SURF
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, インポート, 2017/10/27
"もう一度試してください。" | インポート |
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| ¥2,760 | ¥2,759 |
CD, インポート, 2004/10/4
"もう一度試してください。" | インポート |
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| ¥3,130 | ¥364 |
CD, 2002/9/26
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| — | ¥5,148 |
CD, インポート, 2002/10/8
"もう一度試してください。" | インポート |
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| — | ¥6,620 |
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曲目リスト
1 | オーヴァー・ユー |
2 | サーフ |
3 | スモール・ワールド |
4 | アイ・キャント・スタート・ナウ |
5 | アブルーム |
6 | タフ |
7 | ビッグ・ベン |
8 | ハイ・クラス・ミュージック |
9 | ターニング・ザ・ワールド・アラウンド |
10 | ミックスド・アップ・ラヴ |
11 | フォー・ホワット・イット・ワズ |
12 | クロッシング・ニューベリー・ストリート(ボーナス・トラック) |
13 | ユア・スマイル・ハズ・ストップド・ザ・ハンズ・オブ・タイム(ボーナス・トラック) |
商品の説明
Amazonレビュー
元アズテック・カメラのソングライターによる2枚目のソロアルバムは、彼のこれまでの歩みと同じくローファイ感覚にあふれている。本作はロディ・フレイムの自宅の居間で、フレイムのボーカルとアコースティック・ギターのみでレコーディングされた。彼より劣るシンガー兼ギタリスト兼ソングライター(つまり、彼以外のあらゆるシンガー兼ギタリスト兼ソングライター)が同じ方法で制作したなら、退屈な一本調子におちいるか、リスナーに我慢ならない苦行を強いるものになったかもしれない。だが、フレイムの手にかかると歓喜に満ちたものとなる。アズテック・カメラのアルバムを聴く楽しみのひとつは、バンドの十八番ともいえるアコースティック・ソロの佳曲(『High Land, Hard Rain』収録の「Down The Dip」、『Knife』収録の「The Birth Of The True」、『Love』収録の「Killermont Street」、『Stray』収録の「Song For A Friend」)にあるが、本作はそうしたナンバーのコンピレーション盤といえる。
収録曲は、フレイムがこれまでに書いた最高のナンバーに肩を並べるできである。そのサウンドは、弱冠十代のフレイム率いるアズテック・カメラの早熟のデビューアルバム『High Land, Hard Rain』の姉妹編にようにも聴こえる。実際、アコースティックギターの奏でるサウンド、ピュアなメロディという点で両者はよく似ている。だが、『High Land, Hard Rain』がこれから旅に出ようというオプティミズムにあふれていたのに対し、本作ではこれまでの旅路を、後悔と少なからぬ戸惑いと、最終的にはあるがままを受け入れようという贖罪の思いで振り返っている。フレイムはまだ30代にもかかわらず、これ以上は期待できないほど鮮やかな円熟期に足を踏み出したのだ。(Andrew Mueller, Amazon.co.uk)
メディア掲載レビューほか
ネオ・アコースティック・バンド、アズテック・カメラのメンバー、ロディ・フレイムの2枚目となるソロ・アルバム。全編ロディ自身によるお洒落なアコースティック・サウンドを展開している。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 12.07 x 13.34 x 1.27 cm; 80.32 g
- メーカー : インペリアルレコード
- EAN : 4988004086915, 0766489262925
- 時間 : 43 分
- レーベル : インペリアルレコード
- ASIN : B00006G8YL
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 413,955位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 31,221位ポップス (ミュージック)
- - 86,887位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
元々、メロディ・センスのある人だと思っていたが、こうして生ギター1本での引き語りで更にそれが際立っている。更には、ギターのアレンジも見事で、想像を超えてギターも旨くて味わいが深い。曲もダラダラと長くなく、簡潔にさり気ない感じがまたいい。こんな魅力的な作品を今まで知らなかったなんて・・・
曲もギターも一捻りしつつ、それが嫌味なく、心地よく響く。そして、ボーナストラックも普通に良いので、全13曲で良いんじゃないかと。
改めて才能を感じ、もっと作品を発表してほしい人の一人だと再認識した。最新作も素晴らしかったので、また次の作品も気長に待ってみたい。
お勧めだけど日本ではもう売ってない見たい。
反響さざめく路地から 陽光さんざめく谷間まで
誓いという誓いを破ってきた
二言で足りるなら 三言口にすることもなかった
だから また一から始めるなんて 今更できない(『I Can't Start Now』)
赦しの心にたどりつき 心軽く冬支度をする
暗闇から追憶が浮かんでは戯れ 陰影が立ち登る冬
今もやはり大切なこと もう捨ててもいいもの
ふたりで考えていると
雲は空に渦を巻き 風は低く唸る(『Big Ben』)(以上、拙訳)
アコギによる吟詠。
もう何回聴いたかわからない。
宅録一発録りの爪弾きの秀逸、豊潤な美声もさることながら、それ以前のアルバムではアレンジの優艶華麗にややもすると埋もれがちだった曲作の妙が、アコギ一本で一切を排するがゆえに際立つ。旋律という一本の錦糸が振り放つ、その呻吟哀切。
不惑を迎えんとする心の呻き・悔い・憾み、恋慕の惑い・煩い。火傷跡のみずばれのように腫れ上がった心奥の疼き。そして、来し方行く末の静かな受諾。エルビス・コステロの「イギリス最高の若き詩人」の絶賛通り、そういった心象の断片や残骸を、深い人生洞察にくぐらせ、あたかも水面に浮かぶ墨描であるかのように、言葉の透かし紙ですくい取る。
弾き語りの名作中の名作。
ニック・ドレイクやエリオット・スミスの作品同様、今後もっともっと知られていくべきアルバムだと思う。
Now I don`t want anyone who wants me,baby
Tuning out the darkness
Turning on the dawn
If life was like the songs,I`d surf into the waves
and in a flash of silver She`d be gone.
僕が若かった頃、ラジオは僕だけの為に歌ってくれて、
そして僕を救ってくれた
でも、僕はもう、僕を必要としてくれる誰かを求めようとは思わない
暗闇から周波数を変えて
夜明けの光へと合わせてみる
もし、この人生が歌だったなら、
僕は、彼女の消えた小波の銀色の輝きの中へ
泳いで行けるのに (アルバム・タイトル曲「Surf」より抜粋。拙訳。)
アルバム・タイトル曲であるのこのサビのフレーズに、恐らくこのアルバムの「在り方」の全てが
集約されている様に思われる。このアルバムで表現され、かつ歌われるテーマのことごとくが、
「かつてそこにあった物、もう失われてしまった物への希求と悼み」なのである。
ある意味では、この「Surf」と言うアルバムは、アズテック・カメラ時代から常に「前」だけに
向かい合い、一貫して前進のみを続ける事でそのアーティストとしてのアイデンティティを
保持して来たロディ・フレイムが、初めて「過去」に向かい合ったアルバムだと言えるかも知れない。
だが、ここでこの作品を、所謂、「熟年の域に達しつつあるアーティストの原点回帰作品」
と捉えるのはあまりにも早計であろう。
ほぼ全曲アコースティック・ギター1本の弾き語りのみで綴られる
(驚いた事に、このアルバムの中からは、ドラム・パーカッション等のリズム系の音はおろか、
ピアノ・オルガン等の最低限のメロディ楽器すら一切排除されていて、正しく、
「ギターとロディの肉声」以外には何一つ存在していないのだ)このアルバムを、
単なる「アコースティック・アルバム」と表する事に、どうしてもある種のためらいを
感じてしまうのは、きっと私だけでは無い事だろうと思う。
寧ろこれは、「肉声とギター一本だけでどれだけの表現がなし得るか」との、逆説的ではあるが
ある種アヴァンギャルドな実験的作品なのでは無いだろうか?そして彼はそれを、
今までの作品以上に最高に美しいアルバムとして結実させようとしたのでは・・・?
その為に彼は、その表現を成立させる為のモチーフとして、
「今はもう失われてしまった何かを想う時に、万人の胸に生じる痛み」を、敢えて選び取ったと
言う事なのでは無いだろうか?
もしそうであるとするならば、最早これ以上の俗人の邪推は不要であろう。古の賢人たちの言葉を
紐解くまでも無く、「失われてしまった物は何時でも美しい」のだし、それを人が歌にする時、
その言葉は常に「普遍的表現を獲得する為の限りない情熱」に支えられているのだから。
そしてその気の遠くなる程の様々な営為の果てにこそ、ブリティッシュ・フォークの輝かしい伝統は
築かれて来たのだ。
かつてネオ・アコースティック・ムーブメントの牽引者として、その余りにも甘美な音とは裏腹に、
世人をして瞠目させずには置かぬ比類無きアヴァンギャルドな存在として我々の前に姿を現した
ロディ・フレイムは、この2000年代に置いて、ブリティッシュ・フォークの現代的新形体を
提示して見せる事によって、図らずしも更なるアヴァンギャルドな表現者として我々の前に再度姿を現す
事となった。しかもかつてよりもより甘美で繊細な、精緻な硝子細工の如き言葉とメロディーで武装して。
故に、こう結論付ける事もあながち私一人の妄想とばかりも言えまい。
ロディ・フレイムのニュー・アルバム、「Surf」は、限りなく美しく、かつ現代的でアヴァンギャルドな「武装音楽祭」である。
世人の全てに告ぐ。必ず入手したまえ。青春の、そしてより良き人生の為の責務である。
その何よりの証拠に、このアルバムの楽曲群に耳を傾け、かつその詩に胸を撃ち抜かれた時に流される
貴君達の涙は、今正に、「人生において最も普遍的な何か」に限りなく近づこうとしているでは無いか。
そして、人をしてそれを「真実」とも呼ぶ。
歌、歌詞、アコースティックギターとどれをとってもスキが無い。
特に弾き語りをするミュージシャンにとっては刺激になるのではないだろうか。ただ単に曲のバックとしてコードだけを弾くのではなく、一つ一つの音が取捨選択され最終的に曲として作り上げられている印象を受ける(なかには荒い曲も有るが・・)。特に冒頭の数曲は~~弾いてみると分かるが、きちんと歌いながら弾けるし、そのテクニックにも驚かされる。しかも、聞いて見るとそれが分からない。歌と伴奏が両方とも生きている。弾き語りの理想に近い形がここにある。~
CDをスタートさせると、ほら、あなたのためにRoddyがギターをつま弾き、かき鳴らしてRoddy節を聞かせてくれますよ。バンドセットのアルバムと比べるとパンチが弱いのは否めませんが、どの曲もRoddyらしい、ポップでキャッチー(死語?)でかつ耽美です。また、録音のクオリティーもよく、ギターをつま弾く指使いまで聞こえてきそうなアルバムです。
ただしUKインディーズからの発売なので品切れとか日本盤の発売がどうなるのやら・・・。ファンの方はお早めにどうぞ。
随所に韻をふんでくる切ない彼の歌声と、それを引き立てる曲群からなるこのアルバムは、夕暮れ時や一日の終わりに聴きたくなる一枚となるでしょう。
曲作りや語感からして、この人ほんとにボブ・ディランが好きなんだなぁ、と思わせてくれます。特に初期の頃の。
他の国からのトップレビュー
If you are wondering if this CD is worth purchasing, this is his best work in my opinion. It exceeds everything he did as Aztec Camera and it is the best of his solo work, so far. The entire album focuses on his vocals and guitar. Both are very expressive. My favorite song is "High Class Music", but there is not a bad song in the bunch. This is a CD that can be played as perfect background music while working, but also if you listen the emotive vocals will have you convinced. As far as his solo work goes, I like this one the best, followed by "Western Skies" and then "North Star", but they are all pretty high level music.
I believe this to be money well spent.
First the UK (where i live) release which was such a work of beautiful , heartfelt genius that when i noticed that the US version had two more songs i just had to have it.A good friend got the first CD and he adores it also.Trust me , it's a solid gold classic for all time.......