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荒野のダッチワイフ [DVD]

4.3 5つ星のうち4.3 4個の評価

¥9,833 税込
仕様
価格
新品 中古品
DVD, ドルビー 1枚組
¥9,833
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フォーマット ドルビー
コントリビュータ 大和屋竺
言語 日本語
稼働時間 1 時間 25 分

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商品の説明

商品紹介

日本映画を変革した怪人、大和屋竺によるカルト的名作。殺し屋の妄想と現実が美 しく交錯する不条理劇を、山下洋輔によるアバンギャルドなジャズが彩る伝説のハ ードボイルド・ムービー! 町の有力者に雇われた風采のあがらない殺し屋。殺しのターゲットは、かつて自分の女を殺した宿敵であった。 女の断末魔の声が耳から離れないまま、果たし合いの午後三時が迫り・・・。

レビュー

監督・脚本: 大和屋竺 音楽: 山下洋輔 出演: 港雄一/山本昌平/麿赤児/大久保鷹/山谷初男
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4932487020843
  • 監督 ‏ : ‎ 大和屋竺
  • メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 25 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/8/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ アップリンク
  • ASIN ‏ : ‎ B00006C21A
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 4個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
4グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2009年1月26日に日本でレビュー済み
何故かというと、VHS版はトリミングされていないので、公開当時の画面で見られるからです(ただし字幕は新たに作っています、もともとの公開時のタイトルは「恐怖人形」なので・・)。

ワイズ出版版はまだ買えると思うので、興味の有る方はご自分で問い合わせて見てください。

最近脚本を入手して初めて気が付いたが、タイトルバックの「なんたらかんたら大江戸八百八町〜〜」と詩吟のような歌が入っているのは、殺しを依頼する不動産屋「ナカ」がタイトルバックの前に主人公のショウと世間話をする場面で出てくる「コウに殺られた殺し屋」が見せた「仁義を切る」様子を歌っていたんだね・・・。

ストーリー上色々と謎は多いが、その後の大和屋作品(ルパン三世、愛欲の罠、等)の原点かつイメージソースが含まれた映画です、ルパン三世テレビシリーズ第1作が好きな方は「魔術師と呼ばれた男」と見比べると面白いと思います。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年5月12日に日本でレビュー済み
一応、ピンク映画の括りにはなっているが性描写に特化した作品ではない。ジャンルとしたらハードボイルドのそれに近いでしょう。しかもこの作品は実験映画のようでもある。
ストーリーラインは極めて単純なものだ。
ブルーフィルムを製造するヤクザ組織に女をさらわれた不動産会社の社長が腕利きガンマンで殺し屋でもあるショウを雇って女を連れ戻す依頼を申し出る。しかもショウの恋人もまた同じヤクザの元締めであるコウの手にかかり殺されていたのだ。

こうして見ると、プロット自体は単純極まりないものだ。
しかし、初めてみると面食らうだろう。場面場面の繋がりがデタラメで、どのシーンが現実でどのシーンが妄想なのかわからない作りになっているのだ。
分からないから2回観た。
2回観たら分かった。

そう、これはデビッドリンチのマルホランドドライブなのだ。
死と生の意識の狭間に存在する無に近いゼロスポットに映し出される走馬灯。
そこにたゆたう映像は意識が希求する物事のコラージュだ。マルホランドドライブでは、売れない役者志望のナオミワッツが死に際に、全ての希望を叶える夢を観ながら死んでいく。その夢を現実のものとも、うたかたのものとも判然しない曖昧なベールの壁で仕切ることで他に類を観ない脳内型ミステリを作り上げた。

荒野のダッチワイフも、ショウがコウをいたぶり、復讐を遂げるシーンが映し出されるが、それはショウがヤクザに殺される瞬間に見た、心地よい願望を満たす夢だったのだ。
荒野のダッチワイフはリンチのマルホランドドライブのプロトタイプと言っていいだろう。ディテールや謎を仄めかす伏線の張り方など、雲泥の差があるのは否めないがワン・アイデアとして、このトリックを思いつき映画化した大和屋監督の感性には驚かされる。
ピンク映画は少ない予算と時間で作らなければならなかったろうし、ましてや、マルホランドドライブより40年も前に作られた映画だ。
2001年宇宙の旅よりも1年先に作られた映画なのである。
しかも、監督はこれを作ったのが30歳の時だというから驚きである。

逆に言えば、低予算でら作られるピンク映画だからこそ、監督も新人が多く、ヌーベルバーグなどに憧れた若者が、ピンク映画という枠の中で、好きに映画を撮ることができた、おおらかなでフットワークの軽い時代だったのかもしれない。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年8月2日に日本でレビュー済み
めちゃくちゃである。都電が走り、60年代の新宿と渋谷が映り、ゲキガ的なカットがつらなる。いとも簡単に拳銃が撃たれたりするというだけではなく、錯綜した台詞やストーリー、極度のクローズアップといった <実験> がいかにもゲキガ的なのだ。大和屋笠はのちに「ルパン三世」の台本を書くようになるのだが、モンキーパンチがつくりあげた無国籍性は、大和屋によって逆に新たなゲキガとして路線づけられたような気がする。手塚治虫は漫画に映画的描写を導入したが、ここでは逆のことが起こっているのだ。もっとも、それを映画的感動と言うこともない。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート