何故かというと、VHS版はトリミングされていないので、公開当時の画面で見られるからです(ただし字幕は新たに作っています、もともとの公開時のタイトルは「恐怖人形」なので・・)。
ワイズ出版版はまだ買えると思うので、興味の有る方はご自分で問い合わせて見てください。
最近脚本を入手して初めて気が付いたが、タイトルバックの「なんたらかんたら大江戸八百八町〜〜」と詩吟のような歌が入っているのは、殺しを依頼する不動産屋「ナカ」がタイトルバックの前に主人公のショウと世間話をする場面で出てくる「コウに殺られた殺し屋」が見せた「仁義を切る」様子を歌っていたんだね・・・。
ストーリー上色々と謎は多いが、その後の大和屋作品(ルパン三世、愛欲の罠、等)の原点かつイメージソースが含まれた映画です、ルパン三世テレビシリーズ第1作が好きな方は「魔術師と呼ばれた男」と見比べると面白いと思います。