イングウェイを聴き続けて30年になりますが、個人的には日本におけるポニーキャニオン時代までが、彼の全盛期だと判断してます。
判断基準は、楽曲の出来に尽きます。多少の出来不出来はあるものの、総じて捨て曲も少なく、通して聴くに耐えうる作品が続きます。この頃までは、正に天才でした。
中でも、このエクリプス。前作のアメリカナイズされた作品も悪くはなかったですが、多少押し付けがましい雰囲気を感じており、聴き飽きる傾向にありましたが、エクリプスに関しては、メンツも北欧人で固め、楽曲も透明感溢れる雰囲気が全編を支配しており、より日本人の感性をビンビン刺激してくれます。
また、イングウェイの奏法も、手癖で弾いてる感が少なく、印象的なリフやフレーズが、ちゃんと曲にあったアレンジで考えられていて、楽曲の良さを引き立てる役割を果たしており、本当に素晴らしい。
2000年以降の彼の作品は、アイデアが枯渇したのか、使いまわしのフレーズや無駄な手癖早弾きが多く、楽曲も凡庸なものばかりで、すでに終わってますから、今となっては、この時代は幻です。
またこの頃のイングウェイが、痩せてて、容姿もギターヒーロー然として、カッコいいんですよね。全てが、パーフェクトなタイミングじゃないでしょうか。
これからも度々、棚から引っ張り出して大切に聴き続けていく、愛聴盤で間違いないでしょう。
未聴の方は是非、一度で判断せず、繰り返し聴いて頂きたいし、聴いた事のある方で、あまり印象にないという方は、またじっくり聴き直して頂ければ、今までと違った魅力を発見出来るのではないでしょうか。
エクリプス
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, CD, 2012/1/18
"もう一度試してください。" | 通常盤 | ¥1,660 | ¥1,641 |
CD, 1994/3/2
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| ¥3,990 | ¥186 |
CD, 1990/4/20
"もう一度試してください。" | 1枚組 | ¥4,102 | ¥1 |
CD, 限定版, 2008/8/27
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| ¥4,600 | ¥1,700 |
CD, 限定版, 2016/10/26
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| ¥5,358 | ¥1,999 |
CD, 限定版, 1998/12/23
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| — | ¥287 |
CD, 追加トラック, 2002/8/21
"もう一度試してください。" | 追加トラック |
—
| — | ¥879 |
CD, 限定版, 2013/5/22
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| — | ¥1,210 |
CD, 2006/8/30
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥1,923 |
CD, 限定版, オリジナルレコーディングのリマスター, 2007/10/24
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター, 限定版 |
—
| — | ¥2,612 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
曲目リスト
1 | メイキング・ラヴ |
2 | ベッドルーム・アイズ |
3 | セイヴ・アワ・ラヴ |
4 | マザーレス・チャイルド |
5 | デヴィル・イン・ディスガイズ |
6 | ジューダス |
7 | ホワット・ドゥ・ユー・ウォント |
8 | ディーモン・ドライヴァー |
9 | フォールトライン |
10 | シー・ユー・イン・ヘル |
11 | エクリプス |
12 | メイキング・ラヴ (ロング・ヴァージョン) |
商品の説明
メディア掲載レビューほか
`ロック定番50・シリーズ`第1回発売分。ギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーンの1990年発表の通算6枚目のアルバムを再発売。 (C)RS
登録情報
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : ユニバーサル インターナショナル
- EAN : 4988005311535
- 時間 : 55 分
- レーベル : ユニバーサル インターナショナル
- ASIN : B00006BGXX
- ディスク枚数 : 1
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リマスターしても元が悪ければ限界がある。
演奏が素晴らしいので何とか聴ける。
演奏が素晴らしいので何とか聴ける。
2020年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高校の時に夢中で聴いていました。久々にSHM-CDリマスター盤を購入。音量レベルもかなり上がり高音質になりました。疾走チューンの#4.Motherless Child.はやはり名曲です。他にも#8.Demon Driver.#10.See You In Hellも疾走感溢れるロックチューンです。北欧の哀愁漂うメロディアスな#3.6.7.も必聴です。#1.Making Loveも悪くないですが1曲目に相応しいかは疑問?疾走チューン3曲のうち、どれかを1曲目にもってくれば最高の名盤になりますよ。これだけ弾きまくって曲も良くかっこいいリフ、フックの効いた歌メロ満載。メロディアスなハードロックが好きな人はぜひ聴いてみてください。このアルバムと"Fire And Ice"、"The Seventh Sign"はおすすめです。
2013年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ついに本作でアメリカ人シンガー(ジェフ・スコット・ソート、マーク・ボールズ、ジョー・リン・ターナーはいずれもアメリカ人であった)、ヨハンソン兄弟がバンドを去り、新ボーカルにスウェーデンの無名シンガー、ヨラン・エドマンを迎えたことでメンバー全員がスウェーデン人という布陣の下制作された作品です。
無名シンガーとは言っても侮るなかれ。
彼は、声の線は細いものの、3.Save Our Loveなどの繊細なタッチの楽曲では絶大な威力を発揮しているのです。
1.Making Loveはファンの間でさほど人気がないようですが(1991年リリースのイングヴェイ・マルムスティーン・コレクションには収録されていたから、インギー本人は割りに気に入っているのだろう。)インギーの粘っこいソロが聞けます。コーラス部分は当時のアメリカのポップスを存分に意識した構成になっていると感じられました。
2.Bedroom Eyesはリフやブルージーなソロからジミ・ヘンドリックスやリッチー・ブラックモアからの影響を色濃く感じられますね。ルーツへ回帰してみようというアプローチがあったのかもしれません。
3.Save Our Loveは名曲。優しく爪弾くようなソロは秀逸です。
4.Motherless Childはファンや(Burrrn!の)評論家の間でも名曲との声が高い一曲です。スピーディーなリフにヨラン・エドマンの搾り出すようなハイトーンが妙にマッチングしていて「これぞメタル」という感じでした。
5.Devil in Disguiseは中世のヨーロッパ音楽を思わせる荘厳なイントロによって始まるスローテンポな曲です。
6.Judasは1991年リリースのイングヴェイ・マルムスティーン・コレクションにも収録された佳曲です。
7.What Do You Wantはキーボードによるイントロに北欧的な哀愁が凝縮されている。私ははじめの数音で北欧の情景が思い浮かびました。(かなり安っぽいありがちな表現ではありますが。)
8.Demon Driverは再びスピードナンバーとなっています。
9.Faultline 10.See You in Hellと呼吸を落ち着けるような曲(決してつまらないという意味ではなく)が続き、インストゥルメンタルの11.Eclipseで一気に畳み掛けます。
これによってアルバム本編はだいぶスッキリと聴き終えることができた気がします。
ボーナストラックでは1.Making Loveのロングバージョンを聴くことができます。インギーが本編とは違い二分近く長めにソロを弾いているものとなっています。
無名シンガーとは言っても侮るなかれ。
彼は、声の線は細いものの、3.Save Our Loveなどの繊細なタッチの楽曲では絶大な威力を発揮しているのです。
1.Making Loveはファンの間でさほど人気がないようですが(1991年リリースのイングヴェイ・マルムスティーン・コレクションには収録されていたから、インギー本人は割りに気に入っているのだろう。)インギーの粘っこいソロが聞けます。コーラス部分は当時のアメリカのポップスを存分に意識した構成になっていると感じられました。
2.Bedroom Eyesはリフやブルージーなソロからジミ・ヘンドリックスやリッチー・ブラックモアからの影響を色濃く感じられますね。ルーツへ回帰してみようというアプローチがあったのかもしれません。
3.Save Our Loveは名曲。優しく爪弾くようなソロは秀逸です。
4.Motherless Childはファンや(Burrrn!の)評論家の間でも名曲との声が高い一曲です。スピーディーなリフにヨラン・エドマンの搾り出すようなハイトーンが妙にマッチングしていて「これぞメタル」という感じでした。
5.Devil in Disguiseは中世のヨーロッパ音楽を思わせる荘厳なイントロによって始まるスローテンポな曲です。
6.Judasは1991年リリースのイングヴェイ・マルムスティーン・コレクションにも収録された佳曲です。
7.What Do You Wantはキーボードによるイントロに北欧的な哀愁が凝縮されている。私ははじめの数音で北欧の情景が思い浮かびました。(かなり安っぽいありがちな表現ではありますが。)
8.Demon Driverは再びスピードナンバーとなっています。
9.Faultline 10.See You in Hellと呼吸を落ち着けるような曲(決してつまらないという意味ではなく)が続き、インストゥルメンタルの11.Eclipseで一気に畳み掛けます。
これによってアルバム本編はだいぶスッキリと聴き終えることができた気がします。
ボーナストラックでは1.Making Loveのロングバージョンを聴くことができます。インギーが本編とは違い二分近く長めにソロを弾いているものとなっています。
2013年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作までの布陣を一新し、ヴォーカルにヨラン・エドマンが加入した5th。
全体的に曲調は暗めな感じです。(イングヴェイの曲自体がどれもそうなのだが)
2曲目にブルース色の濃い“Bedroom Eyes”がきたり、
3曲目の絶品のバラード“Save Our Love”のあと
スピード様式美チューン“Motherless Child”がきたりして、
後半も“Demon Driver”やシャッフルの曲“See You In Hell”があったり、
隠れた名曲インスト”Eclipce”もあり、あまりだれないアルバムです。
アルバム全体としても、なかなか充実していると思います。
ヨランの透明感のある声がこのアルバムをより輝かせてくれています。
ギターは相変わらず弾きまくっています。
イングヴェイがちゃんと作曲していた頃の名盤だと思います。
正直言ってイングヴェイのアルバムでよいと思うのは初期5作目までと、
「Seventh Sign」「Alchemy」ぐらいだと思います。
その他佳作もあるのですが、最近の手癖で作るインスト曲はホント酷いと思います。
ちゃんと作曲していたころの名盤です。やっぱりこの頃はよかったなぁ。
ちゃんと作曲してて、歌モノで、ツボを押さえた速弾きを聴きたい人はどうぞ。
デジタルリマスター+SHM-CDで音はよくなっています。
全体的に曲調は暗めな感じです。(イングヴェイの曲自体がどれもそうなのだが)
2曲目にブルース色の濃い“Bedroom Eyes”がきたり、
3曲目の絶品のバラード“Save Our Love”のあと
スピード様式美チューン“Motherless Child”がきたりして、
後半も“Demon Driver”やシャッフルの曲“See You In Hell”があったり、
隠れた名曲インスト”Eclipce”もあり、あまりだれないアルバムです。
アルバム全体としても、なかなか充実していると思います。
ヨランの透明感のある声がこのアルバムをより輝かせてくれています。
ギターは相変わらず弾きまくっています。
イングヴェイがちゃんと作曲していた頃の名盤だと思います。
正直言ってイングヴェイのアルバムでよいと思うのは初期5作目までと、
「Seventh Sign」「Alchemy」ぐらいだと思います。
その他佳作もあるのですが、最近の手癖で作るインスト曲はホント酷いと思います。
ちゃんと作曲していたころの名盤です。やっぱりこの頃はよかったなぁ。
ちゃんと作曲してて、歌モノで、ツボを押さえた速弾きを聴きたい人はどうぞ。
デジタルリマスター+SHM-CDで音はよくなっています。
2013年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イングヴェイの母国スウェーデンのミュージシャンが集結。
結果、彼のキャリア中最も北欧の空気感を醸し出すアルバムになりました。
Voのヨラン"Mr北欧"エドマンの切なげな声がアルバム全体を透明感あるものにしています。
北欧メタル好きであれば彼の声のためだけに買っても損しないでしょう。
"Motherless Child"はイングヴェイの歌モノスピードチューンの中でも抜群のカッコよさ。
"Save Our Love"も甘美ながら憂いを帯びたバラードで人気の高い曲です。
"Devil In Disguise""Judas"などミドルテンポで荘厳な雰囲気の曲もフックがあり
魅力的です。
全体的にポップで歌メロをメインにした作りのようで肝心の(?)ギタープレイは
イングヴェイにしては凡庸です。(インストの"Eclipse"は素晴らしい)
また、良い曲と退屈な曲の差が大きいのでアルバムとしての満足度はまあまあ。
それでも前述した名曲たちが素晴らしいので★4つとさせていただきました。
結果、彼のキャリア中最も北欧の空気感を醸し出すアルバムになりました。
Voのヨラン"Mr北欧"エドマンの切なげな声がアルバム全体を透明感あるものにしています。
北欧メタル好きであれば彼の声のためだけに買っても損しないでしょう。
"Motherless Child"はイングヴェイの歌モノスピードチューンの中でも抜群のカッコよさ。
"Save Our Love"も甘美ながら憂いを帯びたバラードで人気の高い曲です。
"Devil In Disguise""Judas"などミドルテンポで荘厳な雰囲気の曲もフックがあり
魅力的です。
全体的にポップで歌メロをメインにした作りのようで肝心の(?)ギタープレイは
イングヴェイにしては凡庸です。(インストの"Eclipse"は素晴らしい)
また、良い曲と退屈な曲の差が大きいのでアルバムとしての満足度はまあまあ。
それでも前述した名曲たちが素晴らしいので★4つとさせていただきました。
2016年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イングヴェイの作品では、トリロジーとこのエクリプスが気に入っています。
私の中では名盤だと思います。この頃のイングヴェイの作品は捨て曲が少なく、本気で曲を作っていたのではと思います。
ボーカルのヨランエドマンの声もイングヴェイの曲に合っていて、最高の仕上がりになっていると思います。
また、SHM-CDは音圧が上がっていて音も良くなっています。ぜひ、聴いてみて下さい。
私の中では名盤だと思います。この頃のイングヴェイの作品は捨て曲が少なく、本気で曲を作っていたのではと思います。
ボーカルのヨランエドマンの声もイングヴェイの曲に合っていて、最高の仕上がりになっていると思います。
また、SHM-CDは音圧が上がっていて音も良くなっています。ぜひ、聴いてみて下さい。
2016年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今ほど機械っぽさも無く
荒々しいサウンドとネオクラシカルの旋律がとても心地いいです
荒々しいサウンドとネオクラシカルの旋律がとても心地いいです