1985年のザルツブルク音楽祭で巨匠フェルディナント・ライトナーがエ-ダ-版ハ短調大ミサを取り上げて以来、恒例の聖ペテロ教会での「大ミサ」。今回は去年好評であった近年注目のボルトンの演奏。ミュンヘンでもザルツでもウィーンでも古典以前のレパートリーで欠かす事のできない人です。演奏は教会の残響をたっぷり取り入れたもので自宅にいながら教会気分。あたたかな風合いのある良い演奏です。