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ＣＤで買い直したが、誰かが持っていったのか、再度購入したのが、同じ東芝ＥＭＩ盤。
どす黒い言葉が、煌めいている。
当時、御歳２２歳。同年生まれの友部正人（父親が青森出身）の『大阪にやって来た』が２１歳の時。
日本のフォーク創世記は、「系」が安定していなかったからか、かくもとんでもない怪物を生んだ。
魚類が現れた頃に異形の種が多数生まれ、メジャーでは４，１９１本安打のタイ・カッブ、２，０００勝以上と言われるサッチェル・ペイジなどが観客を騒然とさせ、日本球界では沢村栄治、海草中学の嶋清とか、やはり飛び抜けた存在。
総ての「系」は、安定へ向かう。
様々な魚が淘汰され、野球は研究が進んでバッターなら年間２～３割、ピッチャーなら年間最高２０勝代に落ち着く。
そして、音楽業界も、流通経済の面からは勿論、ネットによる情報過多の状況においても（だからこそ？）、異形に近い個性は、なかなか陽が当たらなくなってきているのでは？
正直、嫌いな曲、家族にさえ聴かせたくない曲もたくさんある。
それも含めて、歴史的な名盤と言わざるを得ないと思います。
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