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黒いオルフェ(ポルトガル語版) [DVD]

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フォーマット 色, ドルビー
コントリビュータ マルセル・カミュ, ブレノ・メロ, アデマール・ダ・シルヴァ, ルールデス・デ・オリヴェイラ, マルベッサ・ドーン, レア・ガルシア
言語 ポルトガル語
稼働時間 1 時間 43 分

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商品の説明

Amazonより

ギリシャ神話のオルフェウス伝説を基にしたブラジル詩人ヴィニシウス・デ・モラエスの戯曲を、マルセル・カミュ監督がリオ・デ・ジャネイロに舞台を置き換えて描いた魅惑編。リオのカーニバルを翌日に控えた日、田舎から出て来た少女ユーリディス(マルベッ・ドーン)は、市電の運転手オルフェ(ブレノ・メロ)と知り合い、カーニバルを通して深く愛し合うようになる。しかし、オルフェには将来を約束された婚約者がいた…。
カーニバルの熱気と狂騒が不思議とギリシャ神話とマッチするのだから、まさにアイデアの勝利でもあるが、濃い色彩美や音楽など優れたスタッフ・ワークに裏打ちされての賜物であることも間違いはない。アカデミー賞外国語映画賞およびカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した、映像による民族の熱い祭典とでもいうべき傑作である。(的田也寸志)

レビュー

監督・脚本: マルセル・カミュ 原作: ヴィニシウス・デ・モライス 脚本: ジャック・ビオ 撮影: ジャン・ブールゴワン 音楽: アントニオ・カルロス・ジョビン/ルイス・ボンファ 出演: ブレノ・メロ/マルベッサ・ドーン/ルールデス・デ・オリヴェイラ/レア・ガルシア/アデマール・ダ・シルヴァ
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ ポルトガル語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4933672226613
  • 監督 ‏ : ‎ マルセル・カミュ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 43 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/9/25
  • 出演 ‏ : ‎ ブレノ・メロ, マルベッサ・ドーン, ルールデス・デ・オリヴェイラ, レア・ガルシア, アデマール・ダ・シルヴァ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ ポルトガル語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ アイ・ヴィ・シー
  • ASIN ‏ : ‎ B00006GJIA
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 56個の評価

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リオの夜はこれほど暗く、リオの山々・空・海・朝はこんなに美しい
5 星
リオの夜はこれほど暗く、リオの山々・空・海・朝はこんなに美しい
溢れる生命力、ビビッドな色彩、はじけるサンバ、したたる汗と熱狂、日々の労働と生の喜び。そして深い深い闇の深さ、貧しさ、しのびよる運命の影、失意、喪失。2つの対比が驚くような瑞々しさで迫ってくる。現実の世界とあの世との境界・・・。そしてなんてすがすがしく静かな朝の訪れ、憂いあるボサノヴァ。1950年代のブラジル、リオ・デ・ジャネイロが舞台。電車の運転手でギターの名手オルフェと従妹を訪ねてこの地にやってきたユーリディウス。貧しくつつましくとものびのびと生きるこの地の人々。一方、ユーリディウスにつきまとうしに神は彼女に手を伸ばし、冥界へ連れ去ろうとする・・・。だがストーリーにこだわる映画ではない。なぜ?という問いは本作には不要。当地の死生観、これらがときにまるでそこにあるみたいに生々しく、そしてときに朧にボッサとサンバに合わせて描かれる。映画でこんなに深い漆黒の闇夜はあんまり観たことがない。黒いカーテンのような夜。これに比べていわゆる先進国の都会の夜は明るい。リオのそびえたつ断崖のような緑の山々(このてっぺんに貧しい人々は暮らす。いわゆる「先進国」と逆)の上から見る薄青い夜明け、徐々に赤みを帯びるうろこ雲、やがてすべてを照らす太陽。遙か眼下の海の青、海岸線のうねり。静かな朝がやってくる。映画でこんなに爽やかな朝をみたことがない。画面から涼しい朝の風が吹いてくる。なんだか草の香りもしてきそうだ。花は咲き、ちびっ子たちはもう眼を覚ましている。飽食ニッポンに暮らしていては誤解しやすいけど、カーニヴァルがお気楽なものとは、少し違うのだろう・・。日本にも似たような時代があったのかな。どこでも「祭り」にはやはり受け継がれてきた意味がある。日本の祭りもやっぱり祭り。祭りのあとはやっぱり寂しい。ユーリディウスを絡め捕ろうとする、死神がなんとも不気味(全身タイツのドクロみたいなのだが・・)身のこなしは軽く、これまでの死神のイメージとだいぶ違う。死神というより「運命」。逆にコワイ。運命は変えられず、何よりも強く、あきらめることを知らない。ずんずんこっちへ来る。やがて彼女は「運命」に追いつかれ、打ちひしがれたオルフェにも訪れる幕引き・・。ユーリディウスが「運命」に追いつかれたあたりから、映画は現実と夢幻、どちらともつかぬ様相を呈し始める。黄泉がえりの儀式、オルフェがさ迷う町の被現実感。神話にまで高められた普遍的な悲劇性。シュールとは違うのだけど、これがマジック・リアリズムというやつか・・。そしてラスト、悲劇は後ろに去り、希望は前に躍り出る。少年少女たちは歌い踊り、現実が、生活がまた始まる。無邪気でささやかな憧憬。彼ら彼女らは次のオルフェであり、ユーリディウスだ。「昔もオルフェはいた・・これから先もいるだろう・・でもいまのオルフェはおれだ」。オルフェの言葉である。ギターは「そのときそのときの詩神」に受け継がれていく。ギターは朝日を昇らせる。すべてはぐるぐる廻って繰り返されていくのか。生も死も、熱狂も静寂も。毎日、陽は昇り陽は沈む。夜がきて朝がくる。どの時代にも恋する男がいて、恋する女がいて、歌は歌われ、人は去り人は生まれる。オルフェはあなたであり、ユーリディウスはあなただ。つまり2人は誰ででもある。ボサノヴァが印象的に使われていてため息つく。アントニオ・カルロス・ジョビンとルイス・ボンファ。A Felicidade「ア・フェリシダーヂ」。これが本作の多くを物語っている。またManh' de Carnaval 「カーニヴァルの朝」も素晴らしい。デクスター・ゴードンがGetting’ Around1曲目でやってた(邦版では『黒いオルフェ』となっているけど)。ボッサに留まらない天才だ。ミュージシャンのカエターノ・ヴェローゾ(本作のリメイク『オルフェ』の作曲担当)が「『黒いオルフェ』は、単純な悲恋物語に終始して、ヴィニシウス原作にあったブラジルやファヴェーラの本質を描いていない、したがってブラジル人はまったく評価していない」といっているらしいが、原作をどう換骨奪胎するかは映画それ自体にまかされるべき。ファヴェーラとはブラジルのスラム、貧しき人々が暮らすとおぼしき地域。これぞブラジル!とか日本人が憧れるような世界ではないのかもしれない。とはいえ映画は映画として屹立しているかのほうが大事ではないのかなと思う。本作の新鮮さ・鮮烈さの前では重くきこえない。凝縮された悲劇なのだが本作からは安っぽいセンチメンタルさは感じられない。ノスタルジック(懐古的)か、というとそうでもない。過ぎ去った幸福、帰らない人・・。ちいさなため息。ブルーとも違う。古さを感じさせず、直感的によく解る、不思議で力強く忘れがたい映画。Orfeu Negro(Black Orpheus)1959 FR, ITA,BRA
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