝下丈のワンピースかタイトスカートに白のブラウスでファッションセンスが皆無だとか、おしゃれなはずのソロリティのお姉様方の私服がいつも同じだとか(それはキャラクターの記号化の形なんですけどねえ・・・)、はたまた効果音や演出効果がこれまでの出崎作品共通のパターンで思わず笑ってしまいそうになるとか、揚げ足を取ればきりがないでしょうが それもご愛嬌、日本のアニメーションの歴史のひとつの時期のスタイルだと思えば受け流せます。杉野昭夫の絵柄は原作のきらびやかなイメージに比べて随分濃い印象ですが、演出や背景の効果と合わせて違和感を感じさせず、むしろ完成された世界観を構築しています。携帯電話も無く、テレホンカードの公衆電話の時代(原作ではテレホンカードも無い時代ですが・・・)。見返す度に止まった時間を振り返る想いがします。音楽は羽田健太郎、撮影 高橋宏固と、これまでの氏の作品の手堅いスタッフによるものです。こうした作品こそ もっともっと評価されて欲しいと強く感じますし、海外でも高く評価されて欲しいと願いたくなる、日本人にしか作れない傑作だと思います。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年11月16日に日本でレビュー済み
放映当時(15年前?)、相当過激な作品だったのではないでしょうか。

それでも(それだから)、素晴らしく、見応えあるの傑作です。

この作品はとにかくスタッフが豪華です。
原作はベルばらの池田理代子
製作は手塚プロダクション
監督は出崎統と杉野昭夫
音楽は羽田健太郎

声優は戸田恵子、ナウシカの島本 須美。
小山 茉美(デスパレートな妻たちのナレーション。メアリーアリス)
堀内賢雄(フルハウスのジェシー、ビバヒルのスティーブ)
勝生真沙子(セックスアンドザシティーのサマンサ)
安達忍(ビバヒルのドナ、フレンズのレイチェル)
伊藤美紀(フルハウスのキミー)
海外ドラマ好きなので、代表的なものを書きましたが、
どなたでも聞き覚えのある声優さんばかりです。

これを当時NHKBSが放送していたとは、すごいですね。。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート